しばらく山出張が多く、すっかり書くのを忘れていました。
6月28日(金)~29日(土)に、二百名山「えぶり差岳」(※「えぶり」は木へんに八)をガイドしてきました。
えぶり差岳(1636m)は、飯豊連峰北部の山。
奥胎内(新潟県)から足の松尾根を登り、大石山~鉾立峰を経由して登頂するのがおそらく一般的だと思いますが・・・。
今回は、丸森尾根(山形県)から地神北峰~頼母木山~大石山~鉾立峰を経由する、無駄に(笑)しんどいルート。
さらに、頼母木小屋近くの水場から水を背負う必要があり、足りない分はえぶり差小屋近くの雪渓の雪を融かすことに。
しかしながら、その苦労が報われるのはやはり主稜線歩き。
この時期、さまざまな高山植物が迎えてくれます。
ハクサンイチゲ、ハクサンチドリ、チングルマ、キバナノコマノツメ、イワカガミ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ハクサンコザクラ、ヒナウスユキソウ、ツマトリソウ、ミツバオウレン、ミヤマカラマツ、ゴゼンタチバナ、ヨツバシオガマ、ヒメサユリ、ニッコウキスゲなどなど。(間違ってたらごめんなさい)
その中でも特に皆さんのテンションが上がったのは、やはりヒメサユリでしょうか。
登山道の両側を飾るピンクの花たちにしばし撮影タイムを設けさせていただきました。
南東北・福島・会津の名峰に登る
http://moku2-outdoor.com/mountaineering.html#meihou
(りょう)