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福島県教育旅行メールマガジン 2017年6月発行 vol.158

【1】平成29年度福島県への観光誘客助成等事業のお知らせについて<更新>

 福島県内に観光や教育旅行等でお越しいただく方への補助金・助成制度についてお知らせします。
 南会津町の「合宿誘致促進事業」、県の「国際教育旅行交流受入支援事業」及び「福島県コンベンション開催支援事業補助金」を更新しました。
 詳しくは、下記「平成29年度福島県への観光誘客助成等事業一覧表」を御覧ください。なお、予算額に達すると終了する事業もございますので、各事業主体に直接お問い合わせください。

◎「平成29年度福島県への観光誘客助成等事業一覧表Vol.2」ダウンロードページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=446


【2】長崎県の久田学園佐世保女子高等学校が来県!いわき市立中央台東小学校と佐世保独楽(させぼごま)で交流を行いました。

 久田学園佐世保女子高等学校3年生11名が、平成29年5月15日から19日の4泊5日の修学旅行の日程のうち15日と16日を福島県で過ごし、16日はいわき市立中央台東小学校の児童と「佐世保独楽(させぼごま)」でこま回しを競う交流を行いました。
 高校生たちが復興応援メッセージを書き込んだ佐世保市の郷土玩具である「佐世保独楽」を、いわき市立中央台東小学校の児童たちへ贈呈し、小学生へ佐世保ごまの独特な回し方を伝授しました。
 高校生が持参した松円幼稚園(佐世保市)の園児たちの手作りによる台の上で、「息長勝間勝競(いきながしょうもんしょうくらべ)」というかけ声と共にこま回しを競い、こまが倒れて転がる度に「ああ~」という残念な声や、「がんばれ」という歓声が上がるなど大変な盛り上がりを見せ、対戦結果は一勝ずつの引き分けとなりました。最後に佐世保女子高等学校の生徒が美しい歌声を披露し、小学生がお礼に賑やかなマーチング演奏を行いました。
 先生・生徒のコメントや交流の様子など詳細については、下記URLよりご確認ください。

◎福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=443


【3】台湾の高雄市立中山高級中学が修学旅行で来県!猪苗代高校と国際交流を行いました。

 台湾の高雄市にある中山高級中学の生徒32名が、平成29年5月28日から6月2日の5泊6日の修学旅行の日程のうち、5月29日から30日までを福島県で過ごし、29日は下郷町の大内宿を見学した後、猪苗代高校において国際交流を実施しました。
 猪苗代高校に到着した一行は、猪苗代高校全校生徒に盛大に出迎えられ、体育館において歓迎式が行われました。歓迎式では、お互いの学校紹介や、猪苗代高校吹奏楽部による演奏、中山高級中学のダンス発表などが行われました。中でも両校の代表メンバーによる、バスケットボールのフリースロー対決がとても盛り上がり、その後全員で「世界で一つだけの花」を大合唱し、友好を深めました。
 歓迎式の後は教室へ移動し、折り紙を用いて鶴の折り方を中山高級中学の生徒に教え、一緒に和菓子を食べるなど、日本文化体験をしました。言葉が通じなくても、お互いの思いを伝え合う姿が印象的でした。
先生・生徒のコメントや交流の様子など詳細については、下記URLよりご確認ください。

