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2011.11.21(月) 10:11 晩秋深まる南会津史跡旅

  • 福島県内

会津西街道探訪
「しもごう道の駅」「塔のへつり」「大内宿」

 東北道白河ICから、甲子トンネルを抜けて晩秋深まる南会津地方に向かう。峠を下り始めて間もなく、国道289号線沿いに道の駅「しもごう」があった。マップ所在地は、福島県南会津郡下郷町大字南倉沢字木賊844-188。北西からの時雨がほとばしり、墨絵のような情景の中に新雪の那須連山が見えた。
道の駅「しもごう」は、新たに開通した甲子大トンネルにより、東北道から南会津地方への新たな玄関口として人気が高まってきた。会津西海道沿線には、素晴らしい景観の「塔のへつり」。昔ながらの湯野上温泉郷。江戸時代宿場町を偲ぶ大内宿。そして会津の奥座敷「芦ノ牧温泉郷」がある。まさに南会津地方は、福島県を代表する観光史跡が数多く点在する旅する里でもあった。

しもごう道の駅
しもごう道の駅

しもごう道の駅

会津の手造り産品

「しもごう」道の駅からの展望は、南会津の雄大な山並みをパノラマで眺望でき、手つかずの自然が織りなす四季の抒情詩が旅人の心を癒してくれる。麓の地元猿楽台地で生産された良質なそば粉。地元ならではの手打そばや、会津地鶏丼などが楽しめる。木工工芸品等の地元特産物も、たくさん展示販売されています。
●しもごう道の駅:TEL:0241-67-3802
●営業時間:12月 ~ 3月/8:00~17:00

<塔のへつり>
国の天然記念物である「塔のへつり」は、100万年以上もの年月をかけて、浸食と風化現象によって怪岩が塔のように造形され、見事なまでの景観美が現れた。春には、白岩に萌える新緑。初夏の涼風が揺らすフジの花房。秋には、競い合う樹木の紅葉。冬ならではの、神仏合掌モノトーンの世界となる。
へつり一番の観賞スポットは、へつりガーデンである。ここには、美味しい直産物がたくさんあるのだ。中でも、試食品コーナーのメニューは凄い!フキ。ワラビゼンマイ。豆類。その他いろいろある。因みに、味は最高なのです。囲炉裏端には、大川産天然のアユの塩焼き。炭火焼一本600円だが、お酒の肴には、是非お勧めする逸品です。
二階には、お食事処があり手打ちそばも食べられます。
●へつりガーデン
TEL:0241-67-4071
〒969-5204 福島県南会津郡下郷町塔のへつり


晩秋深まる塔のへつり
晩秋深まる塔のへつり
へつりガーデン産直売コーナー
へつりガーデン産直売コーナー

<大内宿>
山間に佇む藁葺屋根の集落。一瞬目のあたりにしたとき、時代錯覚に陥るほど驚く事になる。大内宿は、その距離約500m。会津西街道を挟み、両側に50件程のかやぶき屋根の民家が並び、江戸時代の宿場町の様子を今に伝えている。昭和56年に、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、現在、年間約100万人以上の観光客が訪れる県内有数の観光地となっている。
藩政時代の厳格な町割りによって、一軒あたりの屋敷面積は95坪(171平方m)、建坪40坪(約72平方m)。家屋は街道に沿って3尺(約90cm)の緑を付けその前に「オモテ」と呼ばれる3間幅(約5.4m)の広場を設置したことで整然とした町並となっている。

歴史考証:大内宿は、会津城下と下野の国(日光今市)を結ぶ32里の区間の中で会津から2番目の宿駅として1640年ごろに整備された宿場町。   南山通り。下野街道。日光街道。会津西街道とも呼ばれ、会津藩主が18回にも及ぶ江戸参勤と江戸廻米の輸送など。そして、友好関係にあった米沢藩。新発田藩なども頻繁に利用した重要路線だった。
また、天正18年(1590年)伊達政宗の小田原参陣、同年の豊臣秀吉の奥羽仕置きに当宿場を通行した記録がある。村の鎮守様は、高倉大明神。

江戸時代の光景
江戸時代の光景
地元のお酒直売
地元のお酒直売

●大内宿観光協会 http://ouchi-juku.com/
●下郷観光協会 http://www.town.shimogo.fukushima.jp/
●会津芦ノ牧温泉観光協会 http://www.aizu-ashinomaki.jp/
●湯野上温泉旅館組合 http://www.yunokami.jp/  

【記者: 渡辺 良雄