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福島県教育旅行メールマガジン 2012年7月発行 vol.98

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【福島県教育旅行メールマガジン 2012年7月発行 vol.98】

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――■ 2012年7月号 ■―――――――――――――――――
【1】8月4、5日にフォレストパークで防災キャンプ開催!
【2】夏休み企画が登場!鶴ヶ城やアクアマリンふくしまで!
【3】ムシムシランド「自然観察園」が2年ぶりに開園!
【4】自然エネルギー発電体験プランが登場・ホテルリステル
【5】猪苗代湖や勿来海岸で浜・海開きが行われました。
【6】8月12日、越谷で南会津の子ども達が「息吹」公演。
【7】レポート・和洋国府台女子中といわき海星高校が交流。
――――――――――――――――■ 2012年7月号 ■―――

【1】8月4、5日にフォレストパークで防災キャンプ開催!

8月4日(土)、5日(日)の両日、大玉村にあるフォレストパークあだた
らで『もしもに備えるアウトドア×災害救助活動展』が実施されます。
陸上自衛隊の車両展示や、消防のレスキュー体験、日本赤十字社による飯
炊き袋による炊出し、応急処置講座など、災害の現場で実際に使われるも
のを直接見たり、体験することができます。
この他にも事前申し込みプログラムとして、ライト一つで暗闇を歩く体験
や非常食試食会なども用意されており、いざ災害が起き、ライフラインが
止まった時の不便さを体験プログラムを通して知り、この経験をもとに工
夫して局面を乗り切る知恵を身につけることが出来ます。
今回は第一回目のトライアルとして実施されます。今後も防災学習に関す
る取り組みなど随時ご紹介していきます。

■教育旅行ホームページ新着情報⇒
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=128
■フォレストパークあだたらHP⇒
http://fpadatara.com/

【2】夏休み企画が登場!鶴ヶ城やアクアマリンふくしまで!

夏休みに入り、県内各地で様々な体験プログラムが実施されています。
会津のシンボル、鶴ヶ城では、御薬園、会津町方伝承館と共同企画で、「
サポート7」を展開。鶴ヶ城では、ガイドさんと一緒に学ぶ歴史散策や紙
芝居「新島八重物語」の小冊子プレゼントのほか、小・中学生にはクリア
ファイルをご用意!御薬園ではクイズラリーや抹茶体験、町方伝承館では
赤べこ絵付け体験ができます。
いわき市アクアマリンふくしまでは、8月26日までの土日を中心に「かが
やくアクアマリン」夏休みイベントが開催され、金魚まつりや魚ッチング
スタンプラリー、かっぱの里体験など子ども達が楽しみながら生き物が勉
強出来るプログラムを取り揃えています。ぜひ夏休みにご家族皆さんでお
越しください。

■会津若松市観光公社HP⇒
http://www.tsurugajo.com/
■アクアマリンふくしまHP⇒
http://www.marine.fks.ed.jp/index.htm

【3】ムシムシランド「自然観察園」が2年ぶりに開園!

田村市常葉町にある「こどもの国ムシムシランド」のカブトムシ自然観察
園が、2年ぶりに開園されました。同自然観察園の開園期間は8月26日ま
で、時間は午前9時30分から午後4時30分までとなっており、水曜日が定
休です。
同園では、徹底した除染作業を実施しており、園内に放すカブトムシ数千
匹も放射線検査を行うなどしております。子ども達にも大人気のカブトム
シ、夏休みにぜひ遊びに来て下さい。

■カブトムシ自然王国こどもの国ムシムシランドHP⇒
http://mushimushiland.com/

【4】自然エネルギー発電体験プランが登場・ホテルリステル

猪苗代町にあるホテルリステル猪苗代では、夏休み・親子で学ぶ「自然科
学体験学習」を用意しており、国内最大級の風力発電所がある布引高原の
見学や太陽光発電の実験が出来るソーラー発電目覚ましオルゴール工作キ
ット作りが体験出来ます。
この他にも、リステルパークでは子ども向けのイベントやアトラクション
が多数あり、ツリーアドベンチャーやフィールドアスレチックなど思いき
り体を動かしながら、夏を満喫できます。詳しくはホームページからご確
認下さい。

■ホテルリステル猪苗代HP⇒
http://www.listel-inawashiro.jp/index.html

【5】猪苗代湖や勿来海岸で浜・海開きが行われました。

猪苗代町にある猪苗代湖で、浜開きが行われました。これまで、放射線検
査などを実施し、安全が確認され利用可能となりました。(※6月27日現
在の環境放射線量は0.06~0.1μSv/h、湖水から放射性物質は検出されて
おりません。)
この他、海の観光復活の第一歩と期待される勿来海岸の海開きが、海の日
の7月16日に行われました。(※7月24日現在の環境放射線量は0.06~0.1
μSv/h、海水から放射性物質は検出されておりません。)いわき市では、
更に海水浴のお客様の安心安全の為に、1日3回空間放射線量を監視塔や
砂浜に表示したり、大地震や津波が発生した際の誘導など対策を取って
います。
環境放射線情報など、詳しくはHPからご確認ください。皆様のお越しを
お待ちしております。

