●自然豊かな、私たちのふるさと福島県。東日本大震災と原発事故が、重なり、今なお多くの人々が苦しんでいます。
今回の展示では、震災と原発事故後も福島に生きる代表的な野生動植物を展示するとともに、かけがえのない福島の自然を守るために活動する研究者、団体、施設もご紹介いたします。ふるさとに力強く生きる生き物たち、そしてその自然を調査し、守り、未来につなげるために頑張る人々の様子をご覧いただき、福島の未来と希望を感じとってください。
●美しい自然景観に恵まれ、多くの生き物たちが生きる、私たちのふるさと福島県。しかし、２０１１年３月１１日以降、東日本大震災と原子力発電所の事故により、自然環境も生物も人も、数多くの困難を背負ってしまいました。多くの人々が将来の見通しが立たず、時には絶望的にもなりました。そんな時、ふるさとの生き物たちは、あの津波の後も生き残り、野山の花も開花し、鳥たちはさえずりました。その姿は、震災後に生き残った私たちに、「生きろ」とメッセージを送っているようでした。
福島県には、震災・原発事故後も、多くの生き物が生活し、その福島の自然を守るために一生懸命に生きる人々がいます。福島県の誇れる財産を未来につなげるために、私たちは一歩一歩、前に歩いていきましょう。
（文・稲葉 修）
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〇会場名：南相馬市博物館
〇開催日：平成２５年４月２７日（土）～６月１６日（日）
〇開館時間：午前９時～午後４時４５分（最終入館は午後４時まで）
〇休館日：毎週月曜日 ※月曜日が祝・休日の場合は開館、その翌平日が休館日となります。
〇会場アクセス：福島駅から車で約１時間３０分 仙台駅から車で約２時間原ノ町駅よりタクシーで１０分
〇駐車場：無料駐車場有 １３０台
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〇料金について
一般・大学生 ３００（２５０）円 高校生２００（１５０）円 小中学生１００（８０）円 （ ）は２０名以上団体割引
南相馬市内（飯舘村を含む）に居住・通学する小中高生は無料です。
障害者の方は無料です（手帳の掲示が必要です）
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〇平成２５年度の特別展示
今年度、当館では特別展を４回開催します。南相馬市をさまざまな視点からみた展示会です。展示にあわせた講演会や講座・体験学習など、各種イベントも開催予定です。
博物館をつうじて、ふるさと南相馬の新たな“たからもの”を発見してみてください。
●平成２５年
○４月２７日（土）～６月１６日（日）
特別展「福島に生きる 福島県の野生生物とナチュラリストたち」
○７月６日（土）～８月１８日（日）
特別展「野馬追の今と昔」
○９月１４日（土）～１１月２４日（日）
特別展「鹿島の宝物（たからもの）」（仮）
●平成２６年
○１月１８日（土）～３月２１日（金／祝）
特別展「なつかしい原町」（仮）
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〇南相馬市博物館
〒９７５－００５１ 福島県南相馬市原町区牛来字出口１９４番地
℡０２４４－２３－６４２１ FAX０２４４－２４－６９３３
http://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/24,html