
塙町で球根と言えば、思い浮かべるのは、ダリアですかね。
でも、今回の球根はダリアではありません。
水仙。ラッパ水仙の球根です。
いわきの田人から水仙の球根をいただいて道の駅はなわの河川敷に植えようという、計画です。
田人の水仙畑から掘り起こす球根はなんと20万球!!
田んぼにして2反に球根がぎっしり。なんだか想像がつかないかもしれませんが、ものすごく、途方もなく多い数というのはわかります。

その20万球という数の球根をどうやって掘り起こしたらよいか???
球根と水仙の育ての親、緑川さんによると、「塙なんだから、こんにゃく芋を掘り起こす機械がいいんじゃないか」とのことでした。
うーん、どんなのかまたまた、想像がつきませんが、役場の農政担当に相談。
お願いしたところ、快く、機械を貸していただき、自らトラクターの運転や運搬の手配までしていただいたNさん、本当にありがとうございました。


この20万球の水仙の球根は、いわき市田人町の緑川潔さんが20年以上育てたものです。亡くなられた奥様や近所のボランティアの皆さんと一緒に育て増やした思い入れのある大切な球根です。
ご自身が高齢になられ、ご縁があって塙町に引き継がれることになりました。ありがとうございます。
思いを引き継いで大切に堀り、植えたいと思います。


トラクターと掘り起こし機械の威力はすごかった。聞けばこの機械は町で1台しかないそうです。
スコップや人力で掘り起こしていては1ヶ月はかかったことでしょう。が、掘っても掘っても球根はでてきます。さすが20万球。
この日は、観光協会の作業員や、シルバー人材センターの方、町の職員など総勢20名で行いました。暑い、暑いなか、みんなよくがんばったと思います。
球根のような、汗をかきかき、掘り起こした球根を袋に詰めました。
この球根は、道の駅はなわに植えます。植える作業の大変だろうなー。
がんばろうっと。