> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2014年1月発行 vol.117
【1】福島県教育旅行誘致セミナーを東京で開催!
当協会は、1月17日(金)に東京都内で福島県教育旅行誘致セミナーを開
催しました。毎年福島県内でセミナーを開催していましたが、県外で開催するの
は今回が初めて。東日本大震災後、原発事故の影響により福島県に教育旅行で
訪れる学校が減少し、震災後2年10か月を経過しても震災前の水準には、ま
だまだ回復に至っていないことから、首都圏の学校や旅行会社を対象に行いま
した。
第一部は、「放射線被ばくと健康影響」と題して、高村昇長崎大学原爆後障害
医療研究所教授が講演したほか、震災後に本県を教育旅行で訪れた品川区立荏
原第一中学校(東京都)、和洋国府台女子中学校(千葉県)の学校長等に事例
発表をしていただきました。
第二部は、「今こそ福島で学ぶ旅」と題して、福島県観光交流課の職員が教育
旅行や震災学習等の具体的なプログラムを説明したほか、語り部の村上美保子
氏(新地町在住・朝日館女将)が、紙芝居を用いて震災講話を行いました。
セミナーには、首都圏の学校関係者や旅行会社など100人を超える方々が
出席し、豊富な自然、歴史、震災学習など、教育効果が高い本県の教育旅行の
魅力をアピールしました。
【2】宮崎県立福島高校が猪苗代町で修学旅行を実施!
12月15日(日)から2泊3日の日程で、宮崎県立福島高校の2年生87名
が猪苗代町を訪れました。昨年は、福島県立福島高校と学校名が同じことが縁で
学校交流を行いました。
生徒たちは16日から2日間にわたり、スキー学習を行いました。スキーが
初めての生徒が多く、最初は恐る恐る滑っていましたが、数時間後には慣れて
上手に滑れるようになっていました。最終日には、もっと滑りたいという声が
たくさん聞かれました。
宿泊先で行われた震災講話では、生徒たちは真剣な眼差しで聞き入っていま
した。生徒の島田貴教さんは「これまで一緒にいた人々が、離れ離れになること
が悲しい。震災の爪あとが残る地域にも行ってみたい」と話していました。加藤
忍さんは「もしも自分の身に起きたら辛いと思いました。宮崎に帰ってからは、
今回の講話を周りの人たちに伝え、風化させないようにしたい」と話してくれま
した。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=184
【3】福岡県立修猷館(しゅうゆうかん)高校が福島県で研修旅行を実施!
福岡県立修猷館高校の2年生365名が1月6日から3泊4日の日程で宮城県と
福島県で東北研修旅行を行いました。福島県には8日から9日にかけて1泊2日
の日程で会津若松市やいわき市を訪れました。震災後、本県で教育旅行を実施す
る福岡県の学校は同校が初めて。
8日は、会津地区といわき地区に分かれて歴史学習や被災地視察などが行われ
ましたが、今回は、いわき地区のコースに同行して取材をさせていただきました。
この日、生徒たちは、いわき市の久ノ浜海岸の被害状況を視察し、津波の爪痕
を信じられない様子で見入っていました。その後、生徒たちは、耕作放棄地を活
用し栽培されているオーガニックコットンの収穫体験を行い、復興へ向けた地域
の取組を学びました。
翌日の9日は、宿舎となったスパリゾートハワイアンズにおいて、警察官、
消防士、フラガールなど60名とのグループ討議が行われ、地元の人たちが語る
震災当時の状況や今後の課題についての話に生徒たちは真剣な表情で聴き
入り、自分たちが震災復興や震災を風化させないためには何ができるかなどの
意見交換を行いました。
同校の奥山校長に本県での研修旅行の感想を伺ったところ、「テレビや新聞
で情報は入ってくるが、実際に見て、聞いて、感じることが大切だ。生徒たち
には、震災そのものを謙虚に学び、教訓にするとともに、福島県が抱える現状
と課題について当事者意識を持って考え、将来に繋げていってもらいたい」と
話してくれました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=185
【4】子ども「ふるさと福島」魅力発掘!プレゼン大会が初めて開催される。
震災の影響が残る中で改めて地域の魅力や素晴らしさを再発見し、本県の観光
素材を発掘することで、子どもたちの愛郷心を高めることを目的に、福島県観光
交流局主催により初めてとなる、「子ども「ふるさと福島」魅力発掘!プレゼン
大会」が1月16日(木)郡山市民文化センターで開催されました。県内の小
学校・中学校・高校・特別支援学校の18チームが参加。オリジナリティあふれる
魅力いっぱいの旅行プランをアピールしました。
テーマは様々で、自分たちの住んでいる町の歴史や地元の人しかしらない穴場
観光スポットなどの観光ルートについて、各参加チームとも映像や演技などを
交えて5分間で発表しました。
