
<晩秋の温泉旅>
■宮城県からのお客様を案内して、秋色が濃くなった信夫の里の一軒宿。
信夫温泉に行ってきました。このお宿は、高湯温泉。磐梯吾妻スカイラインに行く途中にあり、高湯街道登り口付近となる。
このお宿の一番の風情は、今では珍しい長い吊橋なのだ。其れも、昔のままの板敷き廊下である。

今回のお目当ては、女将さんが手打ちする本格十割傍だ。もちろん、新蕎麦ですからね!蕎麦には天麩羅がつき物(私の好物)だが、ここの天麩羅は各が違います。なんてったって、日本料理の板長自らが揚げるのです。私も蕎麦打ち職人なれど、実に旨かったです!
それにしても驚きは、ふろんと前の水槽にはトラフグが泳いでました!
淡水フグ?とは、何でしょうか。そうなんです!のんびり温泉系列のトラフグ養殖場で飼育されていたのです。もちろん、トラフグ料理も人気です。


温泉旅館には、無くてならない露天風呂。
それがまた渓流沿いにあり、上流不動滝から流れてくる渓谷で、目の前には大きな滝まである。温泉泉質は、クセの無い硫黄泉。無色透明に近いが、薄く白濁している。泉質を肌で感じてみると、サラサラとしてツルツル感がある。アルカリ成分がPH8.6。何よりも、温まった体をいい気持ちにしてくれるのは、人工音が何一つ聞こえない一軒宿の彩でした。
お土産コーナーには、オリジナルなお酒を発見!味見した方のご感想が聞きたいな。
信夫温泉のんびり館の詳細は:http://www.f-resort.jp/shinobu/
■信夫温泉のんびり館:福島市桜本高湯街道沿い。TEL:024-591-1212


●帰りには、国見町R4号線沿いに或る武田果実店で、美味しいリンゴを購入しました。何と言っても、奥様のご愛嬌が人気だね!
場所:福島県伊達郡国見町大字大木戸 字六角63
電話番号: 024-585-4010