> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2014年5月発行 vol.121
――● 2014年5月号 ●――
【1】福島県の教育旅行紹介冊子を一部改訂しました。
【2】栃木県那須町立黒田原中学校がいわき市で復興支援研修を実施!
【3】インドネシアの大学生が喜多方市を訪問しました。
【4】國學院大學フォイエル・コール混声合唱団が北塩原村で合宿を実施!
【5】東京都の大智学園高校が会津若松市などで体験学習を実施!
【6】東京都杉並区立泉南中学校が北塩原村でフレンドシップスクールを実施!
【7】環境水族館アクアマリンふくしまで太古の生き物の魅力を学びませんか。
【8】リアル宝探し「コードF-4」開催中!
――● 2014年5月号 ●―――
【1】福島県の教育旅行紹介冊子を一部改訂しました。
福島県では県内で教育旅行を実施する際の参考資料として、「今こそ福
島で学ぶ旅」、「福島の今を知る」、「ふくしまグリーンツーリズムの今
を知る」、「ツーリズムガイド」の4紙を発行していますが、このほど一
部改訂を行いました。
「今こそ福島で学ぶ旅」は、新たなカテゴリーと体験施設の紹介を充実
し、より内容が盛りだくさんになりました。
「福島の今を知る」は、県内の環境放射能測定値を本年3月のデータに
更新し、最新の情報といたしました。
「福島グリーンツーリズムの今を知る」は、消費税改正に伴う体験料金
に変更ある施設等がありますのでご確認ください。
また、「体験をサポートするツーリズムガイド」は、体験学習の受皿と
なる団体と福島県ツーリズムガイド連絡協議会の認定ガイドの最新の情報
を掲載しています。ぜひご覧ください。
各冊子のダウンロードは下記URLをクリックしてください。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=217
【2】栃木県那須町立黒田原中学校がいわき市で復興支援研修を実施!
栃木県那須町立黒田原中学校2年生101名が、平成26年4月23日
から24日の日程で、いわき市と田村市を訪れました。同校は、震災直後
の平成23年4月に会津若松市を遠足で訪れていますが、今回は、生徒た
ちから「福島復興のために、ボランティア活動をしたい」という多くの声
があったため、いわき市での震災学習や仮設住宅でボランティアを行程に
取り組み入れました。
23日にいわき市に到着した一行は、薄磯海岸にある山六観光を訪れ、
津波が来た時の体験談や今後の活動についての講話を聴きました。この
後、移動バスの車窓から被災地を視察し、いわき市の現状や被災時の状況
を学びました。生徒の鎌田嶺也(かまたれいや)さんは「震災直後は自分
も大変だったと思っていたが、福島ではさらに大変な被害を受けたことを
知った。将来は自衛隊を目指しているので、被災した方々が元の場所に戻
れるような手助けをしていきたい」と真剣な表情で話していました。
その後生徒たちは2班に分かれ、仮設住宅集会所や周辺の未続(すえつ
ぎ)駅で草むしりとゴミ拾いのボランティア活動を行いながら居住してい
る方々と触れ合いました。生徒の中村咲綾(なかむらさや)さんは「私た
ちが被災された方たちに元気になってほしいという気持ちで今回訪問した
が、皆さんから笑顔で迎えられ、逆に私たちの方が元気をもらった」と話
してくれました。
生徒たちはボランティア活動の後、市内の久之浜中学校との交流会に参
加し、翌24日には、アクアマリンふくしまや田村市のあぶくま洞を見学
しました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=215
【3】インドネシアの大学生が喜多方市を訪問しました。
日本政府が進める青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環とし
て、平成26年4月24日から27日の日程でインドネシアの大学生96
名がまちづくりの取組について学ぶため喜多方市を訪れました。
取材に伺った4月25日には、学生たちは市内の岩月公民館で喜多方市
建設部まちづくり課の職員からまちづくりを推進するに当たっての講義を
聴講しました。地域住民や専門家の意見を取り入れたことや、地元の祭り・
伝統の特色を生かしたこと、防災に関して意識していることなどの話を学
生たちは熱心にメモを取りながら聴き、その後の質疑応答ではまちづくり
をするために国はどの程度関与しているかなど、多数の質問がありました。
学生たちはその後、喜多方市の蔵や、レンガ造りの建物、道路や側溝等
々の視察をし、深く興味を抱いた様子でした。
また、日中線のしだれ桜を観察した学生たちは地元の花見客と交流をし
たり、着物姿の日本人と記念撮影をするなど終始笑顔で会津の伝統・文化
を楽しみました。
理工学部のIGIB(イギブ)さんは「喜多方市は街並みが整っていて
清潔だ。蔵が大変きれいに保存されているところがインドネシアと違う。
また、太陽光発電や風力発電などの代替エネルギーについて初めて知った。
代替エネルギーはインドネシアでも活かせると思う」と語っていました。
建築学部のMUTHI(ムティ)さんは「桜を初めて見たのでとても嬉し
い。ムスリムの食事制限についても喜多方市では配慮されていて全く不安
を感じなかった。日本食の中でも、ずんだ餅が美味しくて気に入った」と
話してくれました。
同日夕は、学生たちは喜多方市の農村地域の家庭にホームステイし、日
本語会話帳を片手に地元の方とコミュニケーションを図り、言葉が通じな
くても地元の野菜をふんだんに使用した夕食の話をするなど楽しそうに過
ごしていました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=216
【4】國學院大學フォイエル・コール混声合唱団が北塩原村で合宿を実施!