県知事賞に慶徳小学校(喜多方市)、川口高校(金山町)、いわき総合高校
家庭クラブ(いわき市)、審査委員特別賞に福島高校福島復興プロジェクトチー
ム1、同校福島復興プロジェクトチーム2が輝きました。旅行会社4社も出
席し、それぞれの旅行企画の参考にしていました。
会津の歴史について発表した東山小学校(会津若松市)6年生の長峰さん
は、「学校のお昼休みにたくさん練習したので、間違えずに発表できた。調査
のためにバスで喜多方市の足湯に行ったことが楽しかった」と話していました。
また、教育旅行について発表した福島高校福島復興プロジェクトチーム②の2年
生小林さんと笠井さんは「自分たちが伝えたいことを5分間にまとめる作業は
大変だったが、テレビやインターネットでは伝わらない被災地の状況や、現地
に暮らす人の声を聞くことによって、同じ福島県内に住んでいてもわからなかっ
た事実が沢山あったことに気づき、本当の福島を知ることができた。福島を思う
気持ちがより一層高まった」と感想と福島県に対する思いを語ってくれました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=188
【5】相馬市の観光いちご園で旬のいちご狩りを楽しんでみませんか。
相馬市の和田観光いちご園は、1月18日にオープンしいちご狩りが楽しめ
ます。期間は6月1日までで毎日10時から16時まで開園しています。
大型ハウスでは、地面より高い位置で栽培する高設水耕栽培のため、立ったま
まいちご狩りが楽にできます。種類は、章姫(あきひめ)、とちおとめ、紅ほっ
ぺ等6種類のイチゴを栽培しています。甘くて美味しいいちごが30分食べ
放題(入園料有料)。ご家族、友人と一緒に訪れて食べたいちごの数を比べて
みてはいかがですか。
また、お土産用として、朝取りの甘くて新鮮ないちごを直売所で購入すること
もできます。
さらに、予約制のバーベキューハウスもオープンし、楽しさが盛りだくさんと
なっています。
○和田観光苺組合「和田観光いちご園」
http://blog.wadakanko-ichigo.jp/
【6】猪苗代湖の幻想的なしぶき氷を見学しませんか。
猪苗代町の猪苗代湖で、厳冬期に強風によって波しぶきが岸辺の樹木など
にかかり凍ってできる「しぶき氷」が現れ始めました。この現象は、国内で
はきわめて珍しいと言われています。
天神浜付近では、距離にして約1km、高さは約3mに達し、見る人を圧
倒しています。
行き方は、天神浜から南側の林を抜け、長瀬川の河口を目標に歩きます。
「しぶき氷」の長く垂れ下がった氷柱や引力に逆らうように斜め上に延びる
氷柱など自然の不思議な造形美は見た方に感動を与えてくれます。
見ごろは、例年1月中旬から2月中旬となっていますので、ぜひこの機会
に行ってみてはいかがですか。
○猪苗代観光協会
http://www.bandaisan.or.jp/
【7】第42回只見ふるさとの雪まつりが開催されます。
県内有数の豪雪地帯である只見町。2月8、9日に、JR只見駅前広場で
冬の一大イベント、第42回只見ふるさとの雪まつりが開催されます。
町内各所に立ち並ぶ雪像やキャンドルロードは、復興への灯りとなり温か
く幻想的な雰囲気でお客様を迎え入れ、メイン会場の只見駅前広場には、
驚きと感動を与えるパリオペラ座の雪像が姿を現します。
また、会場では、伝統芸能や迫力ある雪中神輿、厄行事など多彩なイベン
トを開催し、来場者が終日楽しめる内容となっています。
是非、足を運んでみてはいかがですか。
○第42回只見ふるさとの雪まつり
http://tadamisnowfes.com/
※本メールは今まで福島県観光物産交流協会教育旅行推進委員会委員と名刺
交換をさせていただいた方、福島県観光物産交流協会会員、うつくしま観
光プロモーション推進機構会員、ふくしま合宿誘致推進会議会員の皆様に
お送りしております。
送信先を変更されたい方、今後このようなメールをご希望されない方は、
お手数ですがその旨をご返信いただきますようお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】
〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
公益財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会
TEL:024-525-4024 担当:齋藤 美沙貴
Mail: tabiiku@tif.ne.jp
福島県教育旅行 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/
福島県観光案内 http://www.tif.ne.jp/
合宿の里ふくしま http://www.tif.ne.jp/gasyuku/
━━━━━━━━ Original Message Ends ━━━━━━━━