福島市で行われた「ふくしま総文」2部門に行ってきました。
合唱部門
高校生たちのみずみずしい感性から紡ぎ出される合唱音楽の世界を、
国内屈指のコンサートホール福島市音楽堂で体感。
開催前は全国から来てくれるのかと心配していましたが
38組の歌声が福島市音楽堂に響いていました。
高校生たちの顔も笑顔に溢れ、楽しさがこちらまで伝わってきます。
会場には全国からの応援メッセージが寄せられていました。
「がんばれ」「応援しています」など、思わず笑顔になってしまうメッセージたち。
交流会でも、県内外の話が飛び交う中、原発などの話は出ていなかったそうです。
「思っていたよりも震災被害がなく、福島は元気ですね」そういう声が多かったとか。
都道府県を代表する高校生の合唱団が集い、素晴らしい歌声と元気を
この福島からほんとうの空へと響かせました。
美術・工芸部門
福島県立美術館では美術・工芸部門が開催されています。
福島県立美術館の全面的な協力の下、総文過去最多の410作品が展示
見ごたえのある展覧会となっています。
実際にまわってみると絵画や版画、彫刻、デザイン、工芸、映像など
高校生らしい元気のあるものから、つい近づいて見入ってしまう作品の数々。
3・4日と1200人もの来場者で溢れる理由も納得の作品たち。
未来のアーティストたちの作品をぜひ、見に行ってみてください。
展覧会は7日まで福島県立美術館で行われています。
また、合唱同様、交流会も大盛況。みな笑顔で溢れ、楽しい時間を過ごせたとの事でした。
ふくしま総文は、県内外の高校生たちの思いと、それを支える先生や実行委員。また県立美術館のように
協力する会場施設。すべての思い・願い・心が合わさって最高の総文となっています。
県外から来ている高校生の皆様や、福島に送り出してくれた保護者の皆様
それぞれの思いはあると思いますが、
高校生たちの思いや、この夏の暑さにも負けない情熱が感じられる「ふくしま総文」
総文祭HPはこちら
http://www.fukushimasoubun.gr.fks.ed.jp/
総文祭は、7日(日)まで福島県の各会場で開催しています。