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相馬氏累世の鎮守で、相馬三社の一つ。鎌倉時代、相馬氏6 代当主相馬重胤は、本拠地を下総国相馬郡（現・茨城県・千葉県）から奥州行方（現・南相馬市）へ移して居館を構えました。藩主が篤く信仰していた鎮守・妙見を下総から持参し、敷地内に鎮座させ、その妙見堂が相馬太田神社の由来となっています。 毎年7月下旬に開催される国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追祭」の「三妙見神社」の一つで、相馬太田神社でも出陣式が行われます。

住所	〒975-0052 南相馬市原町区中太田舘腰１４３
電話番号	0244-23-2058（相馬太田神社社務所）
駐車場	あり
URL	https://fukushima-hamakaido.com/article/252/

相馬中村藩内子弟を教育し多くの俊才を輩出した「金蔵院」、19代相馬忠胤が武運長久を祈って建立した「観音堂」、出羽の名工上杉主殿頭作の「地蔵堂」、伊弉再尊(いざなぎのみこと）と火産霊尊（ほむすびのみこと）を祭神とする「愛宕神社」など、愛宕山史跡には多くの史跡が点在します。 また、二宮尊徳と慈隆の墓もあります。

住所	相馬市西山字表西山
電話番号	0244-26-4848（相馬市千客万来館）※相馬市の観光窓口
駐車場	普通車10台
URL	http://soma-kanko.jp/trip/atagoyama/

国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」に関する展示が充実しています。勇壮な神旗争奪戦の様子をジオラマで再現しているほか、甲冑をはじめとする野馬追の祭具、江戸時代の野馬追が描かれた「相馬野馬追図屏風」などを展示し、武家の伝統を受け継ぐ相馬野馬追の歴史と変遷について紹介しています。 他にも南相馬を中心に周辺地域の自然・歴史・民俗をテーマとした展示やユニークな企画展が人気の博物館です。

住所	〒975-0051 南相馬市原町区牛来字出口194番地
電話番号	0244-23-6421
営業時間	9：00～16：45（最終入館は16：00まで）
定休日/休業日	毎週月曜日及び12月29日～1月3日（月曜日が休日の場合は翌平日）
駐車場	15台（博物館駐車場）
URL	https://genki365.net/gnkm10/mypage/index.php?gid=G0000029

七本松は小名浜と平、湯本と江名、中之作への街道が交差する地点で、地形的にも要害の場所であり東軍はこの地に台場を設けて防衛していました。戦況は慶応4年6月29日、7月1日と続いた西軍の磐城平城への侵攻は東軍の奮戦により撃退されていましたが、この間に西軍には援軍が到着した結果、7月10日に西軍は進撃を再開し七本松にて東軍と開戦しました。戦闘は部隊を３隊に分け、包囲戦を敷いた西軍が陣地を突破し、磐城平城攻略の道を開きました。 石碑は鹿島公民館前に建立されています。

住所	福島県いわき市鹿島町走熊七本松地内
URL	https://kankou-iwaki.or.jp/spot/10144

嘉永7年(1854年)に磐城平藩士の子として生まれ、明治時代中期に活躍した歌人「天田愚庵」の庵です。
愚庵は、戊辰戦争で行方不明となった両親と妹を探すため全国を旅し、山岡鉄舟や清水次郎長と出会い、「巡礼日記」「東海遊侠伝」などの著書を残しました。また正岡子規は愚庵の影響を受け、和歌の革新運動に努めたと言われております。
昭和41年(1966年)11月、伏見桃山(京都府)にあった「天田愚庵」の庵を松ヶ岡公園内に移築復元。茅葺き平屋建ての数寄屋建築で、国の有形文化財に登録されました。

住所	〒970-8026 いわき市平字古鍛治町47-1(松ヶ岡公園内)
駐車場	50台
URL	https://kankou-iwaki.or.jp/spot/10010

浜街道神岡宿から北へ最短距離に結ぶ経路として、承応元年(1652年)福田の酒造家酒井平左衛門によって切り通されたと言われていますが、貫通者には諸説あるようです。平藩の儒者葛山為篤「磐城風土記」によると、幅員9尺（2.7メートル）、長さ72歩（131メートル）、高さ5丈1尺（16メートル）の規模があり、磐城平藩の参勤交代にも使用されていたと伝わっています。 現在は、人影もなく使われてはいませんが旧道の峠道として一部現存しており、見学することができます。

住所	〒979-0147 いわき市勿来町九面地内
URL	https://kankou-iwaki.or.jp/spot/10214

映画「超高速！参勤交代」の題材になったのが江戸時代の湯長谷藩です。この街道は、湯長谷藩の町として栄えた場所で、今も大きな屋敷の塀や土蔵があり、当時の面影を今に伝えています。 この地に門を構える太平桜酒造は、映画の主人公である湯長谷藩第4代藩主「内藤政醇」の名を受け酒を作りはじめ、藩の財源のひとつだったと言われています。

住所	〒972-8317いわき市常磐下湯長谷町地内
URL	https://kankou-iwaki.or.jp/spot/50479

湯長谷藩は、一万五千石ほどの小藩で、寛文10年(1670年)に6,000坪の屋敷と家臣屋敷を構え、磐城平藩の支藩として立藩。以降、明治時代初期の廃藩置県まで譜代大名の内藤家（一時期遠山家を称した）が14代にわたって続きました。
映画「超高速！参勤交代」では、四代藩主内藤政醇公が主人公として描かれました。戊辰戦争では奥羽越列藩同盟に加盟したため、新政府軍に湯長谷を攻略されました。現在は、湯長谷藩館跡・外堀などが現存しています。昭和51年11月(1976年)、湯長谷藩館址建碑協賛会によって城跡の岩崎中学校へ石碑が建立されました。

住所	〒972-8317 福島県いわき市常磐下湯長谷町家中跡25
電話番号	0246-44-6545（いわき観光まちづくりビューロー)
URL	https://kankou-iwaki.or.jp/spot/10293