> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2015年2月発行 vol.130
【1】熊本県立牛深高校が天栄村でスキー修学旅行を実施!
熊本県立牛深高校の2年生60名が修学旅行のため、平成27年1月19日から21日までの日程で天栄村を訪れました。同校の福島県内での修学旅行は初めて。
修学旅行初日の19日、生徒たちは熊本県を出発し、東京都の浅草を散策した後、バスで本県入りしました。同日夜、天栄村のホテルに到着した一行は、福島県のマスコットキャラクター「八重たん」や歓迎幕を手にした職員らの出迎えを受け、更には九州では珍しい降りしきる雪も歓迎し、大きな歓声をあげていました。
翌20日は、スキーを楽しみにしている生徒も多かったことから、予定を繰り上げてホテルを早く出発し近くのスキー場へ向かいました。スキーが初めての生徒も多く、最初はインストラクターの指導で基本動作となるストックの使い方や歩行練習などをしていました。少し慣れてきた頃に生徒へ感想を伺ってみると、田中美樹さんは「初めはなかなかバランスが取れなくて何回も転んだ。インストラクターからのアドバイスで滑れるようになった」と嬉しそうに話していました。
また、同日夜には宿泊施設で東日本大震災で津波の被害に遭われた被災者から当時の状況を聴きました。生徒たちは天栄村での行程を終え、21日午後にはいわき市沿岸部の被災地を視察し、その後、次の訪問先である千葉県へ向かいました。
後日、熊本に戻った生徒の皆さんから修学旅行の感想をいただいたのでご紹介します。茂越早帆さんは震災講話を聴いて「自然災害の怖さや家族・地域の方々の優しさ、そして何よりも命の大切さを実感した。本当は私たちが元気を与えないといけないのに、逆に励まされた。この大震災の教訓を私たちが次の世代に伝えていきたい」と福島での貴重な体験を今後に生かしたいとする心強いメッセージをいただきました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=308
【2】福岡県立福岡農業高校が猪苗代町などで修学旅行を実施!
福岡県立福岡農業高校の2年生122名が、平成27年1月25日から27日までの2泊3日の日程で猪苗代町と会津若松市を訪れ修学旅行を実施しました。同校の修学旅行は震災前は本県で行われていましたが、震災後は今回が初めての本県での実施となりました。同校には平成26年5月に福島県観光物産交流協会の教育旅行誘致キャラバンが訪問し、放射線の現状や食品の検査体制等についての説明を行った経緯があります。
1月25日に会津若松市内に到着した一行は、鶴ヶ城を見学した後、夕刻に猪苗代町入りしました。ホテルでは横断幕と野口英世のマスコットキャラクター「ひでよくん」も関係者と一緒に歓迎し、到着した生徒たちからは笑顔があふれていました。
翌26日はスキー教室が行われ、普段は触れることができない雪に生徒たちの歓声が響き渡っていました。スキーは初めての生徒が多く、インストラクターの指導を受けて次第に上達していきました。
生 徒会長の杉島愛さんは「福岡ではスキーができないので楽しみにしてきた。東日本大震災で被害を受けた福島の皆さんが前向きに頑張っている姿を見て自分が励まされた」と真剣な表情で話してくれました。体育委員長の大嶺尚紀さんは「スキーはリフトが高くて怖かったが、滑れるようになって嬉しい。震災学習では福島県の現状について学びたい」と話してくれました。
同日夜には富岡町の農業従事者の方から震災講話を聴き、震災後の被災地の農業について理解を深めました。
翌27日もスキーを楽しんだ生徒たちは本県での3日間の行程を終え、28日に次の目的地である東京都へ向かいました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=311
【3】佐賀県立唐津青翔(からつせいしょう)高校が天栄村でスキー修学旅行を実施!
佐賀県立唐津青翔(からつせいしょう)高校の2年生92名が、平成27年1月28日から30日まで2泊3日の日程で、修学旅行のため天栄村を訪れました。
28日正午頃、天栄村のホテルに到着した生徒たちは、横断幕と福島県のマスコットキャラクター「八重たん」や関係者などの盛大な歓迎を受け、生徒たちは大喜びの様子でした。
昼食後は、早速ゲレンデに向かいスキー実習が始まり、佐賀県では見られない一面の雪景色に歓声をあげていました。生徒たちは班ごとに分かれてインストラクターから用具の使い方や滑り方などのレッスンを受け、思い思いに雪の感触を楽しんでいました。
生徒会長の森中悠太さんは、「福島県は自然豊かで過ごしやすい。こんなにたくさんの雪を見るのは初めてで、スキーも今回が初体験。けがをせず、楽しみながら滑れるようになりたい」と感想を語ってくれました。
また、同日夜には、語り部による震災講話を聴き、生徒たちは真剣な眼差しで耳を傾けていました。3日間の本県での日程を終え、スキーを満喫した生徒たちは、次の目的地である東京都へ向かいました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=309
【4】佐賀県の江楠(こうなん)学園北陵高校が猪苗代町で修学旅行を実施!
