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福島県教育旅行メールマガジン 2015年7月発行 vol.135

【1】兵庫県の甲南高等学校が福島市で修学旅行を実施!

 平成27年6月16日から20日までの日程で、兵庫県の私立甲南高校の2年生193名が相馬市と福島市を修学旅行で訪れました。
 修学旅行初日の6月16日に本県入りした生徒たちは、相馬市民会館にて立谷相馬市長から震災講話を聴いた後、宿泊先となる福島市の土湯温泉で横断幕と福島県のマスコットキャラクター「八重たん」、土湯温泉のマスコットキャラクター「きぼっこちゃん」や関係者などから盛大な歓迎を受けました。
 翌17日の午前には環境学習として、土湯温泉の源泉地で温泉熱を使ったバイナリ―発電や小水力発電設備などを見学し、生徒たちはガイドの説明を熱心に聞きながら学んでいました。午後には福島高校を訪れ、同校の2年生320名と交流をしました。福島高校は応援団やチアダンス、甲南高校はラグビー部がマオリ(ニュージーランド)の伝統舞踊ハカを披露するとともに、福島高校のラグビー部と合同でハカを踊りました。その後、グループに分かれ、東日本大震災と阪神淡路大震災という大きな震災を経験した地域同士が、復興や風評被害などの課題解決について話し合いを行いました。
 甲南高校の植垣博斗さんは「福島県の情報はテレビや写真の映像でしか見ていなかったため、実際に訪れて見て、イメージが変わった」と話し、久保田晴智さんと大川航輝さんは「福島のご飯は美味しい。人は皆明るく、親切に対応してくれた。心の温かい人が多いと感じた。また、原子力の力だけでなく、次々と新たな再生可能エネルギーを見出していてすごいと思った」と話してくれました。
 甲南高校の杉本先生は「福島県での修学旅行は何度も生徒たちと話し合いを重ねて実現したため、大変充実した内容となった。甲南高校が修学旅行で福島を訪れたことで、福島県を訪れる学校が増え、福島の復興につながると良いと思う」と話していました。
 学校交流を終えた一行は、次の目的地である宮城県へ向かいました。

○福島県教育旅行ホームページ
 http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=330


【2】Facebook「ふくしま教育旅行」を開設しました。

 本県で実施する教育旅行の魅力や、実際に来県いただいた県外の生徒の皆さんの声などをフェイスブックで発信していきます。また、豊かな自然や歴史、そして震災及び原発事故を経験した福島ならではのコンテンツなども紹介しますので、ぜひご覧ください。

○Facebook「ふくしま教育旅行」
 https://www.facebook.com/FukushimaKyouikuTravel


【3】報道写真パネル「福島の記録」を無料で貸出しています。

 福島民報社では、復興事業の一環として、震災と原発事故後の県内の様子や復興に向けた取組などを伝える報道写真パネル「福島の記録」を制作しました。
 被災地の現実、古里再生を目指す県民の姿を多くの人々に知ってもらうため、無料でパネルの貸出しするものです。
 パネル構成は「3.11」、「原発崩壊」、「あの時県内は」、「再生・復興へ」など7部構成と表紙の計61枚です。
 福島県での修学旅行等の際には、事前学習等に活用することも可能でので、ぜひ御活用ください。

○福島民報報道写真パネル
 http://www.minpo.jp/pub/topics/revival/panel/


【4】岩瀬牧場で収穫体験に挑戦してみませんか。

 福島県鏡石町の岩瀬牧場は、明治40年にオランダからホルスタイン13頭を輸入し、日本で最初の西欧式牧場として誕生しました。
 岩瀬牧場では、夏の期間中ジャガイモ、ブルーベリー、トウモロコシの収穫体験をおこなっており、収穫したものはそのまま持ち帰ることもできます。
 他にも変わり種自転車、フラワーガーデン、国内最大級のツリーハウスがあり、子どもから大人まで一日中楽しむことができます。
 ぜひ、夏休みの機会に訪れてみてはいかがですか。
 
○岩瀬牧場
 http://www.iwasefarm.com/index.html


【5】会津若松市での教育旅行(体験学習)はお任せください。

 極上の会津プロジェクト協議会では会津の魅力いっぱいの体験メニューを紹介するパンフレット「2日目なんじょすんべ?」を発行しました。
「なんじょすんべ」とは会津弁で「どうしよう」という意味です。同誌には赤べこや絵ろうそくの絵付け体験、武者煎餅やランドセルの工場見学、ミツバチ巣箱観察等々多くの体験プログラムが掲載されています。
 2日目に限らず、会津へ旅行をお考えの方はぜひ参考にしてみてはいかがですか。

○極上の会津プロジェクト協議会
 http://gokujo-aizu.com/najo


【6】環境水族館アクアマリンふくしま「わくわく里山・縄文の里」がオープンしました。

 福島の海の大きな特徴である親潮と黒潮が出あう潮目の海がテーマの水族館「アクアマリンふくしま」では開館15周年に合わせて平成27年7月20日に新たな屋外展示施設「わくわく里山・縄文の里」をオープンしました。
 人と自然のバランスがとれた自然環境の中で、日本人が縄文時代から実践していた自然との共生に思いをはせながら、海山川の循環のあり方や自然環境の保全、自然の持続的な利用、多種多様な生物が織りなす命の営みについて考える機会を提供します。
 また、アクアマリンふくしまは東日本大震災の影響で多くの生物を失い、施設も膨大な被害を受けた中、多くの方々の協力の下、4か月後には営業を再開することができました。「災害をのりこえる」と題した写真展も開催しており、震災の被害から再オープンするまでの写真を展示するとともに、新しい時代へと歩み出した「アクアマリンふくしま」の未来への構想を紹介しております。
 ぜひ足を運んでみてはいかがですか。

○環境水族館アクアマリンふくしま
 http://www.marine.fks.ed.jp/index.htm