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メールマガジン

Vol.019 2005年11月

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┏┏┏   社団法人福島県観光連盟 教育旅行専門部会発行
┏┏    「学習リゾートうつくしま・ふくしま」教育旅行情報
┏┏┏       2005年11月発行       Vol.019
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 福島県はいま「総合的な学習の時間」に実体験の場を提供し、未来を担う子
どもたちのために「学習リゾート」の基盤整備に力を入れています。
 福島県内の多様で多彩な体験学習メニューや、学習コーディネーターの情報、
最新のニュースなどをこのメルマガを通して、ご理解いただければ幸いです。
 学習旅行、校外学習にはぜひ福島県へお越しいただけるよう、心よりお待ち
いたしております。

  社団法人福島県観光連盟会長(福島県知事)  佐藤 栄佐久
  福島県の公式教育旅行ホームページ
         ⇒ http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/

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┏ 目 次
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 1・【湿地保全】尾瀬がラムサール条約に登録され世界財産に
 2・【道路情報】国道49号線と国道115号線に新バイパス開通
 3・【自然体験】親子でアウトドアを楽しむ、NPOが裏磐梯で自然児体験
 4・【震災疎開】福島市の飯坂温泉、土湯温泉で自然災害の疎開先PR
 5・【タクシー】会津観光の目玉にレトロなロンドンタクシーが登場
 6・【里山体験】薪割りをして火をおこし、お風呂に入ろう!
 7・【調理教室】日本人の食生活を変えると地球環境がよくなる?
 8・【産業技術】生活を支える身近な産業技術の研究に参加する


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┏  1【湿地保全】尾瀬がラムサール条約に登録され世界財産に

 アフリカ・ウガンダの首都カンパラで開催された第9回ラムサール条約締結
国会議で、福島と群馬、新潟の3県にまたがる「尾瀬」が登録湿地として正式
に認められ、国際的に貴重な湿原として位置づけられました。
 ラムサール条約とは、湖沼や河川、干潟など湿地の保全と賢明な利用を目的
とする条約で、世界で1524ヵ所、日本では13ヵ所がすでに登録されています。
 水鳥や渡り鳥の生息環境を学び、環境保全の学習をする教育旅行の適地とし
て、今後尾瀬を訪れる学校が増えることを期待しています。

 ■ラムサール条約とは⇒
     http://homepage1.nifty.com/rcj/japanese/jouyakutoha.htm
 ■ラムサール条約、尾瀬など20湿地を登録⇒
     http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20051109tb03.htm

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┏  2【道路情報】国道49号線と国道115号線に新バイパス開通

 福島県いわき市と新潟市を結ぶ国道49号線の猪苗代湖畔(金曲地区)に新し
いバイパスが11月21日開通し、より猪苗代湖に近く景色が楽しめる国道になり
ました。
 また、福島市と猪苗代町の国道49号線を結ぶ国道115号線は、最後の難所だ
った土湯バイパスがトンネル化し、12月3日に開通します。これによって東北
高速道福島西ICから、猪苗代・磐梯高原方面へは15分程度の短縮になり、快適
なドライブコースが楽しめるようになります。

 ■国道49号線と国道115号線⇒ 
 http://www.tif.ne.jp/jpn/ati/SearchColumnDetail.php?a=1&g=2&c=1287

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┏  3【自然体験】親子でアウトドアを楽しむ、NPOが裏磐梯で自然児体験

 猪苗代町の特定非営利活動法人「NPOばんだい2000」では、自然に触れるこ
との少なくなった子供達に、親子で楽しめるアウトドア体験を北塩原村で開催
しています。「生きる力」に欠ける現代っ子に対して、阪神大震災の時に使わ
れたというペットボトルとティッシュペーパーを活用した簡易濾過装置の実験
や、火起こし、ロープワークなどを体験しました。
 NPOばんだい2000では、学校団体で磐梯高原を訪れる生徒たちにも、自然の
中で生活する知恵を身につけるための、こうした体験教室を受付けています。

 ■NPOばんだい2000⇒ http://www.npo-bandai2000.com/hyoushi.html

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┏  4【震災疎開】福島市の飯坂温泉、土湯温泉で自然災害の疎開先PR

