11月28日、福島県観光復興キャンペーン委員会(会長:佐藤雄平福島県知事)が福島市で開かれ、平成27年度開催のJRデスティネーションキャンペーン誘致に向け、正式に申請することが承認されました。
同委員会では、デスティネーションキャンペーンの対象エイリアを県内全域とし、平成27年春(4月1日から6月30日までの3カ月間)の開催を第一希望とし、また最終的には季節にはこだわらず、平成27年度中の開催を優先させるとした上で、来月、JR東日本仙台支社に申請するとしています。JRの社内調整後、来年3月末までに平成27年度開催の国内4地区が決定されるということです。
福島県での開催が決定されれば、平成17年夏の「あいづデスティネーションキャンペーン」以来10年ぶり、また、県内全域をエリアとしたデスティネーションキャンペーンは、平成13年春以来14年ぶりの開催となります。
平成27年度のディスティネーションキャンペーン開催は、東日本大震災と原発事故の、風評被害により福島県を訪れる観光客がまだまだ回復していない状況の中で、来年の大河ドラマ「八重の桜」の放送に続く、観光復興の起爆剤として、さらには行政や地域住民の力を結集した地域づくり、地域文化発信の観光キャンペーンとして期待されています。