> お知らせ > 2018.06.27(水) 13:27 エリザベスタウン大学(米国)がオリーブの植樹ボランティアと被災地の現状を学ぶために来県

お知らせ

2018.06.27(水) 13:27エリザベスタウン大学(米国)がオリーブの植樹ボランティアと被災地の現状を学ぶために来県

学生とオリーブ村の皆さんが協力して植樹

植樹後、全員で記念撮影

案内人の青木さんから津波被害の説明を聞く

天神岬スポーツ公園内にある復興記念碑

[日程]
平成30年5月15日~6月4日
そのうち福島県滞在は5月29日~30日の2日間

[学校名・学年・人数]
エリザベスタウン大学(米国・ペンシルべニア州)
教授2名 学生13名

[来県市町村]
広野町、楢葉町

[本県を訪れた目的]
 「Educate for Service」が、エリザベスタウン大学の教育方針。アメリカから東日本大震災の被災地へ義援金の支援を続けていたが、実際に被災地を訪問することが大切と福島訪問を計画した。広野町で植樹のボランティアと楢葉町の視察を実施し、福島の現状を知ることが大きな目的。

[取材内容]取材日:平成30年5月30日
ひろのオリーブ村での植樹ボランティア(二ツ沼総合公園内)

 ひろのオリーブ村は、東日本大震災と福島第一原発事故で放置された田畑の再生と、広野町民の帰還を実現するため、町おこしの希望のシンボルとしてオリーブの植樹を行っています。
 今回、ひろのオリーブ村では、外国からのボランティアは初めてということから、これを記念してオリーブ村で大切に育ててきた木を「シンボルツリー」として、二ツ沼総合公園入口に植樹することになりました。
 エリザベスタウン大学のバタチャリア先生と学生たちは、オリーブ村の佐藤賢治会長から植樹のアドバイスを受けた後、オリーブ村の皆さんと協力して、トラックで運びこまれた重さ約60kgのオリーブの木を運び、最後に皆で植樹した木に、同校のマスコットキャラクターにちなみ「JAY」と名付け、全員で成長を見守ることを約束し終了しました。
 植樹後は、公園内にある「ふるさと広野館」で、広野町大和田俊副町長から、震災後の帰町への経緯と町民の現在の暮らしの話と、オリーブ村佐藤会長からは、オリーブ村設立の経緯や現在の取り組みについて説明がありました。学生からは食べ物や震災後の生活について質問が相次ぎ、厳格な食品の放射性物質検査を行っていること、仮設住宅での生活の経験や広野町に帰還してからの生活について説明があり、活発な意見交換の場となりました。

ならはみらいの案内人が楢葉町を案内(楢葉町内)

 昼食後は、ならはふるさと案内人の青木ひろみさんがバスに乗車し、町内の復興状況の説明を聞き、現状を学びました。車窓からは、Jヴィレッジと除染仮置き場を視察し、天神岬スポーツ公園では下車して沿岸部や復興記念碑の説明を聞きました。学生たちからは「仮置き場で見たフレコンバックが身近に置かれていることに不安はないか」「津波の高さはどのくらいだったのか」など、青木さんへ質問する積極的な姿が見られました。

[生徒のコメント①]
「ニュースを見て、大きな災害とわかっていたが、広野町、楢葉町の皆さんから直接話を聞くことができ、震災時何が起きたかを実際にイメージすることができた。そして、想像していた以上に町が復興していると思った。何より皆さんが助け合って、ポジティブに暮らしていることがわかってよかった。」
(4年生 モー・カームバッカさん)

[生徒のコメント②]
「原発事故が、広い範囲で多くの人に影響していることがわかった。町内の除染仮置き場にフレコンバックが積み上げられている光景は衝撃だったが、それでも皆さんが一生懸命に暮らしていることがわかり、人間の強さを感じた。今回福島で得た貴重な体験をアメリカの家族や友達にも伝えたい。」
(3年生 サラ・ケーデンさん)

[先生のコメント]
「毎年短期プログラム研修として学生を日本へ引率してくるが、今回は実際に被災地を訪問したいと思い、福島県と宮城県の気仙沼を行程に入れた。福島については、私が事前にしっかり調べて、訪問しても大丈夫だとわかったので、学生たちを連れてきた。福島県の国際課に相談したところ、ふくしま観光復興支援センターを通して、広野町のオリーブの植樹ボランティアと楢葉町の案内ガイドを紹介してもらい、貴重な体験と交流ができた。私も学生たちも、実際に福島へ来て自分の目で見て現状を知ることができとてもよい学びができた。」(日本語・日本研究・アジア研究担当 マフア・バタチャリア先生)

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