> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2014年6月発行 vol.122

メールマガジン

福島県教育旅行メールマガジン 2014年6月発行 vol.122

【1】インドの大学生が天栄村と鏡石町で学校交流を実施!

 日本政府が進める青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環とし
て、平成26年5月15日から19日の4泊5日の日程で、インドの大学
生48名が天栄村と鏡石町を訪れました。
 一行が到着した15日には、天栄村羽鳥湖高原交流促進センターで天栄
村長など来賓の出席の下、歓迎レセプションが行われ、村の主要産業であ
る農業の歴史や文化について学びました。
 その後、村内の湯本小学校を訪れ、児童から英語で自己紹介を受け、
「天栄音頭」を児童と一緒に踊るなど笑顔で交流を深めました。
 16日は、鏡石町の岩瀬農業高校で学校交流を行いました。広大な敷地
内をバスで見学した後、お互いの国の風習や文化を紹介し、折り紙体験で
は岩瀬農業高校の生徒たちから折り方を教えてもらいながら兜や鶴などを
作り上げていました。
 インドの大学生アシュトシュさんは「福島で大地震があり、皆さんがど
のような生活をしているか気になっていた。今回訪問してみると、皆さん
が笑顔で迎えてくれて普段通りの生活をしていることがわかり嬉しかっ
た。自分が住んでいる都市とは違い天栄村は自然が豊かでのどかな場所で
素晴らしい」と話していました。また、ベラさんは「小さい子どもが好き
なので、小学生と交流できたことが特に楽しかった。インドに帰ったら、
福島の自然や人々の優しさなど良いところをたくさんの人に伝えたい」と
福島で体験したことを嬉しそうに語っていました。
 一行は、天栄村の19軒の農家にファームステイをし、17日には小学
校の運動会に参加するなど、「英語の村てんえい」での交流を楽しみました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=222



【2】台湾の大甲高級工業職業学校が猪苗代町を訪れました!

 平成26年5月25日、台湾・台中市の大甲高級工業職業学校の生徒
20名が本県を訪れました。同校は5泊6日の日程で東北・関東での教育
旅行を実施し、初日に猪苗代町のホテルに宿泊しました。
 同校の周校長は、昨年11月に行われた台湾の教育旅行関係者招聘事業
で団長を務めており、そのご縁で今回の来県が実現しました。周校長にお
話を伺ったところ「福島は自然が素晴らしく、また訪れることができて本
当にうれしい。生徒たちが今回の訪問で学ぶことは多く、いい体験をして
ほしい」と話してくださいました。
 生徒たちに感想を伺ったところ、2年生の黄さんは「日本を訪れるのは
初めてで、歴史や文化を中心に学びたい。福島はゆっくりとした時間が流
れているようでとても素敵だと思った」と初めて訪れた福島の印象をにこ
やかに話してくれました。また、1年生の林さんは「今回の旅でいろいろ
な体験を期待している。日本のお寺や神社をたくさん見たい。ホテルに着
いたら、たくさんの方々が歓迎してくれてびっくりした。とても嬉しかっ
た」と笑顔で話してくれました。
 一行は翌日から宮城県・山形県などの観光施設を訪れた後、関東方面へ
向かいました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=223



【3】千葉県松戸市立河原塚中学校が喜多方市などで林間学校を実施!

