> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2014年4月発行 vol.120
――● 2014年4月号 ●――
【1】福島県合宿誘致・交流促進事業のお知らせ
【2】宮崎日本大学高校が猪苗代町などで修学旅行を実施!
【3】沖縄県糸満市立西崎小学校合唱部が福島市内の仮設住宅を訪問!
【4】第7回声楽アンサンブルコンテスト全国大会が福島市で開催されました。
【5】インドネシア人学生と福島大生が学生交流を行いました。
【6】「合宿の郷磐梯山チャレンジパーク」のパンフレットとPR用動画が完成!
【7】日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)がオープン!
【8】福島空港で太陽光発電を学ぼう!福島空港メガソーラー
――● 2014年4月号 ●―――
【1】福島県合宿誘致・交流促進事業のお知らせ
(公財)福島県観光物産交流協会では、本県に文化・スポーツ合宿を誘
致することにより、交流人口の拡大や本県の合宿環境のPRを図るため、
平成26年度合宿誘致・交流促進事業を実施します。
福島県外の大学、高校、中学校等の部・サークル等の皆さんが、福島県
内の施設に宿泊してスポーツ活動や文化活動等の合宿を行った場合、次の
要件により12万円から30万円までの助成金の交付が受けられます。
【助成対象】
次の1~3の全ての要件を満たす必要があります。
1 福島県外の大学、高校、中学校などの部・サークルなどの皆さん
が、県内の文化施設又はスポーツ施設等を利用し合宿をすること。
2 福島県内の宿泊施設に連続して2泊以上宿泊し、かつ、延べ宿泊者
数が100人泊以上であること。
3 本県の合宿の魅力について5~10分程度にまとめた短い動画を制
作し、インターネットを通じて配信すること。
【助成対象外】
1 単に大会や、イベント、会議等への参加を目的とする場合。
2 大学等が自ら所有する宿舎、キャンプ場、ログハウス、バンガロー
等に宿泊する場合。
3 同一年度内において既に助成を受けている場合。
4 政治的活動又は宗教的活動若しくは営利を目的とする場合。
5 公序良俗に反する場合。
詳しくは下記の福島県教育旅行ホームページをご覧ください。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=209
○助成金に関するお問い合わせ
公益財団法人福島県観光物産交流協会
TEL:024-525-4024
E-mail:tabiiku@tif.ne.jp
【2】宮崎日本大学高校が猪苗代町などで修学旅行を実施!
宮崎県の宮崎日本大学高校2年生402名が、平成26年3月4日から
4泊5日の日程で福島県と東京都などで修学旅行を行いました。福島県に
は4日から学科ごとに2泊3日又は3泊4日の日程で猪苗代町に宿泊・滞
在しました。
生徒たちは4日、いわき市で震災講話を聞いた後にホテルに到着しま
した。到着の際には、お出迎えの八重たんと記念撮影をする生徒もいて、地
元の方々の大歓迎に大喜びの様子でした。
総合進学科2年生の矢北楓さんに到着時に福島県の印象を伺ったとこ
ろ「部活遠征などで、いろいろな施設を訪れたが横断幕や八重たんのよう
なキャラクターが歓迎してくれたのは初めてで嬉しかった。震災での体験
談などを聴くことができて、自分の意識が変わった」と福島県ならではの
体験やおもてなしについての感想を語ってくれました。
5日は、生徒たちは初めての雪景色に感激した様子で、雪の感触を楽し
んでいました。スキーはほとんどの生徒が初めてで最初は悪戦苦闘してい
たものの、徐々に上達し笑顔で楽しそうに滑っている姿が印象的でした。
総合進学科2年生の男成一吹さんは「スキー場で一面の雪を見て、興奮
した。徐々にスキーも滑れるようになってきたので、今度は中級者コース
でも滑れるようになりたい」と抱負をにこやかに話していました。
生徒たちは6日までスキー研修を行い、次の訪問先の東京都へ向かいま
した。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=207
【3】沖縄県糸満市立西崎小学校合唱部が福島市内の仮設住宅を訪問!
