
当館から徒歩3分ほどのところにある天恩皇徳寺。
ここには、新選組隊士で元津軽藩士の菊地央(たのむ)と戦死人供養(東軍)の碑が建っています。
この菊地央は、薩摩藩兵として白河口に参戦していた武川直枝を討つ命を受けていた人物と言われています。
武川直枝・・・。そう!この人こそが、伊藤甲子太郎らとともに新選組を離脱して御陵衛士となり、その後薩摩藩の部隊に所属。後に流山で投降した大久保大和と名乗る人物が、新選組局長・近藤勇
であるということを、面通しによって見破ったとされる人物です。
近藤局長の仇討ちを命じられたと言われる菊地央も、慶応4年閏4月25日の戦いで、22歳という若さで命を落としています。
当館にお越しのさいには、皇徳寺まで足をのばして、新撰組隊士・菊池央のお墓参りをしてみてはいかがですか?
◆天恩皇徳寺(臨済宗妙心寺派)
白河市大工町83
このお寺には、会津磐梯山の唄でも名高い小原庄助の墓があります