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2015.11.30(月) 13:10 その他関西・宮城・福島の学生による教育旅行ワークショップ開催!

それぞれの視点で意見を交換し合う

提案内容をひとつひとつ吟味し議論を深める

学生らしいエネルギッシュな意見交換!

班の提案を集約し、メインステージで発表

 平成27年11月7日、関西の高校生・大学生19名がいわき市のスパリゾートハワイアンズを会場に、復興庁が主催する「新しい東北 交流会inいわき」へ参加しました。
 宮城県と福島県の高校生・大学生が交えた計47名が「いわき市で学習効果が大きく魅力的な教育旅行コンテンツとは」をテーマにワークショップを行いました。
 議論では、福島県での農業体験を通して地元の人と交流を図りながら食べ物の安全性について発信していくコンテンツや、地元の人と一緒に防災キャンプを行うことで、災害時に必要な知識を習得するコンテンツなど、体験学習や交流活動を提案する声が多く聞かれました。また、「フラダンス体験を通した交流」では、いわき市ならではのコンテンツと組み合わせることで、震災の影響を知った上でいわきの魅力を感じて欲しいなどの意見も出されました。
 兵庫県立大学で同大学の学生災害復興支援団LANに所属する土肥早稀さんは「交流会の中で、福島県産の農産物は、徹底した栽培環境の管理と厳密な検査を経て出荷していることを知り安心した。栽培の課程を伝えることが風評被害の払拭につながると思う。次は関西の人を福島へ招待し、福島の農産物の美味しさを伝えるツアーを開きたい」と話してくれました。
 また、同団体の平見悠さんは「事前学習で放射線について知り、福島の現状を現地で学びたいと強く思った。今回の交流会で得た放射線の知識や、それらの情報の復興事業への活かし方、そして実際見聞した正しい情報を、関西に戻ってから拡散したい」と話してくれました。
 各班とも活発な意見交換が行われ、学生の目線に立った活気あるワークショップとなりました。

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