> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2013年9月発行NO.1 vol.112
――● 2013年9月号NO.1●―――――――――――――――――
【1】平成24年度福島県教育旅行入込調査の結果公表!
【2】福島県教育旅行ジャーナル(vol.1)が発行されました。
【3】兵庫県立吉川高等学校が福島県でボランティア活動!
【4】熊本県立球磨工業高校生による仮社殿奉納鎮座祭の模様を取材!
【5】法政大学応援団が猪苗代町で合宿!
【6】玉川学園ハンドベル・クワイア部が猪苗代町などで演奏会を実施!
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【1】平成24年度福島県教育旅行入込調査の結果公表!
本協会では、本県教育旅行の実態を把握するとともに今後の対応につ
いての資料にするため、「平成24年度福島県教育旅行入込調査」を
行い、その結果を9月12日に公表いたしました。
本県教育旅行は、調査を始めた平成10年度から年々増加し、
平成16年度以降は70万人を超える入込があり、ピークとなった平成
19年度には747,549人(延べ宿泊人数)の実績を確認できま
した。
その後、平成20年度から減少に転じ、平成23年度は東日本大震災、
原発事故による風評被害などの影響により132,445人(延べ宿泊者
数・前年比19.7%)まで落ち込みました。平成24年度は240,
148人(延べ宿泊者数・前年比181.3%)と回復基調にあるものの、
ピーク時(平成19年度)と比べると32.1%と、教育旅行を取り巻く
環境は依然として厳しい状況が続いています。
地域別では、東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、宮城県、栃木県の1都
5県で121,730人となり、全体の50.7%を占めます。福島県
は、90,485人で、37.7%となっています。
このような現状を踏まえ、本協会では、行政と民間が一体となりプロ
モーション活動等を実施する「教育旅行推進委員会」を設置するなど体制
整備を図るとともに、学校や旅行会社等への誘致キャラバンや、教育旅行
メールマガジンの配信等、教育旅行回復に向け、積極的に取り組んでいます。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=170
【2】福島県教育旅行ジャーナル(vol.1)が発行されました。
福島県では、地域の自然や文化を生かした特色ある教育旅行を推進して
いるところですが、このほど「福島県教育旅行ジャーナル」を作成し、
福島県に教育旅行で訪れた学校を紹介するとともに、その独自の取り組み
や楽しさ、魅力について定期的に情報を発信しています。
第1校目は、2012年度に裏磐梯高原で2泊3日の教育キャンプを
実施した栃木県立矢板東高等学校です。引率された先生のコメントや行程
等も掲載されており、福島県での教育旅行実施の際の参考として活用して
みてはいかがでしょうか。
また、浜通り地区、中通り地区、会津地区それぞれの地域の個性を活か
した体験ができる福島県の魅力的な教育旅行プログラムも紹介しています。
○福島県教育旅行ジャーナルPDF
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=174
【3】兵庫県立吉川高等学校が福島県でボランティア活動!
8月16日(金)から19日(月)の日程で、兵庫県立吉川(よかわ)
高等学校の有志26名がボランティア活動と東日本大震災義捐金贈呈の
ため本県を訪れました。
17日(土)は、相馬市の松川浦環境公園で清掃ボランティアを行いました。
18日(日)は、6月に同校で行われた文化祭模擬店の売上げや、
寄せられた募金を義捐金として五十嵐県観光交流局長に手渡したほか、
福島市のあんざい果樹園で草刈りや桃の除袋作業などの農業ボランティア
を行い、震災から復興に励む本県の現状を学習しました。
中井菜絵さん(3年生)は、「福島県に来る前は、県全体の人口が少な
く活気がないのかと心配をしていたが、実際に訪れたら、たくさんの人が
皆元気に普段通りに生活をしていらっしゃって自分が思っていたイメージ
と違った」と話してくれました。
北山直樹さん(3年生)は「昨日は相馬市でボランティア活動を行った
が、大きな被害を受けた方々の前向きに頑張っておられる姿に感動し、
反対に元気をもらった。これからも自分たちのできるボランティア活動を
通して、自分自身も成長していけるよう活動を続けていきたい」と感想を
話してくれました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=167
【4】熊本県立球磨工業高校生による仮社殿奉納鎮座祭の模様を取材!