 地震など自然災害に遭った際に、あらかじめ登録した疎開先に一時避難でき
る共催商品「震災疎開パッケージ」。その疎開先に飯坂温泉と土湯温泉が福島
県内で初めて名乗りを上げ、同商品を販売する「全国商店街震災対策連絡協議
会」の認定を受けました。
 これは年間5‚250円(小学生以下3‚150円)の掛け金で、被災時には疎開先ま
での交通費5万円まで、疎開先での滞在費が25万円まで支給されるもので、掛
け捨てにならないよう無事に1年が経過すると、両温泉の場合3‚000円分のリ
ンゴや果物が、加入者に送られます。

 ■「震災疎開パッケージ」⇒ http://www.shoutengai-sinsai.com/SN/

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┏  5【タクシー】会津観光の目玉にレトロなロンドンタクシーが登場

 赤い二階建てバスとともにロンドン名物になっている、レトロで四角くいロ
ンドンタクシー3台が、会津若松市に登場しました。このタクシーは普通の小
型タクシーと同料金で利用でき、雰囲気に合わせて運転手はきめ細かなサービ
スができるよう、女性ドライバー運転します。
 会津若松市には修学旅行生の利用が多いレトロバス「ハイカラさん」や、大
正時代の街並みを再現した七日町通りや野口英世青春通りなどがあり、ますま
すロンドンタクシーが似合う町になっていくようです。

 ■福島民報ニュース/ロンドンタクシー導入⇒ http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20051031/kennai-20051031091551.html
 ■ロンドンタクシーとは⇒ http://ww6.et.tiki.ne.jp/~goudatakesi/

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┏  6【里山体験】薪割りをして火をおこし、お風呂に入ろう!

 電気もガスもない、ケータイも通じない普段とまったく違う生活ができる体
験村が福島県鮫川村にあります。題して「あぶくま自然大学」。自然と共に生
きる里山の暮らしを体験できる田舎生活を体験すると、五感が研ぎ澄まされて
くるのを感じるはずです。

 ■あぶくま自然大学⇒ http://www2.ocn.ne.jp/~abukuma/
 ■「総合的な学習サポートプログラム208」⇒ http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/travel/sel_details/sele171.html

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┏  7【調理教室】日本人の食生活を変えると地球環境がよくなる?

 最近「食育」「フードマイレージ」「地産地消」「スローフード」などとい
った言葉に、マスコミを通じて触れる機会が増えました。これらの言葉はみな
“食べ物”と関連しています。“食べ物”をテーマとする「総合的な学習」は
末広がりに現代生活への疑問や、食物連鎖や循環の理念、過剰農産物がもたら
した文化や文明との関連へと学習素材が含まれているのです。
 磐梯高原学生誘致連合会では、認定農業者とプロの調理師がタッグを組み、
農業体験とホテル内での調理実習を通じて、教育旅行のテーマとして「食育」
を学ぶプログラムを実施しています。

 ■地産地消と食育で東北農政局長賞を受賞⇒
   http://www.tif.ne.jp/jpn/ati/SearchColumnDetail.php?a=1&g=46&c=835
 ■磐梯高原学生誘致連合会⇒ http://www.naf.co.jp/fukushima

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┏  8【産業技術】生活を支える身近な産業技術の研究に参加する

 大学の研究所のような最先端技術ではなく、生活の産業技術の研究を行って
いる郡山市にある「福島県ハイテクプラザ」。科学技術というと「分かりにく
い」「取っつきにくい」という印象がありますが、ここでは日ごろ見慣れた携
帯電話や家電製品などの製造技術を研究指導していますので、生徒さんにとっ
ても馴染みやすく興味関心が高い体験コースになっています。

 ■産業技術の研究は、どのように役立っているのか?⇒ http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/travel/sel_details/sele145.html
 ■福島県ハイテクプラザ⇒ http://www.fukushima-iri.go.jp/

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┏ 発行元 
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   〒960-8670 福島市杉妻町2-16
    社団法人福島県観光連盟 教育旅行専門部会

    TEL 024-521-7287   FAX 024-521-7888
    Mail: fukushima-kyoiku@deluxe.ocn.ne.jp
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