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そうま慰霊花火大会を見て

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幼い頃住んでいた、相馬市。 両親の出身地であり、震災前も訪れていました。 震災後この地へ足を踏み入れるのは今日が初めてでした。 複雑な心境を抱え、私は東日本大震災そうま慰霊花火大会が開かれる会場へと向かいました。 いつも見慣れている風景を思い浮かべながら、花火会場付近を歩きました。 小さい頃よく遊んだ砂浜・家族で行ったレストランなど 今残っているのは、津波で破壊された建物だけ。 思わず涙が出ました。

今回の東日本大震災そうま慰霊花火大会は、被災者に元気を出して欲しい、犠牲者に祈りを捧げたい、何より子どもたちの笑顔が見たい子どもたちとの「約束」を果たすべく、 被災地・相馬市での花火大会開催が決定したそうです。 屋台も子供たちの笑顔見たさに多数出店、その周りには多くの子供たちで賑わっていました。かき氷や焼きそばなど、この時ばかりは震災のことは忘れ、楽しげに無邪気な笑顔を振りまいていました。

鎮魂のため打ち上げ開始まで住職のお経が響きわたり、19:30花火打ち上げ開始。 津波の被害を受けた街並みを見て、悲しみを感じながら夜空を見上げると、舞い上がる大輪の花が開いた時、それぞれに色々な思いを抱えながら、みな同じ空を見ていました。 こども達との「約束」、それは大人たちへも、区切りを与えてくれたようにも思えました。 生まれ育った景色は今もこの胸に生きています。 これから何年何十年忘れることなく、これからの未来へと繋いでいけたらと、感じています。 記者 福島県観光物産交流協会 半谷