> メールマガジン一覧 > Vol.066 2009年10月
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┃ 財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会発行
┃ 「学習リゾートうつくしま・ふくしま」教育旅行情報
┃ 2009年10月発行 Vol.066
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福島県は未来を担う子どもたちのために「学習リゾート」の基盤整備
に力を入れています。福島県内の多様で多彩な地域資産を活かした体験
学習メニューや、学習コーディネーターの情報、教育旅行に活用できる
最新のニュースなどを、このメルマガを通してご紹介しています。
■ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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┣【1】平成20年度・福島県教育旅行宿泊数は727‚275人(前年度比2.7%減)
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┣【2】県内での旅行・観光の経済効果2‚433億円・幅広い分野に波及効果
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┣【3】会津のアマ劇団「明治の兄弟-山川家の人々」を鹿児島市で公演
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┣【4】伊達市のNPOが「りょうぜん里山がっこうの家」を建設
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┣【5】日本最古の自転車・発明者鈴木三元さんの故郷・桑折町で公開
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┣【6】伊達地方のお年寄りの技が光る「茶炭」5年で5倍に生産量急増
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┣【7】会津若松市で「のんびり歩き観光を」社会実験で無料循環バス運行
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┣【8】全国の3町村合同で「安全・安心でおいしい地下水サミット」開催
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┗【9】会津若松市で太陽光発電のレンタサイクル無料貸し出し
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┃【1】平成20年度・福島県教育旅行宿泊数は727‚275人(前年度比2.7%減)
第11回目となる平成20年度の「福島県教育旅行宿泊者数調査報告書」がまと
まりました。今年度は727‚275人で、前年度比で2.7%減、人数で約2万人の減
少になりました。グリーンシーズンは増加傾向にあったもののスキー修学旅行、
スキー林間学校等、冬期間の教育旅行減少が足を引っぱった形になりました。
下記のサイトから抄訳版がダウンロードできますが、詳細は下記事務局にお問
い合せください。
■平成20年度福島県教育旅行宿泊者数(抄訳版)
⇒http://www.tif.ne.jp/kyoiku/enq/enq_disp.php?seq=28
■お問い合せはこちらまで ⇒ tabiiku@tif.ne.jp
(財)福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会事務局
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┃【2】県内での旅行・観光の経済効果2‚433億円・幅広い分野に波及効果
福島県は平成19年度(2007)の観光経済の波及効果が2433億6400万円に上っ
たことを発表しました。これは県内総生産(7兆8834億円)の3%にあたり、
サービス、運輸、商業の他、最近では農業や食品製造といった幅広い産業に経
済波及効果をもたらしています。雇用創出効果は約1万9千人と予測され、観
光が地域経済に与える影響の大きさが、改めて裏付けられたとしています。
■KFB福島県内ニュース「19年度の旅行・観光経済効果を県が初調査」
⇒http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200908211
■アナリーゼふくしま No.18
⇒http://www.pref.fukushima.jp/toukei/data/02/ana/ana18/ana18.pdf
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┃【3】会津のアマ劇団「明治の兄弟-山川家の人々」を鹿児島市で公演
戊辰戦争で戦った会津藩と薩摩藩の和解をテーマにした演劇「明治の兄弟―
山川家の人々」が、会津若松市のアマチュア劇団「ぴーひゃらら」によって、
鹿児島市で10月13日上演されました。会津藩士の家に生まれた山川捨松と薩摩
藩出身の大山巌から持ち込まれた縁談話を軸に、西郷隆盛の弟の従道や捨松の
兄らとの心の交流を描いたもので、「ぜひ鹿児島で!」という劇団側の熱意が
通じ、かつての宿敵の地での公演が決まったものです。
■南日本新聞「戊辰戦争の遺恨超えて、福島の劇団が10月鹿児島公演」
⇒http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=54&storyid=17758
■劇団「ぴーひゃらら」が「明治の兄弟-山川家の人々」を公演
⇒http://sorairo-sky.blog.ocn.ne.jp/sorairo/2009/06/10_08ac.html