 千葉県松戸市立河原塚中学校2年生149名が、平成26年5月24日
から26日までの2泊3日の日程で喜多方市と会津若松市で林間学校を実
施しました。
 同校は震災前に本県で林間学校を実施しており、震災後の今回も農業体
験など様々な体験ができることから、本県での林間学校を再開したという
ことです。
 取材に伺った25日は、喜多方市内で農業体験を実施していました。快
晴の空の下、生徒たちは、農家の方に白菜の植え付け方を教わり、畑の土
の感触を楽しみました。
 その後生徒たちは、農家の方の案内で白虎隊唯一の生存者として有名な
「飯沼貞吉」ゆかりの地を訪れ、歴史に思いを馳せました。
 近くの湧水で手に付いた土を洗い流すと、その綺麗な水と冷たさに歓声
が挙がりました。昼食は喜多方市で採れた新鮮な野菜などの食材をふんだ
んに使ってまいたけご飯などに舌鼓を打ちました。
 竹内秀太郎さんは「普段の生活では経験することのない貴重な農業体験
ができて楽しかった。喜多方市は沢山の自然があり、山の景色や川の水が
綺麗でとても癒される」と目を輝かせて話していました。また、武智実咲
さんは「実際に体を動かし体験することで、農家の方々の苦労や食物を育
てるための工夫などが分かった。農業体験で学んだことを今後の生活に生
かしていきたい」と話していました。
 翌日の26日は会津若松市の鶴ヶ城などを見学して会津の歴史について
学びました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=224



【4】埼玉県葛飾郡松伏町立松伏中学校が南会津町で宿泊体験学習を実施!

 埼玉県松伏葛飾郡松伏町立松伏中学校2年生128名が、平成26年5
月29日から30日までの1泊2日の日程で南会津町を訪れ、宿泊体験学
習を行いました。
 同校は長年にわたり南会津町で教育旅行を行っており、1年次にはスキ
ー教室、2年次には宿泊体験学習、3年次には南会津町の方を同校に招い
てそば打ち体験を行っています。震災後も「南会津町との絆を大切にした
い」という思いから地元の方との交流を続けており、宿泊体験学習は今回
で13年目の実施となります。
 29日はそれぞれのグループに分かれ、林業体験や農家交流体験などの
自然体験活動が行われました。林業体験では、町有林地で森林組合の方の
指導の下、枝打ちや植樹作業を行い、初めて枝打ちに挑戦した生徒の星野
さんは「のこぎりが上手く使えず大変だったが、慣れてくるとスムーズに
枝を切ることができた」と額に汗を浮かべながら語っていました。復興応
援のシンボルとして松やブナの苗木植樹も行われ、生徒たちは福島県の復
興の思いを苗木に託していました。
 その後、生徒たちは分宿先のペンションに移動し、オーナーと音楽演奏
を楽しんだり、町の自然について語り合うなど交流を深めていました。生
徒の鹿野さんは「1年生の時にもスキー教室で南会津町を訪れたが、その
時とは違う景色を楽しめた。南会津町は季節によっていろいろな体験がで
きる場所だと感じた。ペンションの方も優しく迎えてくれて嬉しかった」
と今回の体験の感想を笑顔で話してくれました。
 30日の郷土料理体験では、地元の方々とそば打ちやすいとん作りをし、
また、郷土料理の「はっとう」作りにもチャレンジし、南会津町の郷土料
理を味わいました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=226



【5】フィリピンの大学生が南会津で農業体験と学校交流を実施!

 日本政府が進める青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環とし
て、平成26年5月28日から6月2日の5泊6日の日程で、フィリピン
の大学生52名が南会津町を訪れました。
 取材に伺った5月30日には、同町の農業生産法人「伊南の郷」で初め
て農業体験に挑戦していました。機械での田植えを見学した後、数名の学
生は実際に試乗させてもらい、説明を受けながら田植え機を操作していま
した。その後、学生全員が手植えにより田植えを行い、泥の感触に歓声を
挙げていました。参加者の一人コンさんに感想を伺ったところ、「南会津
は手付かずの自然があり、水や空気がとても綺麗で素敵な場所だと思った。
田植えは難しかったが、本当に楽しかった。今回のプログラムで体験した
ことは、家族や友人とシェアして広めていきたい」と、田植えの疲れも見
せずに笑顔で話していました。
 田植えを終えた一行は、同町の舘岩地区の南会津高校で学校交流を行い
ました。交流会では茶道や書道を体験し、地域の伝統芸能「早乙女踊り」
を観賞しました。フィリピンの学生からは、現地の踊りや歌が披露されま
した。学生たちは南会津高校の生徒たちと英語や身振り手振りでコミュニ
ケーションをとり交流を深めていました。ドレンさんは「茶道など初めて
体験するいい機会になった。福島と聞くと、3年前の地震や津波などの被
害を心配したが、実際に訪れてみると大丈夫なことが分かって安心した。
早乙女踊りが一番印象に残っていて、シンプルだが素晴らしい踊りだった」
と福島で体験したことを楽しそうに語っていました。
 その後、ホームステイをする農家の方々との対面式に臨み、各ホストフ
ァミリーとの交流も楽しみました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=228



