9月になって一週間。
今年は、まだ日中の日差しが強いのですけれど。
日暮れは早くなり、朝晩の冷え込みがぐっときて・・・夜は窓を閉めて長袖じゃないと、いや上着も羽織るか・・・というくらいになってきました。
季節はちゃんと移ろっていますね。
さて、夏休み期間中はお休みしていた「ネイチャーガイドと裏磐梯高原散歩し隊」がリスタートしました。
その午前コース、9月は小野川不動滝探勝路です。
現在、探勝路の整備工事の真っ最中なので、平日は工事車両が移動したり働いたりしていて、騒がしく落ち着かない面も確かにあります。
でも、実際に歩いてみると、森の中はとっても静か。さらに不動滝の前に来れば、勢いよく落下する水音にすべてがかき消され、不思議な静けさに包まれます。
そんな不動滝へ、3日はKさんと、6日はYさんご夫妻と訪ねてきました。
3日は好天に恵まれて、ちょうど滝と対面したとき、滝に陽光が差して、水の落下地点近くに虹が出現してくれました。虹って、大人になっても嬉しいものですね。ラッキー!
6日は、途中から小雨が降り始めて、ずっと降られてしまったのですが、あまり濡れずにすみました。雨が細かかったこともありますが、ほぼずっと木蔭を歩けたので、木々の葉っぱが雨を受け止めているんだなぁ、と実感できました。ラッキー!
探勝路の途中では、小さな草花たちの子孫繁栄のために頑張ってる?姿に出会えました。ヌスビトハギ、キンミズヒキの“くっつきむし”にツリフネソウの“はじけるタネ”などなど、彼(彼女)らが備えている仕組みは、何度見ても、感心するやら感動するやら。さらにその仕組みから、人間が使う道具に活かそうと努力されたヒトとモノが存在するとわかると「ワンダホー!」と叫ぶこと間違いなし?!
実りが気になるこの時期ならではのワンダーを探して歩いてみると、楽しさも増しますよ♪
※探勝路は、砂利で歩きづらいところもあります。滝の近くは従来通り相変わらずの岩場です。トレッキングシューズなど、靴底のしっかりした安定感のある履物がベストです。
■ネイチャーガイドと裏磐梯高原散歩し隊
http://moku2-outdoor.com/trekking.html#sannpo