善龍寺 (ぜんりゅうじ)

善龍寺の山門は寛政9年(1797年)の建立とされ、竜宮門あるいは竜宮造りと呼ばれる珍しい様式です。 楼上には高欄が巡らされ、朱塗りの痕跡がわずかに残っており、内部には西国三十三観音が安置されています。 また、会津藩主であった保科家の菩提所でもあります。奥の墓地には戊辰戦争で自決した家老西郷頼母の家族ら21人の墓があります。西郷頼母の妻・千重子は”なよたけの風にまかする身ながらもたわまぬ節はありとこそきけ”という辞世を残しており、これを刻んだ「なよたけの碑」が昭和3年に建立されました。

DATA
交通アクセス |
車:磐越自動車道会津若松ICから車約15分 |
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住所 |
福島県会津若松市北青木13-33 |
お問い合わせ先 |
善龍寺 TEL:0242-26-3022 |
案内 |
例祭日 5月1日 嫋竹(なよたけ)碑前祭 所有文化財 山門(景観賞) |