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戊辰戦争の際の会津藩と新政府軍との激戦地。新政府軍は会津の境界である母成峠を突破、会津藩は城下への侵入を防ぐため進軍路にあたる十六橋を落とそうとしました。しかし、破壊する前に新政府軍が到達し、戦いになりました。白虎隊はこれに援軍として加わって戦いましたが、戦況の悪化により退却し、飯盛山で自決しました。

住所	〒969-3451 福島県会津若松市河東町八田字大野原
電話番号	0242-23-8000（会津若松観光ビューロー）
URL	https://www.tif.ne.jp/jp/spot/spot_disp.php?id=951

母成峠の戦いに敗れた新選組は、北へ向かおうとする土方歳三らと会津に留まろうとする斎藤一らに意見が分かれました。このとき斎藤一は「今、落城せんとするのを見て、志を捨て去る、誠義にあらず」と語り、同意した隊士とともに会津へ残ったそうです。
明治元年(1868年)９月４日、城下に進出した新政府軍は、如来堂に立てこもる新選組を攻撃し激しい戦いを繰り広げました。このとき全員が討ち死にしたと言われてますが、実際は斎藤一をはじめ数名が生き残りました。

住所	〒965-0085 福島県会津若松市神指町如来堂
URL	https://www.aizukanko.com/spot/150

阿弥陀寺内にある御三階はかつては鶴ヶ城本丸内にあった建物です。外観上は三階ですが、内部が四層になっており密議の場所として使用されたと言われています。
明治3年本丸にあった鶴ヶ城の小天守にあたる「御三階」を阿弥陀寺に移築、仮本堂として使用されました。境内には、戊辰戦争で戦死した1300名の遺骸が埋葬されており、新選組三番隊組長を務めた斎藤一や萱野権兵衛遥拝碑もあります。

住所	〒965-0044 福島県会津若松市七日町4-20
電話番号	0242-23-9611（七日町観光案内所）
URL	https://www.aizukanko.com/spot/226

幕末の志士に影響を与えた吉田松陰や新島襄・八重（旧姓山本）なども宿泊した旅館跡。
宇都宮城をめぐる攻防で足を負傷した土方歳三は、清水屋に宿泊し治療を受けました。

住所	〒965-0042 福島県会津若松市大町一丁目1-38
URL	https://www.aizukanko.com/spot/209

応永28年(1422年)、会津にきた傑堂禅師が11代芦名盛信の建立により創立した寺。伊達氏の侵攻にあって焼けたため、芦名氏の菩提寺としての面影は、本堂の礎石にわずかに残るのみですが、寺宝に達磨絵図、寒山拾得絵図などがあります。
裏手の墓地には新選組の近藤勇局長の墓があります。戊辰戦争の際、土方歳三が遺髪などを、ここに仮埋葬したといいます。４月２５日の近藤勇の命日には、墓前祭りが開催されます。また、戊辰戦争の責任者となり明治2年に切腹した萱野権兵衛と、その次男郡長正の墓もあります。

住所	〒965-0813 福島県会津若松市東山町大字石山字天寧208
電話番号	0242-26-3906
営業時間	拝観自由
URL	https://www.aizukanko.com/spot/207

旧滝沢本陣は会津城下から白河を経て江戸に通じる白河街道沿いにあり、参勤交代や領内巡視などの際の殿様の休息所でした。戊辰戦争の際に本営となり、白虎隊もここで命をうけて戸ノ口原戦場へと出陣して行きました。
茅葺きの屋根におおわれた書院づくりの建物は、国の重要文化財に指定され、御入御門、御座の間、御次の間などが当時の姿のまま残されており、さらに歴代藩主の愛用した身回り品、参勤交代の道具類、古文書なども保管されています。建物のあちらこちらには弾痕や刀傷があり、当時の戦いの痕跡をとどめています。

住所	〒965-0003 福島県会津若松市一箕町滝沢122
電話番号	0242-22-8525
営業時間	令和2年度は茅葺屋根葺き替え工事のため、ご見学できません
駐車場	普通車7台
URL	https://www.aizukanko.com/spot/139

戊辰戦争のおり、16～17歳の少年たちで編成された白虎隊は、圧倒的な敵軍の数に押され、戸の口原合戦場から退却。飯盛山に辿り着くと、鶴ヶ城の天守閣は黒煙の中に見え隠れして、「城は陥落したか、今は主君のために殉じよう」と、全員が自決しました。その自刃した白虎隊（白虎士中二番隊）19人の墓のほか鶴ヶ城を望む白虎隊士の石像も建っています。春と秋の年2回行われる墓前祭では、白虎隊を偲び、その霊を慰める剣舞が奉納されます。