沖縄県糸満市立西崎小学校合唱部5、6年生15名が、平成26年3月
23日に福島市音楽堂で開催された第7回声楽アンサンブルコンテスト全
国大会の一般の部に沖縄県代表として出場するため来県し、コンテストで
の発表前の同月21日には、震災で被災された方々に少しでも元気になっ
てほしいという思いから、福島市松川町地区にある飯舘村松川第二仮設住
宅を訪れ、合唱を披露するなど、村民と心温まる交流をしました。
披露した曲は「Belive」、「手のひらをかざして」や、沖縄の方
言で歌われる「あかな~や(夕焼け)」、その後は沖縄の着物に着替え
て、糸満市に伝わる「わらべうた」を、輪になり手遊びを交えながら披
露し、最後は集会所に集まった村民も一緒に「ふるさと」を歌いました。
歌い終えると、沖縄に残っている西崎小学校合唱部のメンバーを含めた
30名のメッセ―ジと、沖縄の方言で「チバリヨー(がんばって)」と大
きく書かれた横断幕を手渡しました。集まった村民は、明るい子どもたち
に元気をもらい大変喜んでいる様子でした。
部長の佐久本詩音(さくもとしおん)さん(6年生)ら7名の感想を伺
ったところ「自分たちの歌で、少しでも元気になってくれたら嬉しいとい
う気持ちで歌った。わらべ歌を披露した時は笑顔で聞いてくれていたので
楽しく発表できた」、「仮設住宅に自分が住むと考えたら辛くて耐えられ
ない気持ちになる。2年で自分の家に帰れると思っていたのに3年経って
もいつ帰れるかわからないという飯舘村の方の話を聞いたときは皆早く帰
れるようになってほしいと思った」と話してくれました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=208
【4】第7回声楽アンサンブルコンテスト全国大会が福島市で開催されました。
平成26年3月20日から3月23日の日程で、第7回声楽アンサンブ
ルコンテスト全国大会が福島市音楽堂で開催されました。
本大会は、2名から16名の少人数編成の合唱グループによるコンテス
トで、全国から集まったトップレベルの合唱団が、中学校、高校、一般の
部門に分かれてハーモニーの美しさを競います。第1回大会から毎年、福
島県で開催されており、今回は33都道府県とフィリピンから122団
体、約1,900人が出場しました。
参加校の中には福島県観光物産交流協会が2月に実施した教育旅行誘致
九州キャラバンで訪問した熊本県立玉名高校・附属中学校も出場してお
り、同校音楽部「たまなっ子14」の中学校音楽部長の松野江里さん(
中3)に演奏後お話を伺ったところ、「全国大会出場は初めてだったの
で、出場が決まった時はメンバーと泣きながら喜んだ。自分たちの歌に対
する思いが観客の方に届くよう心を込めて歌った」と感慨深げに話してい
ただきました。
また、同校の高校音楽部長の永田綾香さん(高2)は「高校生と中学生
が混合のため、練習の時は全体をまとめるのが大変だったが、後輩たちに
音楽の伝統を引き継いでもらいたいと誠意を込めて練習に励んだ。本番は
少し緊張したが、今まで練習してきた成果を発揮することができた」と感
想を語っていました。
大会最終日は各部門の金賞受賞団体上位5位による本選を行い、郡山市
立郡山第五中学校が2年ぶり2度目の1位・知事賞に輝きました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=210
【5】インドネシア人学生と福島大生が学生交流を行いました。
日本政府が進める青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環でイ
ンドネシア人学生による劇団「en塾」(えんじゅく)訪日団約60名
が、平成26年4月8日に福島大学を訪れ、学生間で交流が行われました。
一行は4月2日に来日。東京公演、熊本公演を経て、4月7日に福島入
りし、4月8日の朝、横断幕を手にする福島大学学生等に歓迎を受けま
した。
福島大学小沢副学長の挨拶後、マクマイケル国際交流センター副センタ
ー長が東日本大震災後の大学の取組を写真を交えて説明。2004年にス
マトラ島沖地震を経験したインドネシア人学生等は大変共感した様子で真
剣に話を聴いていました。
次に、福島大学災害ボランティアセンターの学生が被災した子どもたち
を対象に実施したリフレッシュキャンプのバーベキュー、スキー、スノー
ボード、赤べこ絵付け体験等の様子を英語で説明。「en塾」の女子学生
14名はインドネシア民族舞踊「サマンダンス」を披露し、大変な盛り上
がりをみせました。
その後、6グループに分かれて影絵芝居、茶道体験やジャグリング等を
通して福島大学学生と親睦を深めました。昼休み野外公演では、福島大学
混声合唱団と「en塾」が震災復興の前進を願って作詞・作曲された「T
omorrow」を合唱で共演しました。
また、「en塾」は、日本の満員電車、お辞儀やお祭に驚くコミカルな
日本語劇「東京ライフストーリー」を披露し、エンディングに歌われた
「桜よ」は、東日本大震災にあった日本を応援する気持ちが込められた歌
詞が付けられており、盛大な拍手に包まれていました。
「en塾」のHARIO(ハリオ)さんからは「福島大学の学生は優し
くておもしろい。時々言葉が通じなくても表現や表情で通じ合える。イン
ドネシアでも同じように大地震を経験したので、福島の方の悲しさが理解
できる。東日本大震災が発生した時はインドネシア中の人が日本を心配した。
「en塾」のメンバーは皆日本が大好きなので日本中が元気になるよ
う気持ちを込めて劇に取り組んでいる」と大変嬉しいコメントをいただき
ました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=212
【6】「合宿の郷磐梯山チャレンジパーク」のパンフレットとPR用動画
が完成!
