2009.07.08(水) 00:00 その他川俣町立飯坂小学校の皆さんが漁業体験を実施！！

昨年度からスタートした、｢子ども農山漁村交流プロジェクト｣。そのモデル推進校である、川俣町立飯坂小学校の皆さんが、７月６日～１０日（４泊５日）の日程で浪江町～いわき市にて、長期宿泊体験活動を行いました。

８日は、請戸漁港での漁業体験です。魚市場でセリの様子や漁船を見学したり、氷蔵庫での氷切断体験を行いました。また体験中に、丁度漁船が陸に上がって掃除をするところを見学することも出来ました。

初めて入る氷蔵庫の中は、とても寒くて凍えそうでした！その後は、大きな氷をのこぎりでざくざく！思ったよりも力が必要で難しいみたいです。。。

飯坂小学校の皆さんからの質問では、「請戸漁港の一日の漁獲量はどれくらい？」、「川だけではなく海も汚れてきているのか？上流に住む僕たちに協力してほしいことは何？」など、活発に意見が出ました。実は、稚魚（魚の子ども）は河口にたくさんいて、プランクトンやその川に流れ込んでいる栄養分を食べて大きくなります。その栄養分は、上流の山にある樹木が育んだもので、そのまま海に流れ込むそうです。つまり、山が汚れると、川が、そして海が汚れるのです。その営みを壊さないように、森を守る、ゴミを捨てない、水を汚す洗剤を使わないなど、環境学習にもなったようです。

※この漁業体験は、このプロジェクトの為に特別に用意されたプログラムです。今現在、体験学習の整備を進めている段階ですので、ご了承下さい。整備ができましたら、HP上でお知らせします。