住所	福島県会津若松市一箕町八幡弁天下
駐車場	飯盛山市営駐車場をご利用ください。
URL	https://www.aizukanko.com/spot/137

明治２２年築の店蔵を利用した資料館。館長が長年に渡り、会津藩の子孫や会津の旧家等から収集した個人コレクションです。１階はレトロ感漂う「骨董 むかしや」、２階が「会津新選組記念館」になります。ここには会津藩や新選組の資料をはじめ、来援した旧幕府軍・奥羽越列藩同盟軍、来攻した新政府軍等の貴重な資料を入れ替えながら展示しています。新選組の斎藤一の墓や土方歳三らが寄宿した清水屋旅館跡等、新選組関連の旧跡もほど近い。修学旅行生や観光客に大人気の「新選組羽織(無料)」を着用しての記念写真をどうぞ。　

住所	〒965-0044 福島県会津若松市七日町6-7
電話番号	0242-22-3049
営業時間	10:00～17:00
定休日/休業日	不定休
駐車場	普通車3台
URL	http://www.aizushinsengumi.com/

約15万平方メートルと広大で、静かな森の中に佇む「会津藩主松平家墓所」。会津藩の二代藩主保科正経公から幕末の九代藩主容保公までが葬られており、昭和62年5月に国史跡に指定されました。初代藩主の保科正之公は猪苗代町の土津神社に葬られています。墓域の中腹には西の御庭、中の御庭と呼ばれる藩主の家族のお墓があり、さらに石段を上がったところに藩主の墓があります。三代から九代藩主は全国的にも珍しい神式で構造もこの墓所独特のものになっています。散策をかねてのお参りをする人も多いスポットです。

住所	〒965-0813　福島県会津若松市東山町大字石山字墓山
電話番号	0242-39-1305
駐車場	東山温泉共同駐車場をご利用ください.
URL	https://www.aizukanko.com/spot/27

江戸時代、現在の謹教小学校東側には会津藩校日新館がありました。日新館では天文学も学ばれていて、そのための施設として建設されたのが、この天文台でした。白虎隊の少年達も文武を学んだ藩校日新館は戊辰戦争で焼失し、天文台跡が今に残る唯一の遺構です。基底12間余、台上方5間半、高さ3間半で、天文学習の観測場でした。江戸時代には全国各地で天文台が建設されましたが、現存しているものはこの日新館の天文台跡のみです。

住所	福島県会津若松市米代1-1-55 付近
駐車場	鶴ヶ城西出丸駐車場（有料）から徒歩約10分。
URL	https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2019031100014/

戊辰戦争では、会津藩だけでなく、会津に攻め入った新政府軍（西軍）にも多くの犠牲者がでました。「西軍墓地」は、大町の会津町方伝承館の近く、大町の東明寺墓地にあります。境内には、「大垣戦死二十人墓」」など各藩の墓碑があり、会津藩降伏から間もなく建てられました。明治３年（1870年）年に当時の若松県（旧会津藩領）知事主催で大法要が営まれました。 戦争で亡くなった薩摩、長州、大垣、肥州、備州など約150名の人々が今も静かに眠っています。

住所	〒965-0042 福島県会津若松市大町2-1-5
電話番号	0242-27-3637（東明寺）
営業時間	拝観自由
URL	https://www.aizukanko.com/spot/45

神指城は、会津若松市の西部を流れる大川の河畔に未完に終わった城跡。慶長5年(1600年)会津領主上杉景勝は、鶴ヶ城の立地が山に近いことを危惧し、周囲が開けていて大川の水を利用できる神指原（こうざしはら）の地に築城を始めました。　しかし、この築城工事が徳川家康に上杉征伐の口実を与え、数ヵ月後、家康の会津征伐が間近に迫ったことから工事は中止。神指城は工事途中のまま残され幻の城となりました。　面積は鶴ヶ城の約2倍の大きさだったといわれています。完成すれば奥州を代表する巨大城郭が出現するはずでした。

住所	〒965-0063 福島県会津若松市神指町高瀬
営業時間	見学自由
URL	https://www.aizukanko.com/spot/147

戊辰戦争の後、新政府軍は朝敵である会津藩の遺体を埋葬することを禁止していました。そのため、妙国寺近くにある飯盛山で自刃した白虎隊の遺体もしばらく野晒しのままになっていたそうです。哀れに思った滝沢村の吉田伊惣治が、西軍の目を盗んでこの寺に最初に埋葬しました。飯森山に埋葬されたのは、このお寺に埋葬された後になります。
戊辰戦争のとき、会津藩が降伏後、藩主松平容保・親子が一ヶ月間謹慎した寺としても有名です。

