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2018.02.23(金) 09:48宮崎県立都農高等学校が修学旅行でいわき市で震災学習や防災学習を行いました。

薄磯海岸

薄磯海岸の新設駐車場

インタビューした大山君と金次さん

震災語り部の大谷さん夫妻

[日程]
平成29年12月19日から平成29年12月22日の3泊4日

[学校名・人数]
宮崎県立都農高等学校・2年生56名

[来県市町村]
いわき市

[本県を訪れた目的]
 南海トラフ震災が危惧される中、同校では防災教育に力を入れているため、昨年度より修学旅行にいわき市での震災学習を取り入れることで、震災の事実を肌で感じてほしいという思いで実施した。

[取材内容]取材日:平成29年12月20日
 当県に来県する九州からの修学旅行は、震災学習を取り入れる学校が増加。同校ではいわき語り部の会に所属する大谷さん夫妻から、津波被害が大きかった塩屋埼灯台周辺被災地の復興過程の説明や当時の体験談など、忘れてはならない震災の教訓を学んでいた。

[学生のコメント①]
「福島の震災はあまり知らなかったが、実際の場所で語り部の話をきいて津波の怖さを実感した。事前学習で震災当時の映像を見てきたが、実際に来てみて街は綺麗に復興しているように見えたが、海岸と防潮堤を挟んで土地がとても高くなっていることに驚いた。震災の映像で見た街とは、全く違っていた。しかし、津波対策で数年の間に高台にしてしまうのは、凄い復興工事だと思った。新しく防災に強いまちづくりが着々とすすんでおり、今日学んだことを建設業を営む両親とも話したいと思う。」
(2年生 大山 芳輝 君)

[学生のコメント②]
「今日の海を見るととても穏やかなのに、震災の時は、この場所が変わってしまうほどの大きな津波が来て、街が一瞬にして海に呑まれてしまったということを聞き、驚きと共にとても悲しくなってしまった。福島は遠いので、あまり詳しく知らなかったけれど、人がやさしく、あんな大変な震災があったのに復興に向けてみんな頑張っていると思った。語り部の方が「震災では思いもよらない出来事が起き、どうしていいかわからない場面にぶつかり、咄嗟の判断で命拾いした。」ことをお聞きし、常日頃から自分の命を守るために正しく判断をするための意識を持って、日々の生活の中でも考えていきたい。」
(2年生 金次 杏樹 さん)

[先生のコメント]
「本校が海沿いの町にあり、環境の似ているいわき市での語り部ガイドをお願いした。震災から6年経っているものの爪痕は至る所に残っており、衝撃を受けた。語り部の方の言葉はとても力強く、生徒たちも食い入るように話を聞いていた。自分の命を自分で守ること、日頃からどう動くかを考えておく危機管理意識が大切だということ。生徒たちは語り部の方の生の声を聞き、このことを教訓として学んだと思う。遠い地で起きたこと…という他人事にするのではなく、自分にも起こりうることだという意識を持って、今日の体験を次の誰かに伝えていきたい。」
(菅原 美奈子 先生)

◎いわき語り部の会(いわき復興支援・観光案内所)
http://iwaki-revival.com/index.html

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