2021.03.01(月) 14:00 その他令和元年度福島県教育旅行入込調査報告書について

　福島県観光交流課では、本県教育旅行の実態を把握するとともに、今後の対応等についての資料とするため「令和元年度福島県教育旅行入込調査」を行いましたので、その結果を公表いたします。

　福島県ではこれまで、歴史学習や豊かな自然環境を生かした体験学習を推進し、延べ宿泊者数で年間約８千校、７０万人を超える子どもたちを受け入れてきました。
しかし、平成２３年３月の東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故による風評などの影響により、平成２３年度は約２千校、１３万人まで減少しました。

　令和元年度の調査結果では学校数が震災前の８７．６％（６，９４１校）、延べ宿泊者数が同７２．８％（５１６，５２５人泊）でした。
　令和元年１２月以降、日本国内でも感染拡大が見られた新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、令和２年１～３月における新型感染症を理由とした当県への教育旅行の中止件数は、学校数が４０６校、延べ宿泊者数が２９，８９３人泊となりました。これは、それぞれ平成３０年度実績の５．８％に相当します。

　このような現状を踏まえ、福島県では県外への正確な情報発信を継続し、教育旅行先として福島を選んでいただくため、今年度もバス代助成やきめ細かな誘致キャラバン活動など総合的な取組を粘り強く進めてまいります。

　令和元年度福島県教育旅行入込調査報告書については下記ＵＲＬよりダウンロードしてください。

• 令和元年度福島県教育旅行入込調査報告書 [2MB]