バッグの脇のふくらみ具合に工夫とセンスが感じられます。
やや重い品物を入れても形が崩れない為。なんだそうです。
板橋泰二郎さんは穏やかな方で、
思い浮かぶのはいつも笑顔なのですが
工房に入ると工人さんになります
ただし、おまつりで、お客様の前に立つと、
なぜかうまく話せず、
顔もややひきつり気味になってしまうので、
販売はもっぱら奥様の役目のようです。
「門前の小僧」と言っては友子奥さんに失礼ですが、
近ごろご自分でも編み組み細工をされていて、
私が見れば「すごい上手!」なのですが、
泰二郎さんは「まだまだ売り物にはならない」といいます。
人にはやさしいが、
作品に妥協しない実に厳しい。工人さんです