住所	〒965-0003 福島県会津若松市一箕町八幡墓料78
電話番号	0242-25-3337
URL	https://www.aizukanko.com/spot/39

鶴ヶ城の南東2キロほどのところにある372メートルの小高い山で、通称「小田山公園」と呼ばれています。山麓には葦名家ゆかりの名刹古跡があり、山頂には会津藩名家老田中玄宰の墓があります。鶴ヶ城を見下ろせるこの地の利は、戊辰戦争では新政府軍に利用され、鶴ヶ城への砲撃場所となりました。
また、東北側の山腹には、若松第65聯隊・第29聯隊の実弾射撃がありました。現在は公園として整備され、会津若松市内を一望できるほか四季を通じて散策が楽しめます。

住所	〒965-0822 福島県会津若松市花見ヶ丘三丁目
営業時間	入園自由
定休日/休業日	年中無休
駐車場	あり（無料）
URL	https://www.aizukanko.com/spot/141

会津藩最後の家老西郷頼母の屋敷跡は、鶴ヶ城正面の追手町にあります。西郷家は会津藩祖以来の重臣で、戊辰戦争時の当主は家老1700石の西郷頼母近悳でした。頼母は会津藩主松平容保に京都守護職辞退を進言しました。そのため容保から怒りを買い、家老職を解任。戊辰戦争がおこると、家老職に復帰し白河口総督として、戦いました。新政府軍が会津城下に乱入したとき、家族ら21人は、邸宅で辞世の句を残して自決しました。妻・千重子の辞世の歌｢なよたけの碑｣は墓とともに市内善龍寺にあります。

住所	〒965-0873 福島県会津若松市追手町
URL	https://www.aizukanko.com/spot/143

蒲生時代からの一等地で、上杉景勝の執政 直江兼続も関ヶ原の戦い後、米沢に移されましたが、それまではここに屋敷がありました。
また、後に江戸時代の代表的兵学者で、幕末の思想家たちに大きな影響を与えた山鹿素行が生まれた場所でもあります。素行は、討ち入りで有名な赤穂義士を教育した人物です。素行の誕生地を記念した碑石は大正15年、有志により東郷平八郎の書によって建立されました。

住所	〒965-0876　福島県会津若松市山鹿町1-25
URL	https://www.aizukanko.com/spot/224

戊辰戦争時、長岡城落城後、長岡藩藩士山本帯刀を隊長とする一隊は八十里峠の難関を越えて会津に入り奮戦しました。しかし早朝の濃霧の中、飯寺河原で新政府軍に包囲され、降伏を迫られたが拒否し、隊長以下44名が戦死しました。長岡藩の方向に別れを告げ、粛々と散っていったと言います。開城の14日前の出来事でした。
明治23年村民が供養の碑を建てて霊を弔いましたが、その後昭和31年会津史談会が新たに殉節の碑を建てて供養しました。長岡藩士殉節のある「本光寺」は来迎山と号し、天平12年(740)開基、開山は行基菩薩と伝えられています。

住所	〒965-0846 福島県会津若松市門田町飯寺村東
電話番号	0242-26-2813（本光寺）
営業時間	拝観自由
URL	https://www.aizukanko.com/spot/225

会津藩には「鬼」と呼ばれる戦いぶりを見せた藩士がいました。その名は、「別選組」の隊長であった佐川官兵衛です。別選組とは、藩主が外出する際の護衛を務める役職で、武術に秀で、藩主に信頼されてなければ勤まらないお役目でした。
鳥羽伏見の戦いでは、官兵衛は軍事奉行頭取を務め、どんな攻撃にも悠然と対応し、絶対に倒れませんでした。撤退するときにも、堂々と傘をさして撤退したといいます。その豪胆さを称えて「鬼官兵衛」と新政府軍から恐れられる一方で、人情に篤く会津の人々からは慕われていました。

住所	〒965-0807 福島県会津若松市城東町
URL	https://www.aizukanko.com/spot/43

四季折々、一年中自然の魅力が溢れる会津の奥座敷・東山温泉は今から約1300年前、名僧・行基によって発見されたと言われ、奥羽三楽郷に数えられる歴史ある温泉郷です。会津若松市の中心地から車でわずか10分程度と、会津観光の拠点としても便利な場所にこれだけの規模と歴史、豊かな美しい自然を誇る温泉地は他に類を見ません。
竹久夢二や与謝野晶子などの文人・墨客にもこよなく愛された湯の街。泉質はサラサラの硫酸塩泉。四季折々の自然を満喫して、旅の疲れを癒してください。