佐賀県の江楠(こうなん)学園北陵高校の2年生214名が、平成27年1月28日から30日までの2泊3日の日程で猪苗代町で修学旅行を実施しました。同校は震災前、本県で修学旅行を行っていましたが、震災後は今回が初めての本県での実施となりました。
修学旅行初日の28日、生徒たちは飛行機で羽田空港に到着した後、空港からバスで猪苗代町入りしました。宿泊先のホテルでは福島県の観光マスコットキャラクター「八重たん」や関係者など多くの方から盛大な歓迎を受け、生徒たちは大変喜んでいる様子でした。
その後、ホテル前のゲレンデでは、スキー靴に慣れるためにスキー板なしでの歩行訓練を行うスキー教室が行われました。普段は目にすることのない一面の銀世界に大きな歓声をあげていました。
生徒会長の田中大貴さんに感想を伺ったところ「雪に触れることがほとんどないので雪の感触が新鮮。スキーが一番楽しみだったので、滑れるようになって帰りたい」と笑顔で話してくれました。副生徒会長の三位智浩さんは「今回の修学旅行では予定されていないが、機会があれば被災地を訪れて自分の目で見て現状を知りたい」と被災地への思いを語ってくれました。
生徒たちは、翌29日もスキー教室に臨み、30日には次の目的地である東京都へ向かいました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=310
【5】福岡県久留米市立南筑高校が猪苗代町などで修学旅行を実施!
福岡県久留米市立南筑高校の2年生209名が、平成27年2月1日から5日までの4泊5日の日程で、郡山市、猪苗代町及びいわき市で修学旅行を実施しました。福岡県久留米市と福島県郡山市が姉妹都市になって40周年を迎えることから、これを契機として両市の歴史学習と復興支援を目的に本県を訪れました。
修学旅行初日となる2月1日は郡山市の久留米開墾資料館などを見学し、明治の開墾時代から続く久留米市と郡山市のつながりを学びました。その後、生徒たちは、スキー研修に臨むため猪苗代町に移動し、宿泊先となるホテルでは、野口英世のマスコットキャラクター「ひでよくん」、地元観光関係者、ホテルスタッフなどから盛大な歓迎を受け、大喜びの様子でした。翌2日から3日までは猪苗代町でスキー研修が実施されました。
取材に伺った4日、生徒たちはいわき市の沿岸部を視察し、津波の被害を受けた場所に実際に立ち、目を閉じ哀悼の意を表しました。また、宿泊先の同市常磐地区のホテルでは生徒たちはスタッフからの震災講話と、震災を経験した地元の方とのグループディスカッションに臨み、貴重な話にしっかりと耳を傾けていました。
生徒会長の田中誠大(まさひろ)さんに感想を伺ったところ「グループディスカッションでは福島の方々のふるさとを思う気持ちや復興に向けた心の強さを感じ、遠い地に住む私たちと絆を深めることができた。卒業後もまた福島を訪れたい」と話してくれました。また、牛島由貴さんは、「視察した海岸は穏やかだった。ただ、多くの方が被災していると思うと胸が痛くなる。福島だけが苦しむのではなく、みんなで元気を取り戻したい」と本県に向けてエールを送ってくれました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=313
【6】中央学院大学スキー・スノーボードサークルが南会津町で合宿を実施!
中央学院大学スキー・スノーボードサークルの17名が、平成27年2月8日から11日までの3泊4日の日程で、技術向上を目指して南会津町で合宿を実施しました。
合宿初日の8日、南会津町舘岩地区に到着した一行はホテルの目の前に広がるゲレンデで新雪の感触を楽しみながら終日スノーボードを満喫しました。
取材に伺った翌9日は、充実した練習を感じさせる爽やかな笑顔で出迎えてくれました。学生たちは、良質なパウダースノーのゲレンデを縦横無尽に華麗なシュプールを描き、ジャンプやターンなどの練習を行いました。
3年生の大井貴史(たかふみ)さんは、「福島の雪は踏み込む時にはしっかり食い込み、滑っている時はなめらかでとても良い。プライベートで何度も来ている」と満面の笑みで語ってくれました。
同じく3年生の齋藤優充(まさみつ)さんは、「特にごはんがおいしく、学生にも好評」と話してくれました。
○福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=312
【7】あぶくま洞で新企画「月の世界 竹取物語」開催中!
田村市滝根町にある「あぶくま洞」は、約8,000万年の年月が造り出した鍾乳洞です。
洞内ではさまざまな形の鍾乳石を見ることができ、自然が生み出した幻想的な世界を楽しむことができます。
現在、あぶくま洞では開洞後初となる企画「月の世界 竹取物語」が期間限定で開催されています。同企画は「月の世界」と称されるエリア内にイルミネーションを施すもので、竹灯とLED電球1万個の光が彩る神秘的な空間に、多くの人々が魅了されています。また、洞内の気温は15℃と冬でも暖かく、快適に過ごすことができます。
開催期間は6月下旬までとなっています。この機会に自然美と光が織りなす鍾乳洞の新たな魅力を体験してみませんか。
○あぶくま洞ホームページ
http://abukumado.com/
【8】ランドセル工場の見学や体験をしてみませんか。
多くのお客様に「魅(見)せる工場」をテーマとして建設された工場には、見学通路が設けられており、スタッフの案内を受けながらランドセルの製造工程を見ることができます。
社会見学や職場見学、企業見学など幅広く対応しています。団体での見学は、事前予約が必要となります。
また革小物製造体験などの施設も整備し、子どもだけでなく、学生や大人まで幅広い年代の方々が楽しめる施設となっておりますので、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがですか。
○ららちゃんランドセル「羅羅屋」ホームページ
http://raraya.co.jp/factory/