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福島県教育旅行メールマガジン 2015年1月発行 vol.129

【1】「第23回JOCジュニアオリンピックカップハンドボール大会」福島市で開催される!

 平成26年12月24日から28日まで、「第23回JOCジュニアオリンピックカップハンドボール大会」が福島市の県営あづま総合体育館と福島市国体記念体育館で開催され、北は北海道、南は沖縄県の全国9ブロックから選抜された24都道府県の中学生、男女48チーム、約800名が集いました。
 取材に伺った12月25日は、福島市国体記念体育館で女子の部の東京都選抜と京都府選抜の試合が行われていました。未来のオリンピック候補たちが力強いシュートを決めると、応援席から割れんばかりの声援が送られ白熱した試合を繰り広げていました。
 東京都選抜の濱田真央さん(3年生)は、「仲間との練習の成果を発揮することができた。次の試合でもさらに良いチームプレーを見せたい。また、福島のご飯がとてもおいしく、食事がどんどん進む」と笑顔で話してくれました。
 大会の結果は、男子の部が10年ぶりに愛知県選抜が優勝。女子の部は茨城県選抜が初優勝を飾りました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=302



【2】茨城県の水戸平成学園高校が南相馬市などで体験学習を実施!
 
 茨城県の水戸平成学園高校の生徒17名が、平成26年12月16日に復興体験学習のため楢葉町と南相馬市を訪れました。
 今回の体験学習は、社会科のスクーリング・特別活動として「南相馬ソーラー・アグリパーク」などを訪れ、福島県の津波被害と復興への取組を考えるという趣旨で実施されました。
 同日午前、楢葉町の天神岬スポーツ公園に到着した一行は、福島洋上風力天神岬展望台から世界最大級の浮体式洋上風力発電を眺め、再生可能エネルギーの学習をしました。
 その後、生徒たちは9月に全線再開通となった国道6号を北上し南相馬市を訪れ、地元の雇用を生み出すためにオープンしたばかりの食堂「おだかのひるごはん」で、地元野菜をふんだんに使った定食をおいしそうにほおばっていました。
 「南相馬ソーラー・アグリパーク」では、生徒たちは本物の太陽光発電所に入ってソーラーパネルの巡視点検や、水力発電と人力での発電を比較する体験学習を行い、その後同施設を運営する半谷代表から「福島での人材育成と復興」と題した講演を聴きました。
 大賀歩夢さん(3年生)は「被災地に足を運んだことがなかったので、この機会に来てみようと思った。災害当時のままの箇所もあり、テレビや映像で見たものとは違い、多くのことを体感した」と語っていました。また、作山友美さん(3年生)は「復興に向けて前向きに進んでいく福島の人々の姿を見てとても格好良いと思った。南相馬ソーラー・アグリパークでは将来の夢に繋がる話を聴くことができ参考になった。大切なのは自分からアイディアを出すことだという言葉が胸に残った」と感想を話してくれました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=304



【3】東京都の世田谷区立東深沢中学校が猪苗代町でスキー合宿を実施!

 世田谷区立東深沢中学校の生徒94名が、平成26年12月26日から28日までの2泊3日の日程でスキー・スノーボード合宿を猪苗代町で行いました。同校は、20年以上も前から夏と冬の合宿で福島県を訪れています。本県は、夏は涼しく合宿しやすい環境であることや、冬はスキー場などウインタースポーツの整った施設を数多く有していること、更には宿泊施設の心のこもった美味しい食事など受入体制も万全であることなどが同校から高い評価を受け、毎年合宿地に選定されているということです。
 取材に伺った26日は、生徒たちがスキー場に到着すると、辺り一面の雪景色に大きな歓声が上がりました。スキーやスノーボードなど今回が初めての生徒も少なくありませんでしたが、親切なインストラクターの指導で上達も早く、パウダースノーの良質な雪のゲレンデをさっ爽と滑り降りていました。
 斉藤力輝(りき)さん(2年生)に感想を伺ったところ、「今回で2回目のスキー合宿。東京では広々と滑れるスキー場が無いので、福島に来るのが楽しみだった。夏合宿でもまた福島に来たい」と笑顔で答えてくれました。
中川彩佳(あやか)さん(1年生)は、「今までもスノーボードを体験したことがあり、前回より少しでも上手くなりたい。来年もまた福島のスキー場で滑りたい」と話していました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=303


【4】福岡県立山門(やまと)高校が猪苗代町などで修学旅行を実施!

