> ニュース&トピックス > 2022.01.20(木) 13:30 【1月】Don‘t forget us!~福島県教育旅行~企画 震災学習と延岡市のPR活動を実施 編

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2022.01.20(木) 13:30 その他【1月】Don‘t forget us!~福島県教育旅行~企画 震災学習と延岡市のPR活動を実施 編

延岡市PR隊の生徒たち

いわき市民へ延岡市をPR

東日本大震災の展示から避難所生活を学ぶ

アクアマリンふくしまを見学

■Don‘t forget us!~福島県教育旅行~企画とは 
 新型コロナウイルスの影響により学校行事の中止が相次ぐなか、教育旅行地としての福島県の魅力をあらためて知っていただくため、過去にいわき市で実施された修学旅行の取材記事と、いわき市の震災学習についてご紹介します。

■今月のご紹介…いわき市と兄弟都市の延岡市立南中学校が来県
 2019年6月、宮崎県延岡市立南中学校の2年生が、いわき市で修学旅行を行いました。1997年に延岡市といわき市が兄弟都市を締結して以来、小学校高学年の希望者20名程が毎年交互に訪問し交流を続けてきましたが、中学校の修学旅行という形での来県は初めてのことです。
「いわき・ら・ら・ミュウ」2階での「いわきの東日本大震災展」の見学をはじめ、「イオンモールいわき小名浜」では、延岡市PR隊として買い物客へクイズ形式のアンケートを行い、生徒自ら作成したチラシや絵葉書を配りながら自分達の町をPRしました。
最後に見学した「アクアマリンふくしま」では、地元宮崎県では見たことがない多様な生き物を楽しみながら観察しました。

【生徒のコメント①】
 「いわき市のいろんな方々と話ができてよかった。兄弟都市であることを知っている人もいたが、由来を知っている人はおらず、興味を持って話を聞いてくれてうれしかった。常に笑顔を心掛けて楽しく会話ができた。絵葉書は延岡市のことがちゃんと伝わるように表も裏も心を込めてきれいに書いた。東日本大震災展では、避難所の様子がそのまま展示されていたので、災害時にどういう生活をしていたのか知ることができてとても勉強になった。アクアマリンふくしまでは、魚の歴史を知ることができた。ぜひ、たくさんの人に延岡市に来てほしい。」

【生徒のコメント②】
 「一般の方と話す機会がないので、話し方などが勉強できてとてもよい経験になった。延岡市を知らない人もいたので、知ってもらうことができてうれしかった。いわき市の人はやさしくて話しかけても断られることはほとんどなかった。絵葉書は延岡市のことをできるだけ詳しく、見た人に延岡市にいるような気持ちになってもらえるように書いた。東日本大震災の展示では、家も家族もなくしてしまった中、段ボールだけで区切られた避難所は精神的にとても辛いと感じ、災害に備えることが大事だと思った。アクアマリンふくしまでは、見たことがない生き物がたくさんいたので楽しかった。延岡市の魅力を知ってもらい、九州に来たらぜひ延岡市に立ち寄ってほしい。」

◎取材内容の詳細はこちら(取材記事)
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=552

◎いわき・ら・ら・ミュウのプログラム詳細はこちら
http://www.lalamew.jp/live_museum/

◎アクアマリンふくしまのプログラム詳細はこちら
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/program/disp.html?id=353

■いわき市での震災学習
 いわき市は、2011年3月に三陸沖を震源として発生した東日本大震災により、地震(最大震度6弱)と津波(最大津波高8.57m)に襲われ、沿岸部をはじめ、市内全域に甚大な被害が生じました。市内には、震災関連施設や展示、防災施設があり、震災から復興までの歩み、災害への備えなどを学ぶことができます。

◎いわき震災伝承みらい館
 震災の記憶や教訓を風化せず、後世へ伝承する施設。豊富な震災関連資料の展示のほか、震災を体験した「いわき語り部の会」の語り部による講話も行っています。
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/program/disp.html?id=615

◎地域防災交流センター久之浜・大久ふれあい館
 災害時の拠点施設。2階の「防災まちづくり資料室」には、震災時の写真や津波被害の状況を説明する展示や避難所生活を再現した一画があります。
http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1456881595229/index.html

◎福島県水産海洋研究センター
 施設の見学のほか、同センターが取り組んでいる調査や研究を通じ、本県の水産業や豊かな海の現状、放射線モニタリングなどを紹介する「公開講座」も実施しています。
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/program/disp.html?id=539

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