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【福島県教育旅行メールマガジン 2013年3月発行 vol.106】
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――■ 2013年3月号 ■―――――――――――――――――
【1】アクアマリンふくしまのシーラカンス展示リニューアル。
【2】全国生徒会サミット2013福島市大会が開催されます。
【3】7月27日~相馬野馬追が通常規模で今年も開催へ。
【4】いわきで桜が開花しました~ふくしまさくら前線だより。
【5】熊本県宇土中・高校と原町高校が学校交流を実施。
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【1】アクアマリンふくしまのシーラカンス展示リニューアル。
いわき市にある環境水族館アクアマリンふくしまの「シーラカンス
の世界」コーナーが、今月20日にリニューアルオープンしました。
同館が自走式水中カメラで撮影したシーラカンスの遊泳映像をもと
に、金沢工業大学と共同でひれの動きを再現し開発された「シーラ
カンスロボット」を展示。今回新たに、シーラカンスに似た形態や
習性を持つ大型ハタ科魚類「タマカイ」がお目見えします。
アクアマリンふくしまでしか見ることのできない、珍しい展示コー
ナーです。ぜひお越しください。
■アクアマリンふくしま⇒
http://www.marine.fks.ed.jp/index.htm
【2】全国生徒会サミット2013福島市大会が開催されます。
8月6日~10日まで、福島市で「全国生徒会サミット2013福島市大
会」が開催されます。中学生が東日本大震災と原子力発電所事故か
らの復興や地域貢献などを話し合います。この生徒会サミットは文
部科学省の事業で、東北地方から次世代のリーダーを育てることを
目的としています。
県内外から約170校、生徒会役員約340人が参加予定で、初日は開会
式、翌日以降から討論、発表会などが予定されています。詳しい情
報がわかりましたら、おってメールマガジンでもお伝えします。
【3】7月27日~相馬野馬追が通常規模で今年も開催へ。
国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追(そうまのまおい)」が、
7月27日~29日の3日間、昨年に続き、通常規模で開催される事が決
定しました。相馬野馬追は1,000年以上の歴史を誇る相双地方を代
表するお祭りです。勇壮で豪華な戦国絵巻の世界が繰り広げられ、
メーン行事である神旗争奪戦はこれまでも多くの人を魅了し続けて
きました。
この他にも、6月1、2日には「東北六魂祭(ろっこんさい)2013福
島」が福島市で開催されます。また、5月31、6月1日には郡山市で
「ふくしまフェスティバルin郡山2013」が決まっており、浅草サン
バや弘前ねぷたなど全国から15団体の参加が予定されています。
お祭りを通して、福島の元気を発信していきます。ぜひご期待くだ
さい。
【4】いわきで桜が開花しました~ふくしまさくら前線だより。
NHK大河ドラマ「八重の桜」放送に合わせ、当協会にも開花情報の
問合せが増えています。福島県はその広い県土から3月末~5月まで
の約2ヵ月間、桜を楽しむことができます。県内でも一番先に開花す
るのが温暖な気候のいわき市。桜前線はその後太平洋側を北上し、
中通り地方を南下、会津地方へと進んでいきます。
太平洋側を結ぶ国道6号線は、今は原子力発電所事故により避難が余
儀なくされていますが、その分断された街道を繋ごうと、「ふくし
ま浜街道・桜プロジェクト」の第1回目の植樹が行われました。地元
の中学・高校生のほか、ボランティアの協力のもと実施され、今後
南北約160キロを1,600本の桜で結ぶ予定です。
県内の桜の開花状況は下記からご確認ください。皆様のお越しをお
待ちしています。
■ふくしま桜前線だより⇒
http://www.tif.ne.jp/jp/sp/sakura2013/index.php
【5】熊本県宇土中・高校と原町高校が学校交流を実施。
平成25年3月14日~2泊3日の日程で、熊本県立宇土中学校・高校
(中高一貫校)の生徒会10名の皆さんが、福島県の相馬市、南相馬
市を訪れ、被災地の視察と学校交流を実施しました。
相馬市では沿岸部や相馬双葉漁業協同組合の見学と語り部、仮設店
舗や相馬共同火力新地発電所の見学などを実施しました。生徒は
「テレビで見るのと全然違った。実際に自分の目で見てよかった」
を話していました。
和田観光苺組合では、摘み取り体験のほかに、被害状況などの説明
を受け、皆さん熱心に聞き入っていました。
南相馬市では、山田神社を見学しました。この仮社殿と鳥居は、昨
年2月に熊本県立球磨工業高等学校で宮大工を学んでいる高校生から
寄贈されたものです。
2日目の夕方、原町高校生徒会の皆さんとの学校交流です。初めに、
震災当日や直後の混乱や避難先でやさしくしてもらった思い出、2年
が経過した今の気持ちなどを代表の生徒が発表しました。その後グ
ループに分かれ、「震災では何が大変だったか?」、「これから復
興に向けて出来ることは何か」などそれぞれの思いを語り合いまし
た。
熊本県立宇土高校生徒会長の河野航平君は「相馬は漁業協同組合な
どの被災状況がすごかった。山田神社は高台にあったのに流されて
しまい、津波の大きさに驚いた。ずっと前から福島に来たいと思っ
ていたが、早くボランティアに来るべきだったと思っている。学校
交流は初めての体験だったが、とても楽しかった。今回、見聞きし
たことを、帰ってからも伝えていきたい。」と視察の感想と新たな
決意を話してくれました。
福島県立原町高校生徒会長の牛来新くんは「はるばる熊本から来て
もらってとても嬉しかった。同じ高校生と交流をするのは初めてだ
ったが、この震災を伝えていくことが僕たちにできることであり、
大事な役割だと思っている。また交流の機会があればぜひやってみ
たい」と元気いっぱいの笑顔。
今回は、被災した同世代と共に学びたいという宇土中学校・高校の
皆さんの思いを、原町高校の皆さんが受け、体験や感じたこと、考
えたことを語り合うという形で学校交流が実現しました。今後も若
い世代の交流が続いていくことを祈っています。
■教育旅行HP新着情報⇒
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=146
※本メールは今まで福島県観光物産交流協会教育旅行推進委員と名
刺交換させていただいた方、福島県観光物産交流協会会員、うつく
しま観光プロモーション推進機構会員、ふくしま合宿誘致推進会議
会員の皆様にお送りしております。
送信先を変更されたい方、また今後このようなお便りをご希望され
ない方はお手数ですが、その旨ご返信くださいますようお願いいた
します。
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◇発行者Webサイト: http://www.tif.ne.jp/kyoiku/
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【発行元】
〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会
TEL 024-525-4024 FAX 024-525-4087
Mail tabiiku@tif.ne.jp
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