國學院大學のフォイエル・コール混声合唱団60名が、平成26年5月
2日から6日の4泊5日の日程で北塩原村(裏磐梯)で新入生歓迎合宿を
行いました。
取材に伺った4日は、パート練習や全体練習を行っていて、日本の人気
歌手YUIの「CHE.R.RY」などを綺麗なハーモニーで奏でていま
した。
渉外長の高安慶太さん(3年生)に福島県での合宿について理由を伺っ
たところ、「震災後の福島を応援するため、震災翌年の平成24年春から
福島県で合宿を行っている。ホテルでは各パートごとに部屋を準備してく
れるなどの配慮があり、集中して練習に取り組める」と話してくれました。
練習以外でも、団員みんなでディスクドッヂなどのレクリエーションで
交流を深めたほか、五色沼でのボート体験では、「ハートの模様がある鯉
がいると聞いたので見つけてみたい!」と意気込む学生もおり、心地よい
風の吹く裏磐梯を満喫した様子でした。また、小学生の時、遠足で会津地
方に来たことがある学生は、「赤ベこや喜多方ラーメンなどが懐かしい」
と語っていました。
3年生の大武凜子さんは、「新入生の時、入団して初めての合宿が福島
県だった。震災直後ということで心配はあったが、出発前に先輩が放射線
について説明してくれたので不安は取り除かれた。自然豊かで人々のおも
てなしが素晴らしいので、ぜひ皆さんも福島県へ来てほしい」と満面の笑
顔で話していました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=218
【5】東京都の大智学園高校が会津若松市などで体験学習を実施!
東京都の大智学園高校1年生108名が、平成26年5月7日から9日
までの2泊3日の日程で、会津若松市、北塩原村、猪苗代町を訪れました。
同校は震災前にも本県で林間学校を行っており、自然や歴史、体験学習な
どの学びの場が多く、首都圏から交通の便が良いこともあり、昨年から本
県での林間学校を再開しました。
7日は、北塩原村の五色沼をハイキングし本県の豊かな自然を満喫した
後、猪苗代町内のホテルに宿泊しました。
取材に伺った翌8日、生徒たちは会津若松市内の日新館で座禅やラーメ
ン打ちを行いました。初めて座禅を体験する生徒も多く、住職の指導を受
けながら真剣に取り組んでいました。生徒の小出みなみさんは「住職のお
話にあった、今を一生懸命生きることが大切という言葉が心に響いた」と
目を輝かせて語っていたのが印象的でした。
その後、一行は北会津町へ移動し、晴天の下、田植え体験を行いました。
初めに農家の方からお米や野菜に関するクイズが出され、和んだ雰囲気の
中で田植えの方法を教わり、水田に足を踏み入れた瞬間、生徒たちは一斉
に声を上げ、最初は慣れない泥に苦戦しながらも水田一面に苗を植えまし
た。生徒の植村正憲さんは、「泥の感触が気持ち良かった。都会では体験
できない自然と触れ合うことができ、心が豊かになった」と笑顔で語って
いました。
最終日は、会津若松市の飯盛山や鶴ヶ城を訪れ歴史学習を行いました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=219
【6】東京都杉並区立泉南中学校が北塩原村でフレンドシップスクールを実施!