◎福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=444


【4】全国新酒鑑評会の金賞受賞銘柄数で5年連続日本一を達成!この機会に福島県の酒蔵見学はいかがですか。 

 平成29年5月18日に平成28酒造年度(平成28年7月~平成29年6月)の全国新酒鑑評会の入賞酒が発表され、福島県は金賞受賞銘柄が22銘柄で最多となり、5年連続7度目の日本一を達成しました!
 福島県は平成17酒造年度に初めて金賞銘柄数が日本一に輝いて以来、「酒どころ」として不動の地位を築いた新潟県と拮抗しながら常に2位以内を維持してきました。この5年間は各酒蔵の努力のもと日本一に輝き続けています。
 福島県内には60以上の蔵元がありますが、中でもNIKKEIプラス1何でもランキング「訪ねて楽しい日本酒の蔵元」日本一に選ばれた会津若松市の末廣酒造「嘉永蔵」をご紹介します。
 築100年以上にもなる木造の蔵は「会津若松市歴史的景観指定建築物」に指定され、お酒の香りとともに創業当時の面影を漂わせます。酒蔵見学では冬の仕込みの時期に朝早く訪れれば、蒸した米やこうじなどが入ったタンクを棒でかき交ぜる「かいいれ」作業を間近で見られることもあります。料金は無料。30分程の所要時間で、お酒の造り方から酒造の歴史に加えて、会津の歴史にも触れることができます。ぜひ福島県の酒蔵の歴史を学んでみてはいかがでしょうか。
 さらに末廣酒造では蔵人体験「my酒造り」と題した、世界に一つだけのお酒造りが体験できます。8月末までに予約をし、11月~2月の都合の良い日に体験、仕込み作業の2か月後くらいに納品されます。詳細は下記URLよりご確認ください。

<末廣酒蔵見学 蔵ミュージアム>
営業時間:9:00~17:00(10時から案内開始、最終案内は16時)
料金:無料
予約:不要(団体のみ要予約)
所要時間:約30分
電話:0242-27-0002

◎末廣酒蔵見学 蔵ミュージアム
http://www.sake-suehiro.jp/kurakoubou/kurakoubou.html


【5】お酒が飲めない人も楽しめる!ふくしま酒蔵巡りスタンプラリーが開催中です。

 昨年度好評だった「ふくしま酒蔵巡りスタンプラリー」が今年度も開催。期間は平成29年6月24日~11月5日。参加施設は新たに地ビール工場やワイナリーなどが参加し、54施設になりました。お酒が飲めない方もスタンプ押印だけの訪問が可能です。また県内各地で開かれる日本酒関連イベントへの参加でも多くのポイントが集められます。3ポイント以上集めて応募すると抽選で県内旅館・ホテルの宿泊券や地酒などが当たるほか、30ポイント以上でもれなくもらえるポイントクリア賞や、コンプリート賞もあります。福島県を観光しながらスタンプラリーに参加してみてはいかがでしょうか。
 スタンプラリーの参加冊子は、参加施設や道の駅、観光案内所などに設置されています。
詳細は下記URLからご確認いただくか、ふくしま酒蔵スタンプラリー運営事務局までお問い合わせください。

◎ふくしま酒蔵スタンプラリー2017公式サイト
http://www.fukushima-sakagura.jp/

◎ふくしま酒蔵スタンプラリー運営事務局
TEL 024-521-2550


【6】ミュージカル「フラボーイ」を観に行きませんか。

 東日本大震災をきっかけに、福島県いわき市湯本温泉を舞台にした大ヒット映画「フラガール」からヒントを得て誕生したミュージカル「フラボーイ」。
 震災直後のいわき市の男子高校演劇部が、愛するものを失い悲しみから泣き笑いして助け合い、「自分たちのフラダンスでいわきを元気にする」ために苦難を乗り越えていく成長ドラマです。
 震災当時のいわき市の状況や被災者の方々が感じた気持ちを感じることのできるミュージカルになっており、震災から6年経ちましたが震災を風化させないためにも沢山の方に観てほしい作品です。
 原作・脚本・演出はいわき市出身の天美幸 氏で、全国の学校、公文協ホールでの上演を受付中です。下記URLより電話番号を確認し、直接お問い合わせください。

 さらに、福島県の小学生が出演するミュージカル「はだしのゲン」が同時講演です。原爆の落とされた広島が舞台の漫画「はだしのゲン」の作者である故・中沢啓治さんの半生を描いたミュージカルです。

 この「フラボーイ」「はだしのゲン」二本立ての舞台を観て、震災学習と原爆学習をしてみてはいかがでしょうか。

「フラボーイ」「はだしのゲン」二本立て講演日
2017年7月26日(水)~27日(木)
・ 7月26日(水)19:00~
・ 7月27日(木)/13:00~  /18:00~  (全3ステージ)
料金:2,800円 全席自由席

◎アリオスチケットセンター
0246-22-7418

◎特定非営利活動法人 劇団スターキャストブログ
http://ameblo.jp/boysboys/


【7】★体験日報★五色沼自然探勝路を散策しました!

