2019.02.28(木) 19:11 取材記事(教育旅行)茨城県の石岡市立園部中学校が猪苗代町でスキー教室を実施！

[日程]
平成３１年１月２０日から１月２２日

[学校名・学年・人数]
石岡市立園部中学校　１年　６２名

[来県市町村]
猪苗代町

[本県を訪れた目的]
　同校ではキャリア教育として多種多様な学びを取り入れており、スキー教室で生徒同士が一緒に活動し、協力しながら取り組む力を養うことを目的に平成２９年度からスキー教室を導入している。
　この度、交通アクセスの良さと受入体制が整っていることから、初めて福島県でのスキー教室の実施に至った。

[取材内容]取材日：平成３１年１月２１日
　快晴の中、猪苗代リステルスキーファンタジアでスキー教室を実施しました。
　初めてリフトに乗る生徒は不安そうな表情でしたが、ゲレンデ上方からは、猪苗代湖の絶景が広がり、開放感から思わず笑みがこぼれ、積極的にスキー教室に取り組んでみるみるうちに上達する様子が伺えました。
　最後は生徒の希望でスキー教室の時間が延長され、意欲的にスキーを満喫した研修となりました。

[生徒のコメント①]
　過去に初めてスキーを経験したのが福島だった。以前は基本的な動きしかできなかったが、今回のスキー教室で技術が上達して自信がつき、また、福島でスキーがしたいと思った。共同生活の中で、みんなが相手のことを考えながら行動できているように感じる。２年生になる前にここでしっかり絆を強めることができたと思う。
（１年　山中日陽さん）



[生徒のコメント②]
　雪がふかふかで、滑らかにスムーズに滑ることができる。スキーが苦手な人に、コツを教えながら研修を進めることで、自分の成長以外にも達成感を感じられた。同じ班の人と協力して絆を深めながら研修を進めることができた。スキー教室を通して、普段話す機会のなかった同学年の人とも話せるようになり、良いきっかけになった。
（１年　吉田すみれ子さん）

[先生のコメント]
　学校では控えめな生徒も、ここでは外に出ていきいきと活動している姿をみられるのは嬉しい。転んでいる生徒がいれば、駆け寄って声をかけるなど、相手を思いやる力がついてきたように感じる。キャリア教育に入る前の、人間の基本になる部分を福島で育めていると感じた。宿泊場所とスキー場が隣接していることで、生徒たちの意欲や勢いを損なうことなく、全力でスキー研修に向き合えるよい環境だった。
（学年主任　髙野英樹先生）