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2017.03.30(木) 08:17 取材記事(教育旅行)宮崎県の聖心ウルスラ学園高校が修学旅行で来県! 震災講話とスキー研修を堪能しました。

基礎からしっかり練習

広いゲレンデで初心者でものびのび上達

最後は達成感の笑顔

閉校式、スキー学校から修了証書を贈呈!

[本県日程]
平成29年3月1日~3日(2泊3日) 全体は3月1日~4日(3泊4日)

[学校名・学年・人数]
113名

[来県市町村]
北塩原村(裏磐梯)

[本県を訪れた目的]
2年生の修学旅行のため来県。
スキー研修では雪国体験。語り部講話では、東日本大震災について学び、かつ、防災意識を高めることが目的。

[取材内容]取材日:平成29年3月2日
午前中のスキー研修では基礎から学び、午後は全員ゴンドラで山頂に登り、元気に滑りおりてきていた。閉校式までの時間を利用し、少しでも上達しようとゲレンデに繰り出す生徒もおり、空き時間を有効に活用する姿勢が見られ、閉校式に臨む彼らの表情は達成感に満ち溢れていた。

○生徒のコメント
「初めてのスキー研修では、1日かけてようやく滑れるようになった。止まるのが難しく転んでばかりだったが、スキーを通して新たなコミュニケーションがうまれたと思う。仲間がスキーで転んでしまった時も、手を差し伸べるなどして、団結力が高まる修学旅行になった。」
(堤政人さん)

「福島県は、東日本大震災の大きな被害のイメージが強かったが、復興工事が進み、海岸沿いやホテルの周辺も、瓦礫や地震の爪痕は感じられなかった。むしろ、雪景色や海がきれいなことが印象に残った。これまでの復興の道のりや、震災の教訓を活かした、まちづくりへの関心が、より一層高まった。」
(和田理愛さん)

○先生のコメント
「生徒たちもスキーの難しさを実感しつつも、昼休みの雪だるまつくりや雪遊びでリフレッシュすることが、スキー研修の活力につながった。今年で3年目となる福島県での修学旅行。スキーでの楽しい思い出づくりはもちろん、日々記憶から遠のいてしまう東日本大震災をここで一度思い返す機会にしたい。震災はいつどこで起こるか分からない。それを自覚して生徒たちの生活に活かしてほしい。」
(教頭 甲斐美恵先生)

[今回の訪問場所について]
・グランデコスノーリゾート
http://www.grandeco.com/

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