8月20日、東日本大震災の大津波で流出した南相馬市小高区川原田
地区の天照皇太神宮に熊本県人吉市の球磨工高が仮社殿を寄贈しました。
鎮座祭は地元の氏子や同校の生徒たち約30人が出席しました。国内唯一
の宮大工養成コースがある球磨工校の建築科伝統建築コースは昨年2月、
復興支援のため津波で被災した南相馬市鹿島区の山田神社に社殿を寄贈し
ました。
球磨工高伝統建築専攻科の蔵座慎太郎さん(2年生)は「仮社殿の修復
は、生徒8名で2年間にわたる課題研究において丸1年かかりました。
南相馬市の方々に喜んでもらえたので修復してよかった。今後も被災地の
ためにできることをしていきたい」と話してくれました。
同校の藤田昌平さん(2年生)は「みんなの思いを一緒に持ってきまし
た。南相馬市の皆さんから温かい言葉をいただき、逆に皆さんから元気をい
ただきました」と話してくれました。
川原田行政区長の楽伸一郎さんは「避難生活が続く住民にとって、
心のよりどころとなる場所がやっとできた。みんなで大切にしていきた
い」と感謝の気持ちを言葉に表していました。
一行は、午後から同市鹿島区の男山八幡神社に移動し、被災された人たち
を励ますため縁日を開催しました。縁日に訪れた子どもたちは、かき氷を
食べたり、スーパーボールすくいをしたりして生徒たちとの交流を楽しん
でいました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=162
【5】法政大学応援団が猪苗代町で合宿!
8月11日から9泊の日程で、法政大学応援団(リーダー部、吹奏学
部、チアリーディング部)総勢98名が猪苗代町中ノ沢温泉で合宿を実
施しました。福島第一原発事故の風評被害を受ける本県の復興を少しでも
後押ししようと、合宿場所に本県が選ばれました。
取材に伺った8月18日は、連日の炎天下の中、猛練習をした成果を
町民に披露する成果発表会が猪苗代町の中ノ沢体育館で催されました。
実践さながらの演奏と迫力のある応援に観客からも大きな拍手と歓声が
沸き上がっていました。
団長の原正成さん(4年生)は「温かく迎えていただいた猪苗代町の皆
さんに感謝の気持ちを込めて合宿の成果を披露したい。応援団のスロー
ガンは、礼儀・節度・闘志。母校の勝利を信じ、選手を応援することを
目的に日々練習しています」と語ってくれました。
チアリーディング部責任者の野中百合香さん(4年生)は「猪苗代町は
練習しやすい環境が整っており、有意義な合宿ができています。できれ
ば来年も福島県で合宿をしたいです。チアリーディング部のスローガンは
元気・勇気・笑顔で、選手たちを精一杯応援します」と話してくれました。
吹奏学部総務責任者の森彩花さん(4年生)は「私たちは、座奏、マー
チング、応援の3つの活動をしています。どの活動においてもプロフェ
ッショナルを目指しています」と成果発表会で皆さんに感動を伝えられ
た達成感に満ちあふれた表情で話してくれました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=161
【6】玉川学園ハンドベル・クワイア部が猪苗代町などで演奏会を実施!
8月25日、東京都町田市の玉川学園中等部・高等部ハンドベル・ク
ワイアの生徒16名が猪苗代町の天鏡閣において演奏会を実施しました。
東北復興支援ソング「花は咲く」、「魔女の宅急便」など6曲の演奏を
披露し、復興を願う澄んだ音色に観客から拍手が沸き上がっていました。
同部が福島県で実施するのは今回が初めてで、24日から26日にかけ
て喜多方市・猪苗代町・会津若松市の計8か所で復興支援のための演奏会
を実施しました。
部長の佐藤真悠子さん(高等部3年)は「昨日は民泊し風評被害に苦し
む農家の現状を知りました。私たちはハンドベルの演奏を通じて福島県の
復興を支援したいとの思いで訪れました。演奏会には多くの人が来てくれ
てとても嬉しかったです。来年も福島県を訪れ、演奏を聴いてくれた方々
に再会したいと思います」と話してくれました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=165
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【発行元】
〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
公益財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会
TEL:024-525-4024 担当:齋藤 美沙貴
Mail: tabiiku@tif.ne.jp
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