
檜枝岐歌舞伎の歴史や概要を紹介する檜枝岐歌舞伎伝承館「千葉之家」が福島県檜枝岐村の歌舞伎舞台脇に完成し、内覧会が1日に行われました。約270年続く伝統の地芝居を紹介する多くの資料が展示され、村民は末永く受け継がれるよう期待しています。
施設は村が観光客や村民に檜枝岐歌舞伎への理解を深めてもらうとともに、貴重な資料などを残すため建設され、木造2階建ての施設の1階が展示スペースで、衣装、小道具の扇や刀、昔から受け継がれる台本などが飾られています。パネル22点も展示され、農民が継承してきた珍しい歌舞伎であることを解説しています。これまでの公演や歌舞伎の歴史、歴代座長などを写真で紹介し、2階には役者が化粧などをする部屋を設が設けられました。
施設は9月22日に正式に開館されますが、同日午後3時からは落成記念公演が開かれ、歌舞伎と和楽器演奏が披露される予定です。
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