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2022.11.21(月) 11:00 その他【東日本大震災がテーマ】映画「すずめの戸締まり」主人公が訪問した福島県へお越しください

Ⓒ2022「すずめの戸締まり」製作委員会

 アニメ映画「君の名は。」「天気の子」など心に残るヒット作品を生み出す新海誠監督の最新映画「すずめの戸締まり」が2022年11月11日に公開されました。

 東日本大震災から11年8ケ月が経過する中、「今描かないと、10代・20代の観客と震災について同じ気持ちを共有できなくなる」という監督の想いから、東日本大震災という災害をテーマに製作された本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災害の元である「扉」を閉める旅を通して震災孤児の女子高生「すずめ」が成長する姿を描いた冒険物語です。

 「君の名は。」も「天気の子」も「すずめの戸締まり」と同じく震災を機に災害が描かれた作品ですが、彗星の落下や大雨という表現のため、震災を連想しない作品でした。しかし本作は、主人公が「震災孤児」で、劇中幾度も緊急地震速報の警報音が鳴り響き地震が起きるなど、「東日本大震災」を直接的に描いた作品となっています。

 また、劇中に出てくる福島県の景色を見て、教員を目指す大学生のキャラクターが「こんなに綺麗なところがあったんだな」とコメントするシーンがあります。彼が見たのは、津波で建物が無くなり、周囲にブタクサ等の雑草が生い茂り、除染土の詰まったフレコンバックが積みあがった景色です。この土地で何があったのかを知っていたらその言葉は出てこなかったかもしれません。震災からもうすぐ12年が経つ今、この大学生のキャラクターのように「震災は教科書の中の出来事」と実感が伴わない世代が増えて「風化」してきてしまっていることに気づかされる作品でもあります。

 東日本大震災を描きながらエンターテインメント性を両立した「すずめの戸締まり」をきっかけに、震災の事実と教訓を知り、未来を考えるため、ぜひ福島県へお越しください。

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