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2019.07.04(木) 09:30 取材記事(教育旅行)宮崎県の延岡市立南中学校が修学旅行で来県!

延岡市PR隊の生徒

いわき市民へPR

東日本大震災展の避難所生活を学ぶ

アクアマリンふくしまを見学

[学校名・学年・人数]
延岡市立南中学校 2学年 146名、教員 8名

[日程]
  全体:令和元年6月26日(水)~28日(金)2泊3日
  うち福島県滞在:6月26日(水)~27日(木)1泊2日

[来県市町村]
いわき市

[取材内容]
取材日:令和元年6月26日(水)
場所:いわき・ら・ら・ミュウ、イオンモールいわき小名浜、アクアマリンふくしま

 福島県いわき市と兄弟都市である宮崎県延岡市から、延岡市立南中学校が来県しました。
 平成9年に兄弟都市を締結して以来、小学校高学年の希望者20名程が毎年交互に訪問し交流を続けてきましたが、中学校の修学旅行という形での来県は初めてとのことです。
 羽田空港からいわき・ら・ら・ミュウへ到着した同校は昼食後、同施設内2階の「いわきの東日本大震災展」を見学しました。震災当時の津波映像や、避難所での生活を紹介したコーナーでは、足を止めてじっくりと見学する様子が見られました。
 イオンモールいわき小名浜では、自ら希望した延岡市PR隊40名の生徒が前後半に分かれ、買い物客へクイズ形式のアンケートを行い、自分たちの街をPRしました。アンケートの内容、PRチラシ、お礼に渡した延岡市の絵葉書などは全て、生徒たち自ら作成し、準備をしました。最初はモール内を行き交う大人たちに、話しかけるのも緊張していた生徒たちでしたが、次第に会話が弾み、笑顔がこぼれ、終わる頃には「あと1時間でも続けられそう」と言う生徒もいました。
 アクアマリンふくしまでは、地元宮崎県では見たことが無い生物を見学し、夢中で写真を撮る姿が見られました。

[生徒のコメント①]
「いわき市のいろんな方々とお話できて良かった。兄弟都市であることを知っている人もいたが、由来を知っている人はおらず、興味を持って話を聞いてくれて嬉しかった。常に笑顔を心掛けて楽しく会話ができた。絵葉書は延岡市のことがちゃんと伝わるように表も裏も心を込めて綺麗に書いた。東日本大震災展では、避難所の様子がそのまま展示されていたので、災害時にどういう生活をしていたのか知る事が出来て、とても勉強になった。アクアマリンふくしまでは魚の歴史を知る事が出来た。是非、たくさんの人に延岡市に来てほしい。」
(井上 和也さん)

 [生徒のコメント②]
「一般の大人の人と話す機会が無いので、話し方などが勉強できてとても良い経験になった。延岡市を知らない人もいたので、知ってもらう事が出来て嬉しかった。いわき市の人は優しい人ばかりで、話しかけても断られることがほとんどなかった。絵葉書は延岡市の事を出来るだけ詳しく、見た人に延岡市に居るような気持ちになってもらえるように書いた。東日本大震災展では、家も家族も無くしてしまった中、避難所の段ボールだけで区切られた空間は精神的にとても辛いと感じ、災害に備えることが大事だと思った。アクアマリンふくしまでは、見たことが無い生物がたくさんいたので楽しかった。延岡市の魅力を知ってもらい、九州に来たら是非延岡市に寄ってほしい。」
(上杉 宥太さん)

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