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磐梯朝日国立公園・磐梯高原(裏磐梯)と五色沼 (北塩原村)
【説明】
福島・新潟・山形の3県にまたがり、北海道の大雪山に次いで全国第2の面積規模をもつ国立公園です。福島県側には、見所の中心である磐梯山・吾妻連峰・安達太良連峰・飯豊連峰の一部などの山々と猪苗代湖があります。磐梯・吾妻地区には磐梯吾妻スカイライン・磐梯吾妻レークライン・磐梯山ゴールドライン・西吾妻スカイバレー・母成グリーンラインの観光道路が整備され、名実ともにふくしまをリードする観光圏をかたちづくっています。大きな特徴は、ダイナミックな火山地帯とそこに生きる動植物の生態がつくりだす、変化に富んだ自然景観の広がりです。とりわけ、激しい火山作用や厳しい山岳の環境条件のもと力強く生育する高山植物の数々は、訪れる人々の目と心を清らかな喜びで満たしてくれます。天然記念物であり、県の花にも指定されているネモトシャクナゲ(ヤエハクサンシャクナゲ)は、吾妻連峰、安達太良連峰に自生するもので、2重3重の花弁が特徴です。 1888年7月15日朝、磐梯山は世界の火山爆発史にも稀な、ウルトラボカニアンと呼ばれる大爆発を起こしました。そして、「山の高さが一気に608m低くなった」といわれる膨大な量(約14億5000万立方メートル)の岩石が、熱灰や泥流となってふもとの5つの村を襲い、今も湖底や泥岩の下に眠ったままとなっている477人の命を瞬時に奪ったのです。爆発以来100年を経てなお激しく凶暴な傷口を見せている噴火口は、当時の大惨事を生々しく語りつづけています。人々の暮らしを飲み込んだ岩石泥土は同時に吾妻連峰から流れ出る渓流をせき止め、自然の景観をも一変させました。桧原湖・小野川湖・秋元湖をはじめ、大小300余にのぼる湖沼群がこうして生まれ、今日の磐梯高原がつくりだされたのです。中でも五色沼と総称される11ほどの湖沼群の水面は、翠(みどり)・青・緑赤・青白などの神秘的な色彩をたたえ、訪れる人々を魅了します。荒々しい噴火口とこれら魅惑の湖沼群との絶妙な対比が磐梯高原の最大の魅力で、福島県では探勝路などを整備して自然観察の便をはかっています。高原一帯は夏も涼しくキャンプや避暑に絶好であるほか、秋は紅葉、冬はスキーやワカサギ釣り(桧原湖)など、一年を通して楽しむ事のできる観光ポイントです。
【ご案内】
指定:国立公園
所在地:北塩原村・猪苗代町
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