 福島県北塩原村の磐梯山の北側「裏磐梯」に位置する、赤や青や緑などの神秘的な色をした20~30の湖沼群を五色沼と言います。1888年の磐梯山の噴火によって引き起こされた岩なだれにより,長瀬川とその支流がせき止められて形成されました。裏磐梯には19のトレッキングコースがありますが、中でも高低差の少ない初心者向けのコースが「五色沼自然探勝路」です。
 この一帯は国立公園の「特別保護地区(特に厳重に景観を保護する地域)」に指定されており、動植物を採集するのは禁止されているため、レッドデータブック(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種を掲載した本)にリストアップされている希少種や絶滅危惧種も生育,生息しています。
 コースからは、探勝路で一番大きな毘沙門沼をはじめ、コバルトブルーの青沼や3色の水をもつ深泥(みどろ)沼など様々な色をした沼を眺めることができ、磐梯山噴火のときに流れ落ちてきた大きな岩や、噴火後に行われた植林事業で植えられ大きく育ったアカマツや、その植林事業を行った遠藤現夢の墓を見ることもできます。
 コースの道幅が広いので歩き易いですが、岩がごろごろしていたり雨の日にはぬかるみができたりするので注意が必要です。例年4月下旬までは歩道上に残雪があり、5月から11月下旬が散策に最適です。また冬の銀世界の五色沼自然探勝路は、ガイドが必須ですが、スノーシューを履いて散策することができ、一味違った五色沼を楽しむことができます。

★体験して★
 6月初旬、ポプラなどの柳の木から綿毛に包まれた種が雪のように舞い降りて夏を知らせる中、五色沼自然探勝路を散策しました。
 青々とした木々に囲まれた探勝路は、空気がとても澄んでいて森の香りを全身で感じられ、湖面には青空や緑の木々が映り込み、光がキラキラと反射して、とても気持ちの良い散策となりました。美しい自然に度々足を止めて写真を撮ったり、ガイドさんの説明を聞いたりしているうちにあっという間に2時間が経っていました。高低差が少ないため、運動不足の私でもじんわりと汗をかくような心地良い疲れを体験できました。
 ガイドなしでも歩いたことがありますが、ガイドの方がいるのといないのとでは全く違って、ガイドの方と一緒に歩いた今回は私の体感では10倍楽しめたのではないかと思いました。森から聞こえる虫の声が、実は春のセミの声という事や、青沼や瑠璃沼の青色は北海道の阿寒湖のマリモと同じ種類の藻マットの色という事など、ガイドさんがいなかったらただ綺麗だな~で終わってしまうところを、詳しく学びながら散策することができました。せっかく遠方からいらっしゃるなら、有料とはなりますが是非ガイドを頼んで散策して頂きたいです。
 近くには磐梯山噴火記念館があり、火山を愛してやまない佐藤公館長の小学生・中学生・高校生それぞれのレベルに合わせた講話を聴くことが出来ます。火山の魅力や、噴火の危険性、防災学習の必要性などについて学ぶことができ、講話を聴いた後のほうが噴火によって生まれた五色沼の自然をより興味をもって散策できるのではないかと思います。

<五色沼自然探勝路>
標高:約820m   高低差:約40m
歩行距離:3.6km   歩行時間:1時間10分
登山口:裏磐梯ビジターセンター   下山口:裏磐梯物産館

◎裏磐梯観光協会(五色沼ガイドなどのお問合せはこちら)
http://www.urabandai-inf.com/
TEL 0241-32-2349

◎磐梯山噴火記念館
http://www.bandaimuse.jp/
TEL 0241-32-2888