【6】「福島県迎賓館」が特別公開されます。

 猪苗代湖を眼下に望む国指定重要文化財「福島県迎賓館」(旧高松宮翁
島別邸)が、期間限定で特別公開されます。
 迎賓館は、大正天皇第三皇子である高松宮宣仁親王殿下が、喜久子妃殿
下の母方祖母に当たる有栖川宮威仁親王妃慰子殿下の御保養のために大正
11年に建てられました。
 皇族別邸としては全国的にも珍しい伝統的和風住宅の様式で、昭和天皇
を始め多くの皇族がこれまで訪れています。同じく国指定重要文化財に指
定されている「天鏡閣」と併せ、格調高い佇まいは訪れる人を魅了してい
ます。
 特別公開では専門のガイドによる案内を受けられるほか、天鏡閣にてロ
イヤルティーをお楽しみいただけます。普段、迎賓館は庭園のみの公開と
なっているため、建物内部が公開されるこの機会にぜひ足を運んでみては
いかがでしょうか。予約制で各日30名までとなっています。

○特別公開日
 1  6月 1日(日)~ 8日(日)(終了)
 2  7月12日(土)~27日(日)
 3  8月17日(日) 、21日(木)
 4  9月13日(土)~21日(日)
 5 10月 4日(土)~31日(金)
 6 11月 1日(土)~ 3日(月)

○福島県迎賓館ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/soumu/geihinkan.htm



【7】歴史と文化が息づく城下町・白河を歩いてみませんか。

 東北の玄関口である白河市は、戊辰戦争の激戦地となり、その戦局に大
きな影響を与えた「白河口の戦い」の舞台となった城下町です。約400
年前に誕生したこの城下町は、大きく手を加えられること無く、現在も当
時のままの街路区画を歩くことができます。また白河藩主松平定信の居城
「小峰城」や、日本最古と言われている公園「南湖公園」をはじめとする
歴史的名所と史料が数多く残されています。
 今回、街に点在する歴史的資源、那須連峰を望める環境、その景観を活
かした都市づくりが評価され、小峰城跡や白河駅周辺地区約20ヘクター
ルが、平成26年度都市景観大賞の都市空間部門において、優秀賞に選ば
れました。同賞は「都市景観の日実行委員会」主催による日本各地にある
良好な都市景観を表彰するものです。福島県で同部門受賞は初めてとなり
ます。
 市内には歴史や観光名所を案内するボランティアガイドが在籍しており、
城下町の景観を楽しみながら当時の歴史を詳しく知ることができます。名
所を巡るツアーも随時開催されていますので、ぜひ気軽に参加してみてく
ださい。

○白河物産観光協会ホームページ
 http://shirakawa315.com/



※本メールは今まで当協会教育旅行推進委員会委員と名刺交換をさせてい
ただいた方、当協会会員、うつくしま観光プロモーション推進機構会員、
ふくしま合宿誘致推進会議会員の皆様にお送りしております。
 送信先を変更されたい方、今後このようなメールをご希望されない方は、
お手数ですがその旨をご返信いただきますようお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】  
〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
公益財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進課
TEL:024-525-4024  担当:齋藤 美沙貴
Mail: tabiiku@tif.ne.jp
福島県教育旅行  http://www.tif.ne.jp/kyoiku/
福島県観光案内  http://www.tif.ne.jp/
合宿の里ふくしま  http://www.tif.ne.jp/gasyuku/
━━━━━━━━ Original Message Ends ━━━━━━━━