日本百名山の一つに数えられる「安達太良山」。その山頂近くには直径1.2kmもの巨大なクレーター「沼ノ平火口」があります。地球の鼓動を感じる、ここにしかない活火山を舞台にした山の旅。陸そして空から、2つの火山旅プログラムをご用意しています。
あの富士山よりも大きな噴火による爆裂口が、安達太良連峰の中央部に口を広げています。そのクレーターの名は「沼ノ平」。かつては、その火口の中に硫黄採掘場があり、そこで働く人やその家族が山の中に暮らしていました。そこには街ができ、温泉地として旅館もあったと言われています。それが現在の「中ノ沢沼尻・温泉」のルーツ。今でも源泉はそこにあり、大量の湯が湧き出ています。この火山旅のクライマックス、「沼ノ平」を見た多くの人が口にする「まるで別の惑星に来たかのよう」。あなたもその異空間に足を踏み入れ、古から続く先人の暮らしを追体験してみましょう。下山途中には、温泉が流れる川に少し立ち寄り、天然の足湯も体験。活きた地球のエネルギーを五感を通じて感じ取ることができる、この場所にしかないボルケーノトレッキングに、さあ出かけましょう。
安達太良連峰「鉄⼭」の直下にある⾕には、1200年以上前から知られている温泉地があります。幾多の災いを乗り越え、その場所から8km離れた地に、現在でも温泉街として存続しているのが「岳温泉」。平安の世から絶えることない源泉を何世代もの⼈の⼿で温泉の湯を守り続けてきました。ボルケーノフライトでは、その⻑い歴史と引湯の変遷にまつわる解説を聞き、ヘリコプターに乗って源泉地帯を訪ねます。そしてクライマックスは、その源泉の奥に広がる爆裂⽕⼝「沼ノ平」。多くの⼈が「まるで別の惑星に来たかのよう」と⼝にする、⼤きなクレーターが⼝を広げて待っています。⽕⼭の恵みでもある温泉エネルギーを、視覚を通して感じる⼗数分の空中散歩。着陸後には岳温泉の源泉掛け流し⾵呂に浸かって、肌からもこの⼤地のパワーを吸収し、安達太良⾼原で過ごすひとときを満喫しましょう。