東京都杉並区立泉南中学校1年生97名が平成26年5月8日から10
までの2泊3日の日程で、北塩原村でフレンドシップスクールを実施しま
した。同校は、昨年まで都内江東区夢の島で行っていましたが、復興支援
の趣旨から行き先を福島県裏磐梯に変更し今回の来県が実現しました。
5月8日に本県入りした一行は、会津若松市内で鶴ヶ城を見学した後、
フレンドシップスクール実施先の北塩原村に到着。林間学校初日の翌9日
は、あいにくの小雨が時折降る中、休暇村裏磐梯のキャンプ場で薪割りや
飯ごう炊さんを体験しながら昼食のカレーライスを作りました。
学級委員の稲垣直哉さんは「福島県の歴史を学べて、とても勉強になっ
た。東京では味わえない環境が沢山あり、今回の経験を家族や友だちに伝
えたい」と話してくれました。浅野留愛(るな)さんは「みんなと協力し
てカレーを作るのは初めての体験で楽しい。昨日はホテルで福島県産のエ
ゴマ豚を食べ、とても美味しかった」とにこやかな表情で話していました。
生徒たちは、自然豊かな裏磐梯で自ら作ったカレーライスの昼食を満喫
した後、大縄飛びの練習などのレクリエーションを楽しみ、翌10日は五
色沼を見学し、沼が五色になる秘密や自然の成り立ちについて学びました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=220
【7】環境水族館アクアマリンふくしまで太古の生き物の魅力を学びませんか。
いわき市の環境水族館アクアマリンふくしまでは、「化石水族館太古の
魚類展」が6月29日(日)まで同館1階「海・生命の進化」コーナーで
開催されています。
群馬県立自然史料館から提供された魚の化石や、海川の魚や生き物のイ
ラスレーター友永たろさんによる「カンブリア紀〜白亜紀を生きた古代の
魚たち」を描いたイラスト作品が、大画面に映し出され展示されています。
現在では化石しか見ることのできない魚がスクリーン上で、いきいきと泳
ぐ姿を見ることができます。
過去から現代までの、生き物の進化や環境の変化を、太古の世界が蘇っ
たアクアマリンふくしまで学んでみませんか。
他にも期間中、「化石の魚のぬりえコーナー」も開催されていますの
で、ぜひ足を運んでください。
○環境水族館アクアマリンふくしまホームページ
http://www.marine.fks.ed.jp/index.htm
【8】リアル宝探し「コードF-4」開催中!
大好評のリアル宝探しイベント「コードF-4」が、今年もいよいよス
タートしました。2011年から始まった人気企画の第4弾で、謎めいた
宝の地図を手がかりに、福島県内に隠された宝箱を探し出す体験型のイベ
ントです。宝箱を発見した方には、抽選で福島県内の旅館宿泊券や特産品
など素敵な賞品が当たります。
過去最大規模で行われる今年は、会津藩にゆかりのある「新島八重」が
残した20の宝の地図が謎を解くポイントとなっていて、その宝の地図は、
県内の主な観光施設や高速道路のパーキングエリアやサービスエリア、ホ
ームページなどで手に入れることができます。
ヒントを教えてくれる施設も掲載してあるので、初めて福島を訪れる方
も安心して楽しむことができます。また、各エリアのクリア特典として、
先着でオリジナルグッズとカードがもらえます。
浜通り・中通り・会津地方の魅力たっぷりな土地を巡りながら、謎解き
を楽しみ、素敵な賞品を当てるチャンスです。期間は8月31日まで。こ
の機会にぜひご参加ください。
〇コードF-4 ホームページ
http://www.takarush.jp/promo/fukushima4/index.html
※本メールは今まで当協会教育旅行推進委員会委員と名刺交換をさせてい
ただいた方、当協会会員、うつくしま観光プロモーション推進機構会員、
ふくしま合宿誘致推進会議会員の皆様にお送りしております。
送信先を変更されたい方、今後このようなメールをご希望されない方は、
お手数ですがその旨をご返信いただきますようお願いいたします。
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【発行元】
〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
公益財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進課
TEL:024-525-4024 担当:齋藤 美沙貴
Mail: tabiiku@tif.ne.jp
福島県教育旅行 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/
福島県観光案内 http://www.tif.ne.jp/
合宿の里ふくしま http://www.tif.ne.jp/gasyuku/
━━━━━━━━ Original Message Ends ━━━━━━━━