■猪苗代観光協会⇒
http://www.bandaisan.or.jp/
■いわき観光まちづくりビューロー⇒
http://www.kankou-iwaki.or.jp/

【6】8月12日、越谷で南会津の子ども達が「息吹」公演。

南会津町で地元の小・中・高校生が主人公となり作り上げ、大きな感動を
呼んでいる舞台「息吹~南山義民喜四郎伝」の越谷チャリティ公演が、8
月12日に開催されます。
今回のテーマは、「息吹~絆~」。越谷で皆さんに元気を届けたいと、日々
練習を重ねています。3月の沖縄公演も大成功をおさめ、更にパワーアッ
プした子ども達にぜひ会いに来て下さい。

■息吹~南山義民喜四郎伝公式ホームページ⇒
http://www.minamiaizu.jp/ibuki.html

【7】レポート・和洋国府台女子中といわき海星高校が交流。

7月24日~7月27日の3泊4日の日程で、千葉県市川市にある和洋国府台女
子中学校2年生151名の皆さんが、福島県で林間学校を実施しました。今
回は、会津若松市内での鶴ヶ城や飯盛山、日新館の見学などのほか、福島
県いわき市にあるいわき海星高校のチームじゃんがらの皆さんとの交流会
が実施されました。

この交流会は、1.東日本大震災で被災した先生・高校生の話を聞き、他者
の痛みを理解し、共感する心を持つ。2.困難を乗り越えるための必要なこ
とを学び、今後の自分の生活に生かす。という目標のもと、実施されまし
た。

交流会の初めに、和洋国府台女子中学校の太田校長先生から「今回の交流
会はとても重要な交流です。東日本大震災では、それぞれの出来事や想い
があったと思います。いわき海星高校では2名の生徒の方が亡くなられ、
学校も1階部分や体育館が津波によって大きな被害を受けていますが、そ
のような中でも皆さんが集まり、立ち上がるために力を合わせて頑張って
います。これから、20年後、30年後の日本社会を支えていくのは、今こ
こにいる皆さん達で、このような体験を若い人同士が共有し、考えていく
ことがとても大切です。」というお話がありました。

いわき海星高校の澤尻校長先生から、震災当日から学校再開までの取り組
みを写真を使いながら発表をいただきました。間借りの校舎から母校の校
舎に戻った時に生徒の皆さんが喜んだ様子を聞くことが出来、普段の生活
がどれだけ幸せで、大切かを学びました。
最後に海洋科の生徒の作文から、「自然の厳しさややさしさに人間が誠実
に、前向きに取り組めば、この震災の課題も乗り越えられる。水産海洋を
学ぶ私たちが木戸川に遡上する鮭のように、一回りも二回りも大きくなっ
てふるさとに戻って来れるよう頑張りたい。」という力強いメッセージが
皆さんに届けられました。

生徒の代表の方からは、水や支援物資、食料を取りに遠くまで行ったり、
長時間並んだこと、辛いこともある一方で、見ず知らずの人やボランティ
ア、家族、親戚の人に助けられたことなど高校生が実際に体験し、感じた
想いを聞くことが出来ました。

交流会の最後に、じゃんがら念仏踊りの披露です。これはいわき市に伝わ
る郷土芸能で、鉦、太鼓を打ち鳴らしながら亡くなった方を供養する踊念
仏の一種です。迫力のある踊りを生徒の皆さんは熱心に見ていました。交
流会を含め、その様子はぜひホームページ新着情報からご覧下さい。

■ 教育旅行ホームページ新着情報⇒
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=129

交流会終了後、和洋国府台女子中学校の高橋さん、寺方さん、工藤さんに
取材したところ、「福島は被災地なので、皆さん落ち込んでいると思った
が、とても元気だった。これまでは福島に対して恐怖感があったが、それ
がなくなった。交流会で生の声を聞いて、次に災害が起きた時には冷静に
なって、助け合い、協力しあいたいと思う。」と話していました。

今回の交流会では、先生や生徒の皆さんの生の声を聞くことで、普段の避
難訓練がどのように行われていたか、実際に被災地では何が起きていたの
か、何を感じ、考え、行動してきたのかを聞くことができました。

交流を通して、体験を共有する学びの場が、今、福島県に求められていま
す。災害を学びに変え、共に未来を考える環境を整備していきたいと考え
ています。


※本メールは今まで福島県観光物産交流協会教育旅行推進委員と名刺交換
させていただいた方、福島県観光物産交流協会会員、うつくしま観光プロ
モーション推進機構会員、ふくしま合宿誘致推進会議会員の皆様にお送り
しております。
送信先を変更されたい方、また今後このようなお便りをご希望されない方
はお手数ですが、その旨ご返信下さいますようお願いいたします。


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◇発行者Webサイト: http://www.tif.ne.jp/kyoiku/
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【発行元】  
  〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
    財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会
    TEL 024-525-4024   FAX 024-525-4087
    Mail tabiiku@tif.ne.jp

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