4月19日大内宿の美濃屋さんへ納品に行ったのですが、
突然の雪に見舞われました。
寒かったので、もしや、との思いはありましたが・・
道路事情までは影響しませんでしたが、
お客様はさすがにいませんでした。
美濃屋の阿部さんは一年中お店を開けています。
雪の似合う大内宿ですので、冬も驚くほどの方々がみえます。
訪れたお客様から届く絵手紙は
増え続ける
下の部屋は「日本奥地紀行」の著者
イザベラ・バード女史が宿泊した部屋です
現存するのは
日光の金谷邸とこの部屋だけだそうです。
3,11の震災以来、訪れるお客様が激減したのですが、
お店が閉まっていたのでは、せっかくこられたお客様に失礼。
との思いもあり、美濃屋さんでは、開け続けています。
大内宿の将来を、代々この地区の長を任じている家として
観光地のそれではなく、住環境としての地域を思う阿部さんの
姿勢に感じ入りました。
「観光客の数を元に戻そう」ではなく、
自分たちの足元を見直すチャンスにしたい、
と言われたのが印象的でした。