福島県耶麻郡の北塩原村、磐梯町、猪苗代町の3町村で構成された「会
津磐梯山・猪苗代湖合宿の郷を創る協議会」では、3町村が一体となって
誘致に取り組む合宿地の総称を「磐梯山チャレンジパーク」と名付け、こ
のほどパンフレットとPR用動画を作成しました。
会津磐梯山・猪苗代湖エリアは、自然豊かで夏は涼しく、スポーツ・
文化・宿泊施設が充実しており、合宿やトレーニングに最適な場所です。冬
はスキーの国際大会が開催されるほどコースや雪質が良く、ウィンタース
ポーツも盛んで年間を通じて様々な合宿に対応できるエリアとなっています。
PR用動画は、福島県出身で同エリアを合宿でよく利用するという北京
五輪男子マラソン代表の佐藤敦之(あつし)さんが、アクセス、スポーツ
施設、食事、観光の4つのテーマについてわかりやすく紹介しています。
パンフレット及びPR用動画は福島県教育旅行ホームページをご覧くだ
さい。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=211
【7】日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)がオープン!
平成26年4月12日、東京都日本橋に福島県の首都圏情報発信拠点
「日本橋ふくしま館 MIDETTE」がオープンしました。
愛称の「MIDETTE(ミデッテ)」は「見てね、来てみてね」とい
った「お誘いの気持ち」を福島県の方言で表現しています。
約450平方メートルの広さの店内には、全国に誇る福島県産の農産物
や地酒、加工食品、菓子、工芸品が約2,500種類並んでいます。飲食
ブースでは、催事期間限定で福島県自慢の「わっぱ飯」「手打ちそば」
「ソースカツ丼」「なみえ焼きそば」などの郷土料理やご当地グルメを味
わうことができます。また、季節ごとの観光情報や、食の安全・安心を確
保する取組についての紹介も行っています。
復興に向かう「ふくしまの今」そして「ふくしまの魅力・元気・活
力」を、ぜひ「みでって」ください。
○日本橋ふくしま館 MIDETTEホームページ
http://midette.com/
【8】福島空港で太陽光発電を学ぼう!福島空港メガソーラー
「再生可能エネルギー先駆けの地」を目指す福島県が整備を進めていた
福島空港メガソーラー(大規模太陽光発電所)が完成し、平成26年4月
14日にセレモニーが行われました。
発電設備容量(最大出力)は約1.2MWで、一般家庭330世帯分
の電力使用量に相当します。比較検証のために設置された国内外約30種
類にも及ぶ太陽光パネルの中には、太陽に合わせてパネルが動く追尾式太
陽光発電システムも稼働しています。事業主体の福島発電株式会社では
「今後、郡山市に開所された福島再生可能エネルギー研究所と連携して、
各パネルや設置する架台などの実証を進めていき、それらの実証を通し、
地域に最適な太陽光パネルの選定や、設置・管理、収益を上げる方法など
を研究し、地元に技術移転をしていく」としています。
太陽光パネルを見渡せる見学台があるのをはじめ、空港内には発電体験
ができる学習施設や再生可能エネルギーについて学べるパネルがあり、様
々な視点から発電の仕組みを勉強することができます。事前申し込みで発
電所内も見学可能です。見学などの詳しい情報は、下記のホームページを
ご覧ください。
飛行機が飛ぶ大空の下で、太陽光で未来を照らす新しいエネルギーを体
感しましょう。
〇福島発電株式会社ホームページ
http://fukushima-power.com/
※本メールは今まで福島県観光物産交流協会教育旅行推進委員会委員と名
刺交換をさせていただいた方、福島県観光物産交流協会会員、うつくしま
観光プロモーション推進機構会員、ふくしま合宿誘致推進会議会員の皆様
にお送りしております。
送信先を変更されたい方、今後このようなメールをご希望されない方
は、お手数ですがその旨をご返信いただきますようお願いいたします。
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【発行元】
〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
公益財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進課
TEL:024-525-4024 担当:齋藤 美沙貴
Mail: tabiiku@tif.ne.jp
福島県教育旅行 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/
福島県観光案内 http://www.tif.ne.jp/
合宿の里ふくしま http://www.tif.ne.jp/gasyuku/
━━━━━━━━ Original Message Ends ━━━━━━━━