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2017.06.15(木) 16:33 取材記事(教育旅行)北海道の札幌市立東白石中学校が3年生の修学旅行で来県! JICA二本松を見学しました。

JICA職員から説明後、施設視察を開始

グループに分かれて館内を視察

図書資料室で海外派遣先の雑誌を見学

洲崎所長の講話

[日程]
平成29年5月26日から5月28日(2泊3日)
福島県の滞在は5月26日から5月27日まで

[学校名・学年・人数]
3年生 159名

[来県市町村]
二本松市、会津若松市

[本県を訪れた目的]
 中学の野外学習や宿泊学習の総仕上げとなる三年生の修学旅行は、北海道新幹線を利用し東北の一番南のエリアまで行くという考え方の下、事前視察を通じて歴史学習を中心とした自主研修の活動地として優れている会津若松市とし、併せてJICA二本松の視察を行った。

[取材内容]取材日:平成29年5月26日
 JICA二本松視察見学は、学年所属の4組担任の佐伯先生が青年海外協力隊に参加し訓練を行ったことから、生徒たちにも国際協力について学び、世界に目を向けてもらおうと訪問を計画した。当日は、約190名のJICA研修生の様子や、食堂や体育館、宿泊棟、図書資料室や言語ごとに分かれて学習する教室などを見学した。所長講話では「なぜ日本は国際協力をするのか」「訓練の重要な目的とは」の2つのポイントを説明し、最後に何になりたいかではなく何をやりたいかという将来のことを考える事が大事であり自分らしい喜びを見つけて自分らしい生き方をしてほしいと話した。生徒たちは施設の広さに驚き、メモを取りながら案内役のJICA職員の説明や所長の講話を熱心に聞いていた。

[生徒のコメント①]
「JICAについて事前学習をした時は、訪問する国のことだけに集中して勉強ばかりしていると思っていたが、訓練生同士が仲良くコミュニケーションを取っており授業風景も明るく、思っていたより楽しい雰囲気だった。海外に行って自分の力を発揮して活躍している人がいる事を思うと、自分にも何か出来ることはないか、自分も将来やってみたいと興味が出た。所長の講話を聴いて、自分らしい生き方を考えたことがなかったのでこれからじっくりと考えたい。明日の会津若松市の自主研修では、街並みや、北海道にはお城がないので鶴ヶ城が楽しみ。方言が好きなので、人の話し方など北海道とは違う街の雰囲気や美味しい郷土料理を楽しみたい。」
(3年生 中里 みな さん)

[生徒のコメント②]
「新幹線の移動は、車窓から見えた東北の景色がとても良かったため、長くは感じなかった。福島は思っていたより広く自然がきれいで、札幌よりも住みやすそうだと思った。佐伯先生の話を聴いた印象ではJICAの訓練はとても辛そうだと思ったが、実際に訓練生を見るとみんな笑顔で活動し、海外の方と協力し合い、仲良くなろうとしている人たちがたくさんいて、素晴らしい事だと思った。数多くの訓練をしていることを知り、一度訓練を受けてみたいと思った。所長も笑顔で講話をして下さり、自分の生き方を見つけてと言われ、将来の夢は定まってきているので、それに向かって努力したいと思った。事前学習で会津若松の伝統工芸品や郷土料理を調べた。会津の郷土料理の「こづゆ」を食べてみたい。鶴ヶ城の中を見学するのが楽しみ。」
(3年生 畠山 拓人 さん)

[先生のコメント]
「事前学習として北海道JICAの方を学校に招き、海外青年協力隊の活動について学習した。修学旅行終了後は学んだ内容と講話の感想について事後学習として報告会を行う。生徒たちには世界に目を向けて地球というものを考え、世界の人々に色々なことを伝えられる感性を身につけてほしい。そこから自分は何をすべきか?自分らしい生き方を見つけるきっかけになればと思う」
(筒井 雅美 先生)


[写真]

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