戊辰戦争で戦死した会津藩士らを記した明治2年の旧若松県の行政文書「旧会藩士戦死名簿」が1月12日から、福島市の県文化センターなどで公開されます。戊辰戦争が終わった年に書かれ、一般向けに展示されるのは初めてで、NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公新島(山本)八重の父・権八、弟・三郎らの名前が載り、研究者らの関心を期待できそうです。
文書は旧若松県戸籍係がまとめ、明治7年の「貫属士族名簿」(若松在籍者名簿)と合わせて福島県に引き継がれました。第二次大戦後に県神社庁に移管され、現在は県歴史資料館が保管。B5判の大きさで、いろは順に男2390人、女201人、農兵43人の、計2634人が記載されています。
12日に催される「八重の桜」のトークイベントに併せて、県文化センターで公開した後、13日から3月31日まで同センター隣の県歴史資料館で展示されます。入場は無料で、開館時間は午前8時30分から午後5時までで、最終入館時間は午後4時30分までとなっています。
詳細はこちらへ
http://www.history-archives.fks.ed.jp/
福島県歴史資料館について
http://www.tif.ne.jp/jp/spot/spot_disp.php?id=6290
「旧会藩士戦死名簿」を初公開!八重の父・権八ら2634人
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