10月に入り、すっかり寒くなりましたね。
飯坂の足湯もぬるく感じられる今日この頃です。
約１週間、子ども達を中心に飯坂が１番活気づくといわれる、けんか祭りを密着しました。
観光ブログで終わったことのご報告はいかがなものかと思いますが、子ども達がキラキラ☆本当に眩しい姿を見せてくれたので、ちょっと報告記事を書いちゃいます(*^_^*)
ちなみに、飯坂ガールは密着取材のため「きゃー！こんないい場所で宮入り見れるなんて(>_<)幸せ♪」というポジションで撮影出来て、「けんか祭りおもしろい！！飯坂住民が熱くなる気持ちわかるよ！！！」と大興奮でした！！
が、
１番感動したのは、各町の祭典事務所で行われる『出陣式』です。
密着のため、全町は取材できないので、２日目は“立綱(たちつな)”に法被までお貸頂き、参加させていただきました！
（ありがとうございます、定雄さん＆茂さん）
もう感動の一言です(T_T)
宮入りも良いけど、出陣式をもっともっとピックアップしてもいいんじゃない！！！と思いました。
わたしマジで泣きそうでした（本当はビデオカメラちゃんと撮らないとなのに、泣いてしまいそうでしたよ）
歴史とか大っ嫌いなので、伝統とかあんまりというかほとんど興味のなかったわたし。でも、人から人へ受継がれていく伝統って本当に素晴らしすぎると思いました。
こういうのを再確認できるのもお祭りの魅力の一つですね☆
※ただ、こんなに熱く語ってるのに出陣式の画像は現在、動画処理中のため載せられません･･･ごめんなさい）
宮入りは確かに迫力満点だし、観光的にも人が集まる要素なんですが、他にも見所がたくさんなんです、飯坂けんか祭りは！！
まず１日目の移渡式の子ども達の巫女の舞（名前正しいかわかりません･･･）や太鼓は本当に圧巻です！！
普段は旧堀切邸や温カフェでモンハン（モンスターハンター）で盛り上っているイメージしかない子ども達もキリっと決まっていて一切乱れない太鼓は、本当に“尊敬”の一言。
三十路になり涙腺が弱くなったせいで、本当にウルウルきちゃいました(>_<)
基本的にけんか祭りは『太鼓の音が途切れたらダメ』なので、太鼓担当の大人も子供も本当に頑張ります！
２日目の町廻りが終わっても神社が発表した休憩までは太鼓は鳴らし続けなければいけないんです！！
だから、大人が昼食食べてる間も子ども達は太鼓を頑張るんですよ！！すごいでしょ？！
宮入りの際も、“勝ち負けはない。神様が帰るのが寂しいから境内でぶつかり合って神様が戻るのを阻止する。その様子を「けんか」と言っているだけ”ということになってますが、飯坂氏子には暗黙の了解で“太鼓がとまったら負け”なんです！
そのくらい太鼓はけんか祭りにとって大事なんです！！
だから、宮入りの時の屋台の中にいる太鼓の人はすごいですよ！！屋台が押されてもよじ登って太鼓を叩き続けるんです！！
本当にすごい！！
今年は上町の屋台がもうダメかな？と思ったんですが、鳴らし続けていて拍手が起こっていました（それをものすごくベストポジションで見た飯坂ガールです。見とれすぎて画像なしなんて誰にも言えない･･･）
エジプトで有名な吉村作治先生も宮入りに見とれてました（＾ｖ＾）
※もちろん、宮入りの際の太鼓担当は大人ですよ！
例年はこの３日間で活気づく飯坂温泉という表現ですが、今年は『復活・飯坂温泉』という感じです（＾◇＾）
けんか祭り追っかけ隊をさせていただいたことで、たくさんの方にけんか祭りや飯坂のことをお伺い出来ました！！
ちょっと飯坂に詳しくなった気でいたわたしですが、まだまだ知らないことがたくさんあると再認識もできました。
同僚のＫ君と取材中「これってなんだろうね？」と話していると、たくさんの方が「これはねー」って教えてくれる雰囲気もけんか祭りパワーですよね♪
なにより、昨年に比べて外で見る機会が減ってしまった子ども達が本当に笑顔で☆★☆
それが、なにより感激したし嬉しかったです！！！
わたしは法被を着ていたせいもあり「もうすっかり飯坂人だね」などと言っていただき、調子乗っていたら転んでしまいました(+o+)
たくさんの人とお話しでき、飯坂に前より詳しくなれたけんか祭りが終わってしまい、なんだかとってもとっても寂しい(T_T)
（みんなは来年もあるけど、わたしは今年は特別だったのでね。慣れていないし切り替えもできないのダメ子ちゃんなのです）
でも、これだけは言いたい！！！
飯坂けんか祭り最高！！！
※あっ、取材の際に聞いた昔のけんか祭り（相手の屋台をボロボロにして太鼓まで壊してくるという）に興味津津！！
ぜひ復活して欲しいなぁ、茂さん！！よろしくです！！