郡山市開成館
こおりやましかいせいかん
安積開拓発祥の地-安積開拓・安積疏水の歴史を伝える資料館
郡山市の近代史を語る上でもっとも重要な安積開拓と安積疏水開さくの歴史について、解説パネルや資料などの展示を通してご紹介しています。敷地内では、安積開拓ゆかりの施設が展示公開されています。 ■開成館 明治7年(1874)に区会所(郡役所の前身)として建築され、安積開拓の核となる「福島県開拓掛」が置かれました。地元の大工たちにより西洋風に似せて造られた“擬洋風建築”です。明治9年(1876)と明治14年(1881)の明治天皇東北巡幸の際には、行在所(宿泊所)、昼食会場として使用されました。現在3階では行在所の様子が再現されています。 ■安積開拓官舎―旧立岩一郎邸 開成館と同時期に建てられた「福島県開拓掛」職員用官舎3棟のうちの1棟です。明治12年(1879)に行われた安積疏水着工式に出席した伊藤博文内務卿と松方正義勧農局長がこちらに宿泊したと伝えられています。 ■安積開拓入植者住宅―旧小山家 明治15年(1882)に愛媛松山から牛庭原(現在の安積町牛庭地区)に移住した「愛媛松山開墾」15戸の中の1戸で、当時の開拓者の代表的な住宅の形を残しています。 ■安積開拓入植者住宅―旧坪内家 明治14年(1881)に鳥取から広谷原(現在の郡山市喜久田町)に移住した「鳥取開墾社」の副頭取であった坪内元興の住宅です。明治政府が入植者の住宅用に補助金を交付して建築させた5つのランクの規格住宅の中で、最上級である一号家の雛形を元に建てられました。
公式サイト |
郡山市開成館 https://www.bunka-manabi.or.jp/kaiseikan/ |
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住所 | 開成3-3-7 |
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電話番号 | 024-923-2157 |
FAX番号 | 024-923-2157 |
メールアドレス | kaiseikan@bunka-manabi.or.jp |
問い合わせ先 | 郡山市開成館 |
営業時間 | 10:00~17:00(16:30までに入館) |
定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の時は翌日) 年末年始(12/28~1/4) |
アクセス | ●バス利用の場合 ・郡山駅西口バス乗り場から 麓山経由(大槻・休石行)乗車→「開成館」下車→徒歩約3分 ●車利用の場合 ・東北自動車道 郡山インターから約20分 |
駐車場 | 普通車12台 |
料金 | 個人・一般 200円 個人・高校、大学生等 100円 団体・一般 150円 団体・高校、大学生等 70円 中学生以下、65歳以上、障がい者手帳交付者 無料 (団体は20名以上) |
所要時間 | 約60分 |