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お知らせ

もくもく自然塾の裏磐梯日記『裏磐梯で鳥にあい隊シリーズ、ひとまず無事終了』

ブナの森にて、コルリのさえずりに耳を澄ませる
ブナの森にて、コルリのさえずりに耳を澄ませる

今季初登場のどっぷりバードウォッチング企画『裏磐梯で鳥にあい隊シリーズ』が、4月28日よりスタートしまして、6月3日に無事最終回を実施することが出来ました。

日常的に野鳥のことは大好きなんですが、企画実施にあたっては、そりゃもう気合い入りまくり?!
野鳥の動向が気になりっぱなし、寝ても覚めても野鳥のことばかり、そんな2ヶ月間でした。

初めての企画ゆえに「どなたかご参加いただけるのかしら?」という心配ももれなくありましたが、ありがたいことに初回から実施させていただけました。
参加者の皆さんと一緒にやってみて初めて、わかること、見えてくることがたくさんありました。
次に向けての糧としていきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、本当に有り難うございましたm(vv)m。

さて、遅まきながら最終回(6月3日開催)のご報告です。

『トレッキング&バードウォッチング(2回目)』は、結果31種類(声のみも含む)との出逢いがありました。
かなり優秀な成績です。

参加いただいたのは、山歩き大好きなUさん。
自然の中を歩く時だけではなく普段の生活の中にも、野鳥たちとの出逢いを楽しみにされているご様子です。
「私でも森の小鳥を双眼鏡で見られるかしら」とちょっぴり心配されていましたが、葉っぱひとつ、枝ひとつで隠れてしまう小さな鳥の動きにも、敏感な“目”を持ってらっしゃいました。
私が気づかなかった鳥の動きを的確にキャッチされることしばしば。スバラシイ!

「タララララララッ」と森中に響いていたアカゲラのドラミング(木の幹を叩くリズミカルな)の音色。
2羽が仲むつまじく戯れるように巣作りをしながら動き回っていたコサメビタキ。
強い風に吹かれながらも湿原で縄張り争いしているホオアカの姿。
沼畔のヨシの茂みに隠れたつもりになっていたカルガモのペア。
今回はもう逢えないかも、と諦めたところに、ゆっくりと姿を拝ませてくれたオオルリ。
・・・今回も、心躍る楽しい出逢いがたくさんありました。
ひとつひとつのエピソードが「また逢いたい」と思わせる原動力になっているんだなぁ。

Uさん、これからも野鳥との素敵な出逢いがたくさんありますよう、お祈りしています。
森や湿原の小さな花との出逢いも楽しかったですね。
7時間余り、お疲れ様でした、ありがとうございました!!

草原の野鳥が暮らす雄国沼湿原
草原の野鳥が暮らす雄国沼湿原

さて。
『裏磐梯で鳥にあい隊』は、今季はひとまず終了ということなんですが、バードウォッチングが出来ないわけじゃありません。
「いつでも・どこでも・だれでも」出来るのが野鳥観察の良いところなのですが、これからの時期はちょっと分が悪いのです。
例えば
1.セミが大合唱を始める時間が早くなり、日中も鳴く時間が増える=鳥の声が聞き取りにくくなる
2.蚊やブヨ、スズメバチなど人間にとっての不快昆虫も活発になり、立ち止まって待つ時間が辛くなる
3.子育てが佳境になるにつれ、野鳥たちのさえずりも控えめになる=鳥の姿を探しづらくなる
という具合。
ちっと視点を変えてみると、
4.ガイドの技量がそれをカバーできない証拠??
とも言えるのかなー・・・。
もちょっと工夫はできそうなんですが、まだ企画までには至っていないのですよね。

ということで、これからも修行を重ねていき模索してみたいと思います。まて次企画!?(トリキチちほ)



関連プログラム

裏磐梯で鳥に会い隊 はじめてのバードウォッチング
http://moku2-outdoor.com/nature-watching.html#bird-hajimete

裏磐梯で鳥に会い隊 早起きバードウォッチング
http://moku2-outdoor.com/nature-watching.html#bird-hayaoki

裏磐梯で鳥に会い隊 トレッキング&バードウォッチング
http://moku2-outdoor.com/nature-watching.html#bird-trekking

やっと逢えました!オオルリです
やっと逢えました!オオルリです
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