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┃【4】伊達市のNPOが「りょうぜん里山がっこうの家」を建設
伊達市霊山町の「NPO法人りょうぜん里山がっこう」は、今年度宿泊型の生
活体験施設「りょうぜん里山がっこうの家」を建設します。地元の木材や業者
を活用する県の「ふくしまの家地域活性化支援事業」で、二地域居住や定住希
望者の相談拠点や、子ども等が宿泊して里山体験を行う施設となります。
■KFB福島県内ニュース「りょうぜん里山がっこうの家」地鎮祭
⇒http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200910055
■(財)あしたの日本を創る協会「廃校を蘇らせ体験研修の場に活用する」
⇒http://www.ashita.or.jp/publish/mm/mm82/mm82-2-1.htm
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┃【5】日本最古の自転車・発明者鈴木三元さんの故郷・桑折町で公開
1876(明治9年)年に、日本最古の国産自転車「三元車」を発明した鈴木三
元の故郷、福島県桑折町で10月25日まで実物が初めて一般公開されています。
現存する三元車は、トヨタテクノミュージアム産業技術記念館(名古屋市)に
収蔵された1台だけで、通常は一般公開されていません。子孫の5代目鈴木三
元さん(84)を中心に進める「三元車復元プロジェクト」の一環で、実物を間
近で見て、歴史的価値と魅力を感じてもらおうと企画されました。
■福島民友ニュース「最古の国産自転車『三元車』を桑折町で展示」
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0927/news7.html
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┃【6】伊達地方のお年寄りの技が光る「茶炭」生産量が5年で5倍に急増
かつて養蚕が盛んだった福島県伊達地方では、農家で蚕を飼う部屋の暖房用
に木炭を大量に消費したため、炭焼きの技術を持った農家が多く原料となるク
ヌギも豊富にありました。この炭焼きの技術が、近年茶道に使われる見た目の
美しい茶炭として全国から注目され、5年で生産量が5倍になり、復活を果た
しています。今後、エネルギー学習や体験学習の素材としても注目されます。
■福島民報ニュース「伊達地方を茶炭の里に」
⇒http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=3988817&newsMode=
article
■林野庁「茶道炭」ってなに?
⇒http://www.rinya.maff.go.jp/policy2/mokutan/5.htm
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┃【7】会津若松市で「のんびり歩き観光を」社会実験で無料循環バス運行
のんびり歩いて回る観光スタイルを目指そうと、会津若松市内で10月8日か
ら11月6日まで、「そぞろ歩き観光」の社会実験が始まりました。国土交通省
の指定を受け、市や観光協会などでつくる「会津いにしえ夢街道協議会」が実
施するもので、市街地東部にある飯盛山観光案内所から東山温泉駐車場までの
エリア内乗り降り自由の循環バスを運行するほか、30台のレンタサイクルも無
料で利用できます。
■福島民報ニュース「そぞろ歩き観光の社会実験始まる 会津若松」
⇒http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=4070152&newsMode=
article
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┃【8】全国の3町村合同で「安全・安心でおいしい地下水サミット」開催
福島県内で唯一上水道設備を持たず、井戸水などを飲料水にしている川内村
や北海道東川町、熊本県嘉島町など、同様の自治体が発起人となり、本年11月
に東京都内で「安全・安心でおいしい地下水サミット」が開催されます。この
サミットの狙いである「天然の地下水で生活できることに誇りを持ち、この貴
重な財産を守り続けよう」というコンセプトに賛同し、川内村も参加すること
になりました。
■全国町村会「毎年11月10日に「地下水サミット」を開催へ」
⇒http://www.zck.or.jp/letter/H21/0900420_01.html
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┃【9】会津若松市で太陽光発電のレンタサイクル無料貸し出し
太陽光発電を活用した電動アシスト自転車を貸し出し、市内観光を楽しんで
もらおうという事業が会津若松市で始まり、観光客の人気を集めています。こ
の事業は「あいづエコ観光交通モデルシステム構築協議会」が取り組んでいる
もので、市内のホテル2ヵ所に最新型の自転車10台を配備、「らくらくおひさ
ま自転車」として、無料で貸し出しています。1回の充電で約100km走行で
き、温室効果ガス排出ゼロを可能としています。
■福島民友ニュース「太陽光発電のレンタサイクル『おひさま自転車』」
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0911/news8.html
■あいづエコ観光交通モデルシステム構築協議会
⇒http://ecobito.biz/info0.php
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【発行元】
〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会
TEL 024-525-4024 FAX 024-525-4087
Mail: fukushima-kyoiku@deluxe.ocn.ne.jp
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