> ニュース&トピックス > 2021.07.26(月) 09:00 白河市に「だるまランド」がオープン!伝統工芸体験と工房見学を一か所でできます。
2021年7月8日「七転び八起き」にちなんだこの日、白河市に「だるまランド」がオープンしました。
この記事では伝統的工芸品「白河だるま」をテーマに工房見学や絵付け体験ができる「だるまランド」と、「白河だるま」について紹介します。
■白河市は東北と関東を繋ぐ歴史的重要拠点
白河市は福島県中通り南部に位置し、奥州の三大関所の一つ白河の関として古くから発展してきました。栃木県に面する立地は首都圏からのアクセスも良く、また、日本最古の公園「南湖公園」や「小峰城址」など、歴史的・文化的遺産が多く遺されているエリアです。
■伝統的工芸品「白河だるま」で市民が元気に
1783年、松平定信が白河藩第3代藩主を務めていた頃、「士民共楽(しみんきょうらく)」の理念のもと様々な改革を行ったうちのひとつに、年始の市神様を祝うお祭り「市神祭」での「白河だるま」の発売があります。「白河だるま」は「市民の生活をより元気に」という願いのもとに作られた縁起物で、現在も毎年2月11日に「白河だるま市」が開催され(2021年は感染症対策のため中止)、市内の目抜き通りを中心に1.5㎞にわたって並ぶ露店で白河だるまなどの縁起物が販売されます。
白河だるまの特徴は、松平定信公お抱え絵師・谷文晁が考案した図柄で、眉毛が鶴、ひげが亀、耳びん(耳ぎわの髪の毛)は松、顔の両側に梅、あごひげは竹を表しているといわれ、「白河鶴亀松竹梅だるま」と称されています。
高校・大学受験の合格祈願や選挙の当選祈願など、何か願いごとをする際はまず、だるまの左目(向かって右側)に目を入れ、成就したら右目を入れるという風習があり、人々の生活に強く根付いています。
■だるまランドで絵付け体験と合格祈願
福島県の伝統工芸品「白河だるま」をテーマに、築150年以上の建築物5棟をリフォームして誕生したのが、体験型観光施設「だるまランド」です。作業場、展示場、学び場、物販体験場、だるま神社、屋外カフェの6つのエリアに分かれており、白河だるまとは何か、伝統がどのように引き継がれてきたのかを学び、職人さんが白河だるまを製造している様子をすぐ近くで見学、そして実際に絵付け体験をすることのできるテーマパークとなっています。
学生の皆さんには自分が絵付けした「白河だるま」に、敷地内にある「だるま神社」で受験の合格祈願をするのがとてもおすすめです。もちろん、職人さんが絵付けした白河だるまも販売しているため、家族へのお土産や、二つ目のお願いをするために購入することもできます。
所要時間:約1時間(見学30分、絵付け体験30分)
【お問い合わせ先】
だるまランド
TEL:0248-23-3978
住所:福島県白河市横町30
開館時間:10:00〜17:00
WEBサイト:https://darumaland.jp/
【関連ページ】
●ツーリズムガイド白河(白河市内の名勝や史跡について詳しいボランティアガイドが所属。東日本大震災当時の様子や、復興についても話を聴くことが可能)
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/program/disp.html?id=452
【おすすめ行程】
だるまランドは天栄村のブリティッシュヒルズ(https://www.tif.ne.jp/kyoiku/program/disp.html?id=78) から約40分の距離にあり、白河ICまで15分の位置にあります。ブリティッシュヒルズから東北自動車道へ向かう間に、だるまランドを行程へ入れてみてはいかがでしょうか。
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