住所	〒965-0814 福島県会津若松市東山町大字湯本字滝ノ湯110
電話番号	0242-27-7051（東山温泉観光協会）
URL	http://www.aizu-higashiyama.com/

猪苗代町の中ノ沢温泉と郡山市の磐梯熱海を結ぶ母成グリーンラインの最高部を「母成峠」といい、戊辰戦争において重要な戦いがあった場所です。
慶應4年(1868年)年8月21日、会津に突入しようとする板垣退助ら新政府軍約2200(3000とも言われています)、これを阻止しようとする旧幕臣の大鳥圭介や新選組土方歳三ら旧幕府軍800が母成峠で衝突。圧倒的な兵数や武器が足りず、旧幕府軍は敗走しました。
現在は、峠に古戦場碑や慰霊碑がある他、紅葉や牧場、ふくしまの水三十選にも選ばれている名瀑「銚子ヶ滝」など、安達太良連峰の心和む景観が広がります。

住所	猪苗代町蚕養
電話番号	0242-62-2048（猪苗代観光協会）
URL	https://www.bandaisan.or.jp/

江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道・下野街道の宿場町として栄えた「大内宿」。
現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、昭和56年には国選定重要伝統的建造物郡保存地区に指定されました。夏には半夏まつり、冬には雪灯籠に照らし出される幻想的な雪まつりなどのイベントが行われ、年間を通して100万人以上の観光客が足を運ぶ人気スポットです。
この大切な村・宿場の景観を未来の子供たちに引き継いで行くために、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り、景観の保存に努めています。

住所	〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大字大内
電話番号	0241-68-3611（大内宿観光協会）
営業時間	9：00～17：00
定休日/休業日	通年営業
駐車場	普通車 500円
URL	http://ouchi-juku.com/

会津藩主松平氏の祖・保科正之を祀った神社で、会津藩主松平家の墓所で神聖な雰囲気が漂うスポットです。境内には正之のお墓があり、国指定史跡であるとともに会津五社寺の筆頭にあげられています。 現代に残る素敵な古里の風景として「いなわしろ新八景」の一つに選ばれた境内には、春は愛らしいタカトオコヒガンサクラ、夏は爽やかな双葉葵や青もみじ、秋は彩りあざやかな京都イロハモミジ、冬は枯れ木に咲く凛とした雪の花、と趣のある静謐で清らかな風景が広がり、カメラマンにも人気のスポットです。

住所	〒969-3102 福島県耶麻郡猪苗代町字見袮山3
電話番号	0242-66-2160
駐車場	有り：徒歩３分
URL	https://hanitsujinja.jp/

幕末の波乱を生きた長岡藩家老・河井継之助。北越戊辰戦争で長岡藩軍事総督として新政府軍と戦うも落城。負傷した継之助は友藩である会津で再起をはかろうと難所の八十里越えで会津領の只見に向かいました。只見の人々は、継之助一行を温かく迎え入れ､必死の手当てを行いましたが、尽力も空しく、ここ只見町塩沢で息を引き取りました。歴史作家司馬遼太郎は､小説『峠』でそんな継之助の激動の生涯を描いています。この記念館では、継之助が亡くなった部屋を館内に移築展示している他、長岡から会津への戦況図など歴史資料を展示しています。

住所	〒968-0411　南会津郡只見町塩沢字上の台850-5
電話番号	0241-82-2870
営業時間	10時～16時・4月下旬から11月まで（冬季閉館 11月中旬 ～ 4月下旬まで） 入館料：大人350円・小人200円
定休日/休業日	毎週木曜日、荒天日
URL	http://tadamikousya.sakura.ne.jp/

「鬼官兵衛」と新政府軍に恐れられた会津藩士の佐川官兵衛とその妻の墓があるお寺です。官兵衛は非常に愛妻家で「死んだら妻のそばに埋葬してほしい」と願っていたと言います。戊辰戦争で官兵衛の家族はこの寺に避難し、官兵衛の妻は亡くなったときにこの寺に葬られました。官兵衛は西南戦争で戦死した熊本の阿蘇に葬られましたが、近年、阿蘇の官兵衛の墓の土をこの寺にある官兵衛の妻の隣に持ってきて夫婦ならんで墓が建てられました。 また日本のナイチンゲールと呼ばれている瓜生岩子は、この寺を借りて貧困者や孤児の世話をしました。

住所	喜多方市岩月町大都前田２５２
駐車場	なし
URL	https://yae-sakura.jp/spot/sekihi/1642