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2021.04.16(金) 13:30 その他【4月】Don‘t forget us!~福島県教育旅行~企画 「いわき語り部の会」出張講話編

会場はホテルリステル猪苗代

いわき語り部の会 大谷 慶一さん

大谷さんの話を真剣に聞く生徒の皆さん

最後に副校長よりお礼の挨拶

■Don‘t forget us!~福島県教育旅行~企画とは 
 新型コロナウイルスの影響により学校行事の中止が相次ぐなか、教育旅行地としての福島県の魅力をあらためて知っていただくため、過去の取材記事と併せ「いわき語り部の会」の取り組みを紹介します。

■今月のご紹介
 2019年4月、茨城県の東洋大学附属牛久高等学校1学年が、ホームルーム宿泊学習で来県しました。東日本大震災の教訓を学び、災害に対する危機意識や防災意識を持つことを目的に「いわき語り部の会」の大谷慶一さんから震災体験を聞きました。

■生徒のコメント
「話をしてくださった大谷慶一さんは、震災で辛い経験をしたにもかかわらず、すべて話してくださいました。私は大谷さんがおっしゃっていた「人は重い想いを抱え込んでしまってはいけない」という言葉が心に残りました。私は人に自分のことをあまり話さないため、この言葉を聞いて、友達や家族にいろんなことを話してみようと思いました。震災はいつ、どこで、どれくらいの大きさか予測することはとても難しいです。そのため、私は今回の講話を聞いて、今できるだけの準備をして被害を最小限におさえられるようにし、日頃から災害のことについて深く考えられるようにしたいです」とコメントをいただきました。

■先生のコメント
 「新入生のこの宿泊学習のテーマである「think globally act locally」、地球規模で考えて、足元をしっかり固めようという意味で活動を行ってきた。この語り部講話では、東日本大震災で起こった福島の震災体験に触れ、教訓を学ぶことによって、災害に対する危機意識や防災意識を持って日常に繋がる学びを生み出し、3年間を過ごしてほしいと考えている。また、学んだ教訓を世界中の人たちに伝えられるようにグローバルな知識を身に着けてほしい」とコメントをいただきました。

◎続きはこちら(東洋大学附属牛久高等学校の取材記事)
 https://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=544

■震災の記憶や教訓を次の世代に語り継ぐ「いわき語り部の会」
 東日本大震災における実体験を通し、いわき市の被災状況や、復旧・復興の現状等について広く情報発信をしている「いわき語り部の会」の皆さんは、震災の記憶や教訓を後世へ伝承する「いわき震災伝承みらい館」を拠点に震災講話等を行っています。      
2012年10月の設立以降、薄磯・豊間地区や久之浜地区などをバスに乗車して案内する活動や出張講話をはじめ、同館が2020年に開館してからは、土日・祝日に実施している定期講話など、幅広く活動しています。

◎詳細はこちら https://memorial-iwaki.com/

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