福島市産りんごの出来を確かめる「体験・福島の味覚 りんご試食会２０１２」が１１月５日、市内のホテル辰巳屋で開かれました。
特別ゲストとして、ロンドン五輪競泳女子の日本代表で同市出身の加藤和（いずみ）さん（山梨学院大、桜の聖母短大卒）を招き、観光、行政関係者ら約１００人が、古里の旬の味を再確認しました。
会場には、果樹農家が東京電力福島第一原発事故に伴う風評被害に負けまいと、丹精込めて育てた、期待の新品種“緋のあづま”を中心に、“陽光”“昂林”など7品種、加工品として“ほおずり”を原料としたジュースとコンポートなどが並べられ、浪江町の避難住民の代表１０人らも加わり、今後のリンゴ生産に向けた意見交換が活発に行われました。さらに、アトラクションとしてりんごの皮むき競争が行われ、関係者らが交流を深めました。
また、りんごの放射性物質検査は、市内の生産農家全戸で行われ、安全は確認済みということです。
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