日本政府の尖閣諸島国有化による中国の反発を受け、日中国交正常化40周年の記念行事や、中国との交流事業の中止、延期が相次いでいる中、県日中友好協会(深谷幸弘会長)は9月30日、玉川村の福島空港公園で「日中友好交流の集い」を開きました。
「両国間に問題が生じているときだからこそ民間レベルのつながりを絶やしてはならない」という会員らが集まり、本県と中国との交流に携わる関係者も「県民が長い時間をかけて培ってきた理解と友情を信じて対応するとき」として、交流継続の重要性を強調。
交流の集いは、県内各地区の日中友好協会のメンバーや中国人留学生らとの親睦を図ることを目的に毎年開かられていましたが、昨年は震災により中止となり、今年は「日中友好で福島復興」をテーマに玉川村で開催されました。そして、約60人の参加者は、芋煮やギョーザ作り、二胡(にこ)演奏、指書道など、互いの文化を紹介し合い、理解を深めました。
福島空港公園について
http://www.h6.dion.ne.jp/~airport1/
玉川村について
http://www.vill.tamakawa.fukushima.jp/
玉川村で「日中友好交流の集い」が開かれる
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