 福岡県立山門(やまと)高校の2年生195名が修学旅行のため、平成27年1月16日から19日までの日程でいわき市と猪苗代町を訪れました。
 同校は平成24年度に創立100周年を迎え、その記念事業の一環で福島県立浪江高校野球部と交流試合を行ったことが縁となり、今回初めて福島県で修学旅行を実施しました。
 本県での行程の初日となった16日は、いわき市で被災者語り部の震災講話を聴いたり津波被害の現地を視察した後、宿泊先の猪苗代町のホテルに向かいました。ホテルでは、福島県のマスコットキャラクターの「八重たん」や横断幕を手にした職員らが生徒たちを出迎え、生徒の顔からは笑顔があふれていました。
 その後、福島県立浪江高校から参加した生徒32名との交流会が行われました。それぞれの学校紹介や班対抗ゲームなどを通じて互いに友好を深めている様子でした。
 山門高校の木本和宏校長は「ニュースや新聞ではなかなか伝わらない、実際に訪れることでいろいろなことを学んでほしい。浪江高校との繋がりは、これからも永く続けていきたい」と話していました。また、生徒会長の春山陽菜乃さんは「実際に被災地を自分の目で見て、津波被害がすごかったと実感した。交流会では浪江高校の皆さんはとても元気でパワフルで、私たちが元気をもらった」と話していました。一方、浪江高校の生徒会長の今野美南海さんは「お互い遠く離れているが、同じ高校生同士で話が合い、仲良くなれたのでよかった。今後、他県についても学びたい」と話してくれました。
 翌17日から2日間はスキー研修を行い、19日に福島県を後にしました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=305


【5】熊本県立多良木(たらぎ)高校が二本松市などで修学旅行を実施!

 熊本県立多良木(たらぎ)高校の2年生64名が修学旅行のため、平成27年1月19日から22日までの日程でいわき市と二本松市を訪れました。
同校が福島県で修学旅行を実施するのは初めてで、被災地の復興支援と震災を経験した福島県から、多くのことを学ぶという理由で本県を修学旅行の地として選んだということです。
本県での行程の初日となった1月19日はいわき市の沿岸部を巡り、被災地の現状を視察するなど震災学習に取り組みました。
 その後、スキー研修を行うため二本松市に移動し、宿泊先となる岳温泉のホテルでは、九州地区から二本松市に修学旅行生が訪れるのが震災後初めてということもあり、福島県のマスコットキャラクター「八重たん」、地元観光関係者、旅館スタッフなど多くの方から盛大な歓迎を受け、生徒たちは大喜びの様子でした。
 翌20日朝からはあだたらスキー場でのスキー研修に臨み、初めてスキーを体験する生徒が多い中、インストラクターの丁寧な指導で、中には転んでしまう生徒もいましたが、午前中にはゲレンデを滑り降りるまでに上達しスキーを満喫していました。
 生徒会長の西風歩季(にしふぶき)さんに話を伺うと、「いわき市の海岸で黙祷を捧げた。復興はまだこれからというガイドの言葉に心を打たれた。スキーではゲレンデがとても広く雪がサラサラでとても滑りやすかった。寒い中入った宿の雪見風呂も最高だった」と感想を語ってくれました。
 22日までの4日間安達太良の大自然を満喫した生徒たちは、次の目的地・東京方面に元気な笑顔で向かいました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=306



【6】 野口英世記念館がリニューアルオープンします。

 世界的な医学者である野口英世博士の遺徳偉業を顕彰するために英世の故郷、猪苗代町に創設された「野口英世記念館」が平成27年4月1日にリニューアルオープンします。英世が海外で活躍していた頃、一度だけ15年ぶりに帰国した年があり、その年から100年目にあたることを記念して、展示館が増改築されます。
 記念館には、英世の生家と資料の展示館があり、生家には、英世が左手に火傷をした囲炉裏や決意を刻んだ床柱など当時のままに残されています。展示館には、新たな展示品として博士の愛用品や自筆の書画などが展示されます。また、日本初となる細菌をテーマとした「バクテリウム」の展示コーナーが新設され、ゲーム感覚で科学を学べるなど、館内は最新の展示方法により内容の充実が図られ、床面積も従来の1.6倍になります。
 まだ記念館を訪れたことがない方も、訪れたことのある方も楽しみながら科学について学ぶことができます。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。(現在は、一部縮小して開館中です)

○野口英世記念館ホームページ
 http://www.noguchihideyo.or.jp/museum/


【7】「福が満開、福のしま。プレゼント&クーポンキャンペーン」スタート!
 
 福島県では、今年4月1日(水)から6月30日(火)まで「ふくしまデスティネーションキャンペーン(ふくしまDC)」が開催されます。さらに盛り上げる特別企画として「福が満開、福のしま。プレゼント&クーポンキャンペーン」が始まりました。
 冊子型のパスポート又はスマートフォン専用アプリにはお得なクーポンがついており、県内全域のおすすめスポットで「福スタンプ」を集めると、ポイントに応じて商品券や宿泊券、おいしい県産品などが計1,269名様に当たります。
 特に、ふくしまDC期間中の4月から6月までは当選プレゼント本数が多く、福島を楽しむには絶好の機会です。また、鉄道の各駅や道の駅、SA・PA、掲載店舗などでパスポートを配布していますので、この機会にぜひ魅力たっぷりの福島を満喫してみてはいかがでしょうか。

〇「福が満開、福のしま。プレゼント&クーポンキャンペーン」ホームページ